ファッション

浴衣で昼間に外出はダメ?暑い時の対処法や色のおすすめは?

浴衣を朝や昼に着て外出しても大丈夫です。
暑さ対策は日傘や扇子、それから着付けの補正用のタオル中に小さな保冷剤を入れ利用して見たり、ハンカチに保冷剤を隠し持ってみたりして文明の利器と涼しく着られる浴衣の生地、下着(肌着)の生地を上手に利用しましょう。
色はどんな色でも素敵なので、どんな印象にしたいかで選んでみてください。
いろんな色にチャレンジしてみてください!!

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浴衣で昼間に外出するのはダメなの?

浴衣着て朝や昼に外出しても大丈夫です。

日常着としても、普段着にしても問題はありません。
ぜひ、着てください。時期や季節も過ごしやすければ着て大丈夫です。

寒くなければ、おおよそ、4月頃から10月頃まで着用OKです。
(地域にもよりますが。)

7月~8月が相応しいと言われているようですがあくまでも目安です。
何月~何月が良いのかと言う絶対的なルールはありません。

ただし、TPOはわきまえて着用してくださいね。

催し物や主催者によってはドレスコードが決められている場合も場所もあるので、その点は、きちんと確認をしておくといいでしょう。

昔と違い現在では様々なホテルで浴衣パーティーが開催されておりますので、ぜひ、楽しんでください。

浴衣が昼間暑い時の対処法は?

昼間暑い時に浴衣ってもう着るだけで汗が…ってなりがちですよね。

できれば家を出る前から汗だくは避けたいという事で、対処法をご紹介していきます。

  • 浴衣を着る前に冷房の効いた部屋を準備
  • 着る直前に冷た目のシャワーを浴びる。

汗が出にくくなり、しばらくは涼しく過ごせます。

暑くても浴衣の下に肌着は着用!

暑くても、肌着は着用してください。

肌着は汗を吸ってくれますし、浴衣が汗で濡れて不快感を感じずに済みますし、さらに、浴衣の汗ジミも大幅に防げます。

和装ブラジャーが好ましいですが、メッシュの肌襦袢や、吸湿・放湿性が高い冷感インナーの「スポーツブラやカップ付きインナー」が望ましいです。

パンツよりもステテコを!
(もちろん、色や柄には最適なものを用意してください。)

通気性が良く汗を吸いやすく、乾かしやすいので足回り特に内側の太股が蒸れにくくなり、
過ごしやすくなります。

ショーツのラインが出ないという点でもおススメです。

浴衣や帯の素材も要チェック!

浴衣や帯が複数あるなら、綿や麻、木綿などの天然繊維の通気性が良いものを選びましょう。

ただし、最近では吸水速乾性の加工済みの物や薄手の場合は、長時間着用していても蒸れにくく、風通し良く出来ているその他の生地もあるので、タグ等をご確認ください。

ウエストの部分にタオルを当てその中に小さい保冷剤を入れておくのもひとつの手です。
お腹を壊さないよう冷たくなり過ぎない程度に調節してください。

お腹ではなく背中に入れるのもいいでしょう。
ウエストにタオルは補正と汗取りを兼ねています。

濡らさなくても涼しい涼感マフラータオルを半襟の様に着用すれば首元を涼しく保てます。
髪はやはり、まとめて上げておく方が涼しいですし、見た目にも上品で艶っぽいです。

浴衣を着る為に必要な物としては基本的に7点あります。
『浴衣・帯・肌着・腰紐・前板・着物ベルト・タオル」を全部使用して着付けると暑くなり蒸れやすくなります。

型崩れなく着付け出来るのであれば、前板・着物ベルト・タオルは無くてもOKです。
(前板は帯のしわ避けに、着物ベルトは襟を整える為、タオルは帯や体形の調整に)

浴衣を涼しく着つける方法!

その他涼しく着つける方法は、

  • 着丈をくるぶしの上くらい短めに。
  • 日傘や麦わら帽子やカンカン帽のような浴衣でも違和感のない帽子をかぶる。
  • 扇子を使う、冷却スプレーを使う、冷感シートを見えない所に貼る。

なるべく日陰を探し、保冷剤をハンカチや手ぬぐいに包み、首筋、足首、わきの下などに
当てると体温が下がりやすく効果的です。

熱中症対策に塩分、糖分、水分補給は必ず行ってください。

帯でわきの下くらいを腰紐で少し強めに巻くと皮膚圧反射という現象によって汗を出にくくするやり方がありますが、慣れていない方は気持ち悪くなる事もありますので、十分に注意して行いましょう。

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浴衣を昼間に着るならおすすめの色とかあるの?

昼間に着るからと特別に色を意識する必要はありませんが、色によって受ける印象も違うのでその辺は知っておくと良いです。

  • 清潔さや潔さ美しさや純粋な印象の白色。
  • 清楚で爽やかで涼しげな青色。
  • カジュアルで新鮮で希望の持てる印象の黄緑。
  • 抽象的で素朴でもあり渋い印象の濃い緑色。
  • 高級感があり洗練されていてかっこいいイメージの黒色。
  • 知的で落ち着きがあり誠実な印象で定番の紺色。
  • 自由で清々しく涼しげな印象の水色。
  • にぎやかで親しみやすく社交的明な印象の黄色。
  • 優しく、可愛く華やかな印象のピンク色。
  • 高貴でかつ優雅で魅力的な印象の紫色。
  • 鮮やかで華やかで情熱的で活動的な印象の赤色。

昼間に着るとなると、白色や透け感のある浴衣が涼しげでと選びがちです。
ただ、白色や透け感のある浴衣を昼間に着る場合だけは肌着などが透けてしまうので注意が必要です。

基本的には昼間に着るからといって、避けるべき色とかはないので自分が気に入ったものを着るで良いですよ( ´艸`)

浴衣は体に当てて似合うものを選ぶべし!

着物屋で働いていた私の意見としては、好きな色と似あう色は違います。

特に着物や浴衣に関して言うと鏡の前に立ち羽織って見るまでわかりません。
なので、好きな色と好まない色とそのどちらでもない色を選び、鏡の前に立ち羽織って見てください。

自分自身でもビックリするくらいの驚きに出会えると思います。
好きな色が似あわなかったり、好まない色が似あったり、思いもしない色があなた自身の魅力を引き出してくれたりします。

もちろん、色だけでなく柄も同じくです。
浴衣というものは1着あれば、帯や兵児帯や下駄に巾着にバック、扇子や帯紐・帯留めなどを変えるだけでも様々な表情を出してくれます。

その時の気分に合わせて大人っぽくしてみたり、艶っぽく魅せてみたり、清楚にしてみたりして浴衣を思い存分に楽しんで見てください。

まとめ

浴衣は日本の大切な文化です。
昼間に着ると暑い…というのが気になるかもしれませんが、着てはいけないという事はありません。

花火大会やお祭りなどいろんなイベントで様々な国の人々も楽しまれています。
暑さ対策を上手に行い浴衣を着る機会を増やしてみてください。

浴衣の色も昼間に着るから特別この色が良い、この色は避けるというのはありませんので、似合う色を見つけてお気に入りの1枚を着てみてくださいね。

淡い色の浴衣を選ぶ場合は昼間は特に透けるかもしれないので、そこだけ注意が必要です。

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