健康

鼻をすする癖はよくない?治すには?マナー違反なの?

風邪、花粉症、鼻炎で年中鼻水が…って人も最近は多くなってきましたよね。

鼻をすするのってよくないって聞くけど、癖になっちゃってるし、でも体に悪いなら止めた方が良いよななんて悶々と思ってる人もいるのではないでしょうか。

今回は鼻をすする事について、癖だから仕方ないって思っている人にも、どんな悪影響があるのか、マナー違反だと思われているのではなどの違った視点で紹介してみたいと思います。

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鼻をすする癖ってよくない?

鼻をすするのは良くないって聞くけど、実際は何がよくないのでしょうか?

良くないって漠然と言われてもと思いますよね。
特に鼻をすするのが癖になっている人にとっては、良くない理由がわからないとなかなか改善が難しいと思います。

癖を直すのって難しいですからね。

鼻は喉にも耳にもつながっています。
鼻をすする事で両方に悪影響を及ぼします。

鼻をすする事で雑菌が耳や喉に入って炎症を起こしたりします。
中耳炎の原因の1つに鼻をすする事が入るのも納得です。

また鼻をすすると鼻と耳をつなぐ管からも空気が抜けて鼓膜が凹んだ状態になるそうです。
これも中耳炎の原因の1つだそうです。

この凹んだ状態だと耳に閉塞感を感じたり、聞こえにくくなったりするのですが、再度鼻をすする事で1次的に症状が緩和することがあります。

なので鼻をすすり続けてしまうんですね。

私の場合
私も鼻炎があるのですが、なんとなく鼻の奥の方が気持ち悪くて、鼻をかんでも出てくる感じがないとどうしても鼻をすすってしまいます。

そうすると、一瞬はすっきりするけどまた同じように感じて鼻をすするという負のループにはまる事があります。

最近子供に「鼻はすすらない!」って注意するんですが、自分が出来てないのに…と子供に言っても説得力無いなと感じているところです。

またすすった鼻を飲みこんだりすると、喉にも雑菌が付いてしまいます。
飲みこんだ鼻水を異物として外に出そうと咳や痰がでます。

鼻が詰まっている状態だと口呼吸になりやすく、乾燥もするので余計に咳がでてしまうことになります。

もちろん耳や喉だけでなく鼻自体にも影響があります。
急性の副鼻腔炎になったり蓄膿症(慢性副鼻腔炎)になったりします。

鼻をすするのはこう見てくると百害あって一利なしと言った感じですね。

鼻水が出たらこまめに鼻をかむを意識していきたいものです。

鼻をすする癖を治す方法とは?

鼻をすするのが癖になっていると治すのって結構難しいと思いますよね。

でも鼻の奥の不快感が、副鼻腔炎や鼻炎の影響であるなら根源を退治してしまえば鼻をすする必要がなくなります

自分は鼻をすする癖があるかなと言う人は、慢性の鼻炎や副鼻腔炎などにかかっている可能性があるのでぜひ耳鼻科を受診してみて下さい。

私の場合は鼻炎だからと少しの鼻水ぐらい気にしません。

でも鼻風邪がひどいなと耳鼻科にかかった時に「副鼻腔炎になりかけだね。抗生剤出しとくから…」と言われたことがあります。

この時は鼻をすすったから副鼻腔炎になりかけたのかもしれません。

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鼻をすすることで負のループに…

鼻水が出ると鼻をすすってしまい、鼻をすすってしまうから余計に悪化するという負のループにはまってますね。

炎症がひどくなってからだと治すまでも時間がかかるので気になったら早めに受診ですね。
ひどい場合には手術を勧められることもあるようです。

癖だと思っていたのが病気が原因って事もあるって事です。

もちろん何の異常もなく健康体であれば意識的に鼻をすするのを止める以外にはないのかもしれませんが…

実は癖じゃなかった実例
鼻水とは関係ないですが、昔は足を組む癖がありました。
食事のときでさえダイニングテーブルの下で足を組んでくらいでした。

でも、ある日腰痛で整体に行き、歪みを治してもらったら、あんなに組みたかった足を組むことがなくなりました。

結局は癖だと思っていたのに、ただ体が歪んでいてそのアンバランスを整えるために組んでいただけだったんです。

鼻をすするのも癖になっていると思っていても、実は病気が原因ってこともありますから気になっているなら調べてみるのがおすすめです。

鼻をすするのはマナー違反なの?

鼻をすするのが癖になっている人は、たぶん無意識にすすってしまう事もあるでしょう。

バスや電車などの公共交通機関の中でも、仕事中に自分のデスクでもきっと鼻をすすっていると思います。

でも、鼻をすする音って結構みんな耳障りだと感じるようです。

自分だったらどうかなと考えてみると、自分もやってしまっているのにそれを棚に上げるのはなんですが、確かに何度も鼻をすすっている人がいたら不快に思います。

他人の立場に立ってみると自分の行為がマナー違反かどうかわかりますね。

なんとなく鼻をかむより鼻をすする方が良い気がしてしまいますが、周囲の声を聞いてみると断然鼻をかんでほしいと感じているようです。

ではここで正しい鼻のかみ方もおさらいしておきましょう。

正しい鼻のかみ方
片方の鼻をしっかり押さえて、片方ずつ鼻をかみます。
しっかり息を吸ってから鼻をかむ。
少しずつ鼻をかむ。一気に出し切ろうと思わない。

逆に鼻をかむときのNG行為もチェックしておきましょう。

強くかみすぎると耳が痛くなったりするので注意が必要です。
両方同時にかむのも、細菌が鼻の奥に入り込み副鼻腔炎になる事があるのでNGです。
鼻くそをほじるのも、粘膜を傷つけたり、細菌が入ったりするのでやめましょう。

まとめ

鼻をすする行為は健康面で見てもマナー面で見ても思った以上に悪い影響がある事がわかりました。

鼻をすする癖なんて大したことないって思っていましたがもう少し真剣に受け止めた方が良いようです。

周りに指摘される前に、鼻をすする癖を治すようにしたいですね。

子供も実は鼻をすすっちゃったりします。原因や対処法はこちらを参考にしてください。
⇒ 子供が鼻をすする原因は?すすり癖を直すには?病気の原因になる!?

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