お盆の準備はいつから?お供えはどうする?飾りは?

お盆

みなさんはお盆の準備っていつから始めますか?

お盆の時期は地域によって7月であったり8月であったり違いますが、準備するのはいつからなんでしょうか?
何もしないという人も居るかとは思いますが…(^_^;)

今回はお盆の準備はいつからしたらいいのか?お供えの準備はどうする?飾りの準備って…?と言う点からお盆の準備についてご紹介したいと思います。

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お盆の準備はいつからするの?

お盆の準備っていつからするのって疑問に思っている人も居るのではないでしょうか。

そもそもお盆っていつなんでしょう?

これは地域によっても違いますが7月13日~16日(15日までのところもあります)もしくは8月13日~16日です。
7月を新盆、8月を旧盆なんて言ったりしますよね。

お仕事などのお盆休みって言うと8/13~15ぐらいだったりするのでお盆って言うと8月と思っている人が多いのでしょうかね。
東京都は7月にお盆を迎える様ですが、都内の会社で仕事をしていた時もお盆休みは8月でしたね(笑)

ちなみにわが家は8/13に迎え火を焚き、8/16に迎え火を焚きますので8月がお盆として話を勧めますね。
一般的な準備自体は同じなので、7月の地域の方は7月と読み替えて下さいね。

前置きが長くなりましたが本題に入って行きます。

8月(お盆の月)に入ったら仏壇を掃除しましょう。
仏壇の手入れって意外とやっていないですよね。
お水を変えたり、お花を変えたりは日々していると思いますが、8月になったら日頃あまり掃除してないところまで埃を落としたりしておきましょう。

香炉の灰もふるいにかけるなどして、古い線香の残りかすも綺麗に取り除きましょう。
わが家では灰をふるう様のふるいもないので割箸で地味に取り除いています(^_^;)

割箸で灰をかき混ぜているとヒョコッと線香の残りが飛び出してくるのでそれを1つ1つ箸でつまんでなので完全に取り除けてはいないと思います。
やってみると地味ですが結構集中してやっちゃいますよ(*^_^*)

お盆の日が近づいてきたらお墓の掃除にも行きましょう。
普段なかなか行けないという人も居るかと思いますが、お盆前には1度行ってお参りの際の蝋燭の燃え残りや線香の燃え残りなんかを掃除したり、お墓の周りの草むしりや墓石も磨いてあげましょう。

お盆の準備はお盆月に入ったら少しずつ始めるのが良いですね。
ギリギリだとお盆飾りやお供えなどの準備なんかでバタバタして掃除にまで手が回らないなんて事にならないように早めに始めるのがおすすめです。

お盆の準備 お供えはどうする?

お盆の時は日ごろ仏壇にお供えしているものとは違う、お盆ならではのお供え物があります。

お盆に入る前日8/12にはお迎え準備としてお供え物や、仏具、ローソクや線香など足りないものを買い足して準備をしておきましょう。

お盆のお供え物
精霊馬(きゅうりの馬となすの牛)
水の子
仏花
そうめん
果物
団子
お菓子など

宗派によっていろいろ決まり事もある場合がありますので必要なものを用意しましょう。
浄土真宗ではお盆に特別に迎え火を焚いて先祖の霊を迎え…などは行わないようです。

我が家は曹洞宗でかつお寺の方から○日のお昼にはこれこれを供えてなどいろいろ決まりがあります(-_-;)
全部はやれなくても良いんでしょうが母は根がまじめなタイプなので全部こなそうと毎年とても忙しそうにしています。

これらのお供えで必要なものは事前に購入しておくと良いです。
もちろんお盆中もスーパーはやっているので足りないものは買いに走れば良いんですけどね。

お盆の準備品ってスーパーなどで見かけますが、まだ良いやって思っていると直前には売り切れててなんて事もあるので注意が必要です。

昨年団子を買い忘れたとかで母は忙しい中せっせと団子を手作りしていました。

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精霊馬なんかもきゅうりとなすと割りばしがあれば出来ちゃうので問題ないですが、今は 精霊馬を作るセットが売っていたりします。
用意しておくと楽だったりはしますよね。

お盆の準備

お供えする精霊馬や水の子の作り方をご紹介します。

精霊馬の作り方
きゅうり、なす、割りばし2膳
割りばしを割って長さをそれぞれ半分にします。
きゅうり、なすを割りばしを刺して足を作ります。(バランスを見て作ってください)

水の子とは…

きゅうりとなすとお米で作ったお供え物です。
水の子の作り方
きゅうりとなすは1cm角の賽の目に切ります。
切ったきゅうりとなすを洗ったお米と混ぜ合わせ蓮の葉に盛り付けます。
(蓮の葉が手に入らないときは通常の器を利用しても構いません)

必要なものは前日には用意しておくと安心ですね。

お盆にお備えするお花に関してはこちらも参考にしてみてください。

お盆準備 飾りはどうする?

お盆には仏壇の前にお盆棚( 精霊棚、施食棚と呼ばれることも…)作ってお供え物や霊供膳を置いたりします。
また盆提灯も飾ったりしますよね。

お盆棚や盆提灯はいつ作れば良いのでしょうか?
お盆の数日前(8/8頃)に組み立てておきましょう。

直前だとバタバタしてしまいますし、お盆棚にきちんと飾りつけするのは前日(8/12)で良いですが、先に出来る準備をしておくと買い忘れなどが防げます。

盆提灯の組み立ても1年に1回の事なので意外と手間取ったりします。
我が家でも兄がやっているようなんですが、あれ?!ってなったりしています(笑)

盆棚はそれようの組み立て式のものを購入しても良いですし、仏壇の前に小さな折り畳みの机なんかを広げて代用しても良いです。

お盆中は戻ってきている亡くなった人にも3食お膳( 霊供膳 )を用意します。
霊供膳は基本は仏様の作法に則ったお膳(精進料理等)を用意します。

でも毎食は大変ですし、亡くなった方が好きだったものの方が喜ぶのではって事で、故人の好きだったものをお供えする家も多いです。

要は気持ちですので、気持ちのこもった手作りのお膳を並べて一緒に食事を楽しんでみてください。

ちなみに先ほども少し書きましたが、我が家の場合はお寺の方でいついつの朝食にはこれでとお膳のメニューにも指定があるのでそれに従っています。

決まりがあればそれに従っておけば間違いないですが、全てきっちりこなそうとすると大変だと思うので、おもてなしの気持ちは忘れずに、我が家流を作っても良いのではないかと思いますよ。

曹洞宗の飾り方はこちら、浄土宗の飾り方はこちらも見てみる。

まとめ

お盆の準備ってなんかちょっと面倒な気もしますが、亡くなった人がこちらに帰ってくる大切な行事でもありますからちょっと頑張って準備してみてください。

色んな決まりごとはありますが、あくまでもマナーなので、気持ちがこもっていれば少しぐらい自己流があっても良いのではないかと思いますよ。

ただ、ご自宅に僧侶の方を読んで読経をしてもらうとかの場合は失礼のないようにルールに従うのも忘れずに…

お盆の準備などに関するまとめ記事も見てみる。

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