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冬至はいつで何をする日なの?食べるものに決まりはある?

冬至は二十四節気の1つで、1年で一番昼間の時間が短い日です。

冬至を境に風邪が流行したり、寒さが一層厳しくなったりと冬のターニングポイントでもあります。
冬至には何をして、何を食べるのが良いって言われているか知らない人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな冬至がいつで、冬至には何をするのが良いのか、何か食べるものが決まっているのかについてご紹介したいと思います。

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冬至っていつなの?

冬至は「冬の真ん中の日」なんて言う言われ方をすることもあります。

冬至には日本のある北半球ではお昼の太陽の高さが1年中で最も低くなります。
つまり昼が1年で1番短くて、夜が1年で1番長い日になるって事ですね。

冬至翌日から昼間の時間が長くなるので、昔は冬至を1年の終わりの日と考えていたんですって…確かに合理的な気もしますよね(笑)

毎年12月22日ごろが冬至で、2017年はどんぴしゃ12月22日が冬至です。

冬の真ん中と言っても寒さはこの冬至の頃から一層厳しくなります。風邪やインフルエンザなどの病気にもより気を付けないといけない季節になるって事です。

 冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」表現される ことがあります。

これは冬至を過ぎると日が長くなるという事で、冬が終わって春が来る前ぶれ、そして陰(悪い事)から陽(良い事)へ変わる日、つまり冬至を境に運が向くとされているのを表現しています。

冬至が1年で1番昼間が短いっていうのは知っていたけど、この日を境に運が向くとか言われているのは知らなかったです(;^_^A
こういう豆知識も知っているとより特別な日なんだな~って感じますよね。

二十四節気の意味とか時期とかあまり知らなかったけど、四季があるからこその日本の大切な風習ですから子供にもしっかり伝えてあげたいなって思います。

冬至には何をするのが良いの?

冬至のいわれはわかったけど、じゃぁその日には何をすれば良いのでしょうね。

冬至を境に寒さが厳しくなり、風邪が流行ったりすると言われているので、冬至にはしっかり温まり栄養のあるものを食べるのが良いとされています。

冬至にはゆず湯に入る習慣がありますよね。(知ってましたか?!)

冬至にゆず湯に入ると1年中風邪をひかないって言われています。

(ぜひ入ってくださいね。)

ゆずにはビタミンCやクエン酸が豊富で冷えた体を温めるんですって、風邪予防にも良いのでぜひ冬至にはゆず湯でリラックスタイムを楽しんでくださいね。

おすすめのゆず湯風呂
準備するもの ゆず4~5個、ゆずが入る布袋
1.大きめの鍋かボールにゆずを丸ごと入れて熱湯を注ぎます。
2.粗熱がとれたゆずを用意した袋に入れて袋の口を紐で結びます。
3.浴槽で袋ごとギュギュっと絞ってゆずを抽出、袋もそのままお風呂に浮かべて入浴します。

あ~いつもそのままゆず浮かべてた(;・∀・)
ちょっとひと手間かけた方が効果的なゆず湯に入れるんですね。

その他にも冬至にかぼちゃを食べると病気にならないとか、冬至がゆ(小豆入りのおかゆ)を食べるなどする人が多いです。

女性には特にゆず湯がおすすめの理由

ゆず湯は体を温めて風邪予防にも効果がなんて言われているので冬至にはゆず湯に入るのがおすすめなんですが、ゆず湯って他にも女性に嬉しい効果が期待できるんですよ。

ゆずの皮に含まれている精油成分がお湯に溶け出して皮膚を覆ってくれるのでしっとり、ゆず湯につかるとしっとりすべすべの素肌になります。

またゆずに豊富に含まれるクエン酸、ビタミンCには美白効果もあるんですって…

しっとりすべすべ&美白効果ありって聞いたら女性なら絶対入らなきゃですよ。

今まではあ~冬至、ゆず買ってくるの忘れたわ…程度で済ませていた人もぜひ今年はゆず湯につかって風邪予防&美肌を手に入れてください。

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冬至に食べるものって決まっているの?

冬至にはかぼちゃを食べると良いって聞いたことがあるって人は多いのではないでしょうか。

私も小さいころから冬至にはかぼちゃの煮物とか食卓に並んでいたのを覚えています。子供の頃はちょっと嫌だったんですけどね(・_・;)

冬至にかぼちゃを食べると病気にならないって言われてるんですよ。ちゃんと食べる理由ってあったんですね(笑)

なんでかぼちゃが良いのかというと…
ビタミンAってとっても大事で、ビタミンAが不足すると抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなります。
かぼちゃには体内でビタミンAに変化するカロチンが多く含まれているからかぼちゃが良いってされているんですよ。

ただの慣習ではなくちゃんと科学的な根拠もあったんです。ぜひ今年はかぼちゃ食べてくださいね。

また冬至には「ん」のつく食べ物を食べると良いとも言われています。

これは 「ん」のつく食べ物を食べると「うん(運)」が呼び込める からなんですって…
そう考えるとかぼちゃも「南瓜(なんきん)」って言いますから「ん」が2つもついていてさらに運気が呼び込めるって事でしょうか( ´艸`)

かぼちゃは病気の予防にも、運を呼び込むのにも良いんですね。

「ん」はいろはにほへと…が「ん」で終わる事から1年の終わりを表すとも言われていて、冬至が1年の終わりと考えていた時には、1年の最後に「ん」のつく食べ物って理由もあったのかもしれませんね。

フレンチディナーブッフェ付花火観覧クルーズ(15,000円)
れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)

他にもありますが、今あげたかぼちゃを含めた7種類を「冬至の七種(とうじのななくさ)」と言います。どれも「ん」が2回で縁起が良いんです。

かぼちゃが苦手という人は他の冬至の七種でも良いのでぜひ今年は食べてみましょうね。
全部食べるとどんだけ運がついちゃいますかね~( ´艸`)

まとめ

何の気なしに過ごしていた「冬至」ですが、ゆず湯やかぼちゃがなぜ良いのかとか知ると、しっかり行事として子供にも伝えていきたいなと思いました。

ぜひぜひ今年はゆず湯&冬至の七草で寒い冬を乗り越えてくださいね。

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