花火大会や夏祭り…可愛い浴衣を着て行きたいなぁと考えている人も多いのではないでしょうか。
でも浴衣って帯で締め付けるし、結構暑いんですよね。熱中症にでもなったらどうしようと心配になります。
今回は、花火大会で浴衣は暑いか、熱中症の対策の仕方や少しでも涼しく快適に浴衣を着る方法を紹介します。
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花火大会に浴衣で行くのは暑い!?
夏のイベント花火大会やお祭り、せっかくだから浴衣を着たい!と思いますよね。
浴衣は一見涼しそうに見えるんですが、暑いです。
浴衣の下には浴衣用の肌着を着ていますし、体の中心には帯を巻きつけます。
浴衣本体は体にしっかりと密着させて着付けるので、風を通すこともありません。
浴衣で人ごみの中を真夏に歩き回るなんて考えただけで汗が吹き出してきそうです。
さらに足は思い通りに動かしにくく、慣れない下駄で歩き回ることが余計に体を暑くさせそうですよね。
どれだけ涼しい格好をしても暑い真夏。
さらには人ごみ。
花火大会に浴衣は、正直言ってとても暑いです。
でもオシャレ女子は寒さに堪えてミニスカートとかしますからね(笑)
どんな格好でもそれなりに暑いので、暑さを覚悟して浴衣良いと思いますよ( ´艸`)
浴衣だと熱中症になりやすい?対策は?!
なにもしていなくても汗がとまらない真夏に、普段よりも厚着になる浴衣を着るなら必ず熱中症には気をつけないといけません。
浴衣を着付けるとき、着崩れしないようにしっかり体に巻きつけてその上から帯をつけます。
浴衣は風通しが悪く、体に熱がこもりやすくなるので熱中症になりやすいといえます。
花火大会の途中で倒れないよう、しっかりと対策をしましょう。
浴衣の際の熱中症対策!
では、浴衣の際の熱中症対策をいくつか紹介します。
浴衣を着る前にできる対策は?!
- 浴衣を着る前に冷たいシャワーを浴びる
体の体温を下げ、クールダウンしておきましょう。 - 両脇の下、背中に冷えピタを貼る
熱が出たときにおでこに貼ると冷たくて気持ち良い冷えピタを、熱のこもりやすい脇の下と背中に貼るのがおすすめです。
暑いと感じたらすぐ室内など涼しい場所へ移動!
暑いと感じたらすぐに日陰や室内などへ移動しましょう!
夏なので基本的に常に暑いのですが、いつも以上に「あっつ~」「だる~」と感じたら近くにあるショッピングセンターやコンビニなどの涼しい建物へ非難しましょう。
そういう場所がない可能性もあるので、日傘や扇子、うちわ、保冷剤など暑さ対策をしていくと良いですよ。
たっぷりと水分補給する
水分補給が大切なのは誰でも知っていますよね。
ただ浴衣を着ると
- お手洗いに行くのが一苦労
- 花火大会の会場になかなかお手洗いが見つからない
- 今いる場所から遠い
- 仮設トイレが汚い
- 並んでいるから
といった理由で水分を摂るのを控えてしまう人って結構います。
その気持ちすごくわかるんですが、飲み物を控えるのはすごく危険です。
浴衣を着ている人は特に水分をいっぱい摂るように心がけてください。
おすすめなのが、水、スポーツドリンク、経口補水液です。
お茶、コーヒーやアイスティー、お酒は水分補給にならず、むしろ脱水を引き起こす飲み物なのでこの日は控えましょう。
熱中症対策の飴をなめる
夏になるとお店に並ぶ塩味の効いた熱中症対策の飴を数個バッグのなかに忍ばせておきましょう。
汗をかくと体の中の水分と一緒に塩分も出されてしまいます。
これが熱中症の原因のひとつなので、塩分補給もできるようにしておくのが良いです。
おろそかにしがちですが、水分補給と同じぐらい塩分補給は大切です。
浴衣を少しでも涼しく着る方法を教えて!
それでもせっかくの花火大会、浴衣を着て行きたいですよね。
そんな方の為に、暑い浴衣を少しでも涼しく着る方法を紹介します。
制汗剤や制汗スプレーで汗をブロックする
脇汗を少しでも抑えるために、着付けをする前に制汗剤でブロックしておきましょう。
気になる臭いも抑えられます。
気を付けることは、制汗剤がしっかり乾いてから浴衣を着るようにしましょう。
浴衣用肌着やインナーを着る
余計に暑くなりそうに感じますが、肌着は着崩れを防止するだけでなく汗をしっかりと吸い取ってくれます。
ワンピースタイプのものや上下分かれているセパレートタイプのものまであります。
自分が着やすいものを選ぶのが一番です。
おすすめは、セパレートタイプで下がズボンタイプのもの(ステテコ)は、汗をかいても足に不快感なくいられます。
下着のラインが出にくいのも嬉しいですし、長時間歩く花火大会にはとてもおすすめです。
吸汗速乾素材の浴衣を選ぶ
綿や麻の素材は汗を吸い取って涼しく着られます。
ポリエステル素材の浴衣はプチプラですが、汗を吸い取らないため余計に暑く感じてしまいます。
安いのも重要ですが、着心地はもっと重要です。
購入の際に「吸汗速乾」などと記載されているものなら安心ですよ。
これらの浴衣は不快感を軽減してくれるので、浴衣を着る機会も増えるかも…
浴衣で涼しく過ごすために持っていきたい持ち物!
- 扇子を持ち歩く
浴衣とセットで売っていることも多い扇子は暑いときに大助かりです。忘れずに持ち歩くようにしましょう。 - 保冷剤を持ち歩く
バッグに1つ忍ばせておいて、暑くなったら首に当てましょう。握っているだけでも十分気持ちが良いですし、首を冷やすと体全体がクールダウンします。 - 日傘を持ち歩く
ちょっと邪魔にはなりますが、昼間に外出するのであればあると便利です。
ただし、混雑具合によっては使えない(使わない方が良い)事もあるので注意が必要です。
まとめ
夏の大イベント花火大会や夏祭りは、浴衣を楽しみたいですよね。
暑さは心配ですが、きちんと工夫や対策さえすれば浴衣は涼しく着ることができます。
着付け前にできる事や、持ち物などで涼しく過ごす工夫は出来ますので、ぜひ浴衣で花火大会や夏祭りを楽しんでくださいね。
また、熱中症対策も忘れずに…水分補給・塩分補給は意識的にするようにしましょう!