ファッション

真珠の値段の違いは何がある?安い時期や購入の注意点は?

真珠のアクセサリーは、アクセサリーの中でも1つ持っていれば何かと役に立ちます。

いろんな場面で、使う事がマナー違反にならないので便利ですよね。しかし、パールといっても天然や養殖など種類が多いのでどんな物を買えば良いのか迷ってしまいます。

そこで今回は、真珠の値段が違うのは何故か。買う時期によって安くなったりする時期があるのか。真珠を買う時に気をつけるところなどについて、ご紹介します。

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真珠の値段の違いって何があるの?

本真珠や南洋真珠は、1つの真珠貝(アコヤ貝、白、黒蝶貝)から採れる真珠は1粒です。

核と呼ばれる丸いビーズ(主に貝殻で作られている)を挿入しますが、貝がビーズを吐き出してしまったり、取り出す前に貝が死んでしまう恐れもあります。

本真珠が、売り物として取り出されるまでは約1~3年かかります。
しかし、淡水真珠の場合は、1つの貝(池蝶貝)から20~30粒の真珠が採れます。

小さなチップを貝の中に沢山入れておげは、約半年~1年で取り出しができるようになります。

本真珠は一度真珠を貝から取り出してしまうと、もうその貝は使えなくなってしまいますが淡水真珠は2〜3回は、真珠を取る事ができるので大量に養殖ができます。

その為、安くなっています。

淡水真珠も昔は、日本の琵琶湖や霞ヶ浦で養殖されていたのですが、最近売られているのは、中国産がほとんどです。

中国にたくさんある三角帆貝などは淡水真珠貝で、たくさん取る事ができるため、中国産の真珠は安くなっています。

真珠の値段に関わる要素って?

真珠は、色々な要素によって価格が変わります。

  • サイズ
  • 照り
  • シミやキズ

・サイズ:9mmをより大きくなると、急に値段が高くなります。大きなサイズほど、高くなりす。
・色:日本では、ピンク系が人気なので多少高値になります。
・照り:真珠の層にある結晶構造が規則正しい真珠は、貴重で高い傾向になります。
・形:できるだけ球にに近い真珠が高くなります。自然にできる変形ならではの雰囲気も人気があります。
・シミやキズ:買う時によく見て、シミやキズがない方が高価な真珠です。

一般的に、アコヤ貝から採れるアコヤ真珠は、光沢、巻き、キズがランク付けの3要素と言われ、このランクにより値段は左右されます。

真珠を買うのに安い時期ってある?

一番真珠が売れる時期は、12月〜3月です。

この時期なぜ真珠が売れるかというと、クリスマスや成人式、卒業式や入学式などのイベント事に関係しているとされています。

しかし、真珠が一番採れる時期は夏です。
冬の一番売れる時期に真珠は、不足しています。

必要とされていますが、真珠の数が少ないので値段は上がってしまいます。

しかし夏は、良い真珠が安く多く仕入れられますが、あまり売れる時期ではありません。
その為、売れない時期に真珠を売らなければならないので販売業者も必死にアピールしてきます。

値引きセールをしたり、様々なキャンペーンを行って売り出します。
なので、真珠を買うなら夏に買うのがお買い得ですね。

夏の真珠の方が安いのに品質は良いの?

真珠の場合、冬に仕入れる真珠と夏に仕入れる真珠は、仕入れ値が変わってきます。
その年に採れる真珠の量などで多少、変動はありますが基本的には夏の方が安くなっています。

真珠は、まずアコヤ貝から真珠を取り出す作業、つまり浜揚げから始まり、加工業者さんよって漂白、染み抜き、調色など加工をされ、その後、連組み作業をしてやっとネックレスなどの半製品になります。

この半製品となったものに、クラスプをつけたら売り場にあるような、真珠のネックレスに仕上がります。

毎年、ネックレスに仕上がって来る時期は早くても5月、6月頃になります。
なので夏〜秋にかけてだんだんと市場に出回ってきます。

加工する時に加工業者さんは品質が良い物から作業していくので、最初の5月、6月頃に良い真珠から出して、年末から年明け頃の真珠はだんだんと質が落ちてきます。

値段的にも夏が良いと言いましたが、品質的にも良いものが夏頃にはたくさん出ています。

なので、やっぱり買うなら夏がベストです。

真珠は、冠婚葬祭、入学式などで使う機会が多い物です。
良い真珠を買っておけば、長く使えて愛着も湧きます。

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真珠を購入する時の注意点は何?

パール

当たり前ですが、安い真珠には注意が必要です。

最近では、5,000円以下の真珠なども売っています。
その多くは「貝パール」と呼ばれていて、パールと名前が付きますが本物の真珠ではないので要注意です。

また、安い真珠だと巻きが全然無く、真珠の厚みがないので透き通って見えたりします。
それに、真珠に大切な光沢も見当たりません。

安い真珠だとバレないように、着色して誤魔化したりしてるので、買う時には良く見てから購入して下さいね。

真珠の選び方のポイント

・真珠の大きさ
・真珠の照り、巻き
・真珠のキズ
・真珠の色

真珠の大きさ

・6.5mm: 小さめですが、存在感はあります。
・7〜7.5mm:一般的な大きさで、普段使いができます。
・7.5〜8mm:使いやすい大きさで、冠婚葬祭などに使われます。
・8mm:通常より大きめです。シンプルな服装も豪華になります。

真珠の照り、巻き

真珠の照りというのは、光沢を指しています。

これは、真珠層の均一具合や表面の滑らかさによって違いが出てきます。
表面が綺麗で、真珠層の巻きが厚いと照りが良くなり、価値が高いとされています。

良い照りの真珠は、真珠に映るものがシャープに見え、真珠を覗き込むと写ったものがはっきり見えます。
悪い照りの真珠は、真珠に映るものがぼやけたように見えます。

真珠層の厚さのことを巻きと呼びます。

巻きに厚みがないと、プラスチックパールのように安いっぽい輝きになり、黄ばみが出たり、劣化が早く起きてきます。

真珠のキズ

真珠は天然の貝から作り出される宝石なので、キズが付くのはふつうの事です。

しかし、キズには2種類あって加工キズと天然キズです。
加工キズは、ひび割れ、擦れなど様々です。

天然キズは「エクボ」と呼ばれて本真珠の「証」となるので、喜ばれます。

キズのない真珠は少ないので、なるべくキズが目立たない様に加工している物を選ぶのをおすすめします。

真珠ネックレスの場合は、中央部にキズが少ないものだとあまり目立ちません。

真珠の色

大まかにホワイト、ブラック、クリーム、ピンク、ブルー、グレー、ゴールド、シルバー、グリーン系に分かれています。

真珠の色は、一概にどの色が良い質の物とは言えません。
一般的に、ホワイト、ピンクなどが人気ですが、自分の好みや使用目的で選んだ方が良いですね。

まとめ

真珠のアクセサリーは、冠婚葬祭の時に活躍してくれますよね。

大人になったら1つは持っておきたいアクセサリーですね。
さすがに、プラスチックみたいな安物の輝きだと恥ずかしいですから、安いものに飛びついてしまわない様に、注意して購入してください。

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