生活

ヤモリが家の中にどこからくるの?見失うと放置でも良い?逃がし方は?

どこから入ってきたのか、ヤモリが家の中にいます。
捕まえようとするけど、チョロチョロと動き回って見失ってしまいました。
家の中に入ってきたヤモリ、放っておいて大丈夫かな、できれば外に出したいけど...
そんなお悩みについてお伝えします。

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ヤモリが家の中…どこから来るの?

ヤモリはどこから家の中に入って来るのでしょうか。

ヤモリは開いているドアや窓だけではなく、1㎝ぐらいの隙間があればどこからでも入ってきます。

赤ちゃんヤモリだったらもっと狭い隙間からでも入ってきます。

窓と網戸の僅かな隙間、換気扇、エアコン用の壁にあけられた穴の隙間、ガスや水道の配管、下水道の配管など家の中と外をつなぐ隙間はたくさんあります。

ヤモリは、それらの全ての隙間から、家の中に入って来ることができます。

ヤモリは家の中の嫌な虫、ゴキブリや小バエ、蛾や小虫などを餌にして退治してくれます。

ヤモリはなぜ家に入ってくるの?

ヤモリは家にいる害虫を求めて、家の中に入って来るのです。

逆に言えば、餌になる虫が居なければ、ヤモリは家の中には入ってこないということになりますね。

家の中に入れたくないのならば、常に家の中を清潔にして、害虫を増やさないように保てば良いのです。

ですが、どんなに掃除や害虫の駆除をしても、ヤモリの餌になる害虫を皆無にするのは、難しいですよね。

という事で…やっぱりヤモリは、どこからか家の中に入って来てしまいます。

ヤモリを家の中で見失う…放置しても大丈夫?

もしヤモリが家の中に入って来て、見失ったとしても、そのまま放置して大丈夫です。

ヤモリは人間には無害ですし、人間の役に立つ生き物です。
ヤモリには毒がありませんので、たとえ噛みつかれたとしても大丈夫です。

とても骨格が弱い生き物ですし歯も小さいので、逆にヤモリの方が、顎の関節が壊れて、死んでしまいます。

ヤモリは臆病なので、人間に向かってくることは、よほどのことがない限りありません。

愛嬌のある顔だとか動きがかわいいとかで、ヤモリをペットとして飼っている人もいるくらいです。

またヤモリは家の中の小バエやキブリの幼虫、蜘蛛や白アリ、照明に寄って来る蛾や小虫など、人間にとって迷惑な虫を食べてくれます。

ヤモリは、人間にとって役に立つ生き物、いわゆる益虫なのです。

ですから見失ったとしても、放っておいて問題ありません。
と言っても、家の中にヤモリが居ると思うと、落ち着かない人もいると思います。

それに糞などで、家の中を汚されるのも迷惑なことですね。

けれども先人たちは、ヤモリを家守と書いて、ヤモリが居ると火事にならないなど、家を守ってくれる生き物として、むしろ歓迎していました。

ですから家の中でヤモリを見つけた時、どこかに隠れて見失ったとしても、あまり神経質にならなくて大丈夫です。

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ヤモリを見つけた時の逃がし方は?

さて家の中でヤモリを見つけた時、どうやって逃がしたら良いのでしょうか。

  • ヤモリを素手で触っても平気だと言う方は、そっと手で捕まえて外に放してあげます。
    素手では無理という方は、網や袋などを使って捕まえて、外に放してあげましょう。
  • 長い棒のようなもので、つんつんと突いて出口まで誘導してあげても良いですね。
  • あるいはハエたたきやスリッパなどでそっと叩いて気絶させ、外に放してあげます。
    でもヤモリは骨格が弱い生き物ですから、強く叩くと死んでしまいますので、気を付けてくださいね。
  • また大きな音が苦手なので、音を立てて外に追い立てるのも良いでしょう。
  • 蚊取り線香の煙で燻り出すというのもあります。

とはいえ捕まえて逃がしてあげるのは、なかなか難しいと思います。

すばしっこくて、臆病なヤモリは、簡単には捕まえさせてくれません。
ヤモリは壁でも天井でも自由自在に歩き回れますし、チョロチョロととても素早く動きます。

またヤモリは臆病なので素早く、壁と家具の隙間や床と家具の隙間などに逃げ込んで、隠れてしまいますね。

そんな時は無理に追いかけ回して、外に出さなくても良いと思います。
ヤモリは夜になるとまた、虫を食べに出てきますので、次のチャンスを待ちましょう。

それに、いつの間にか居なくなっているということもあります。

まとめ

冬の寒い時期は、じっと隠れてほとんど動き回ることがありませんが、温かくなってくると現れ、夏になると活発に動き回るヤモリ。

昼間は暗い狭い隙間でじっとしていますが、夜になると餌を求めて動き回ります。
どんなに気を付けていても、家の中に餌となる虫がいれば、わずかな隙間からでもいつの間にか家の中に入り込んできます。

捕まえようとしても、ヤモリはすばしっこくて、壁やら天井やら所かまわず動き回り、すぐに手の届かない、家具などの隙間に逃げ込んでしまいますよね。

外に逃がすのは一苦労です。
ヤモリは人には害を与えないから、見失っても放っておいて大丈夫です。

ヤモリは家を守ってくれるとか、ヤモリのいる家は火事にならないとか言われています。

昔からヤモリは家を守る生き物として、身近な存在であり、人々に親しまれて来ました。
できれば、家の中の害虫を駆除してくれるヤモリと、上手く共存できれば良いですね。

 

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