夏になるとお祭りだ花火だと浴衣でお出かけなんて機会も増えてきますね。
子供が小さいと浴衣でのおでかけはは大変だからと浴衣をしばらく着てないなというママも多いと思います。
でも子供が少し大きくなってくると
「今年はママも一緒に浴衣着ようね!」
なんて言われちゃうかもしれません。
急いで浴衣を探しみたら昔着ていたものがあったけど…年齢的にちょっと可愛すぎるな、これから何回着るのかもわからないのにわざわざ買うのももったいない気もするしなんて悩みも出てきますよね。
今回は今ある浴衣で年相応に大人なアレンジって出来るの?大人っぽい帯の結び方って?もしも買うとしたらどんな浴衣を選べばいいのという所を紹介していきたいと思います。
Contents
今ある浴衣を大人っぽくアレンジする方法
今ある浴衣がちょっと年齢的に可愛すぎるかなと言うときにどうしますか?
浴衣を着る機会がこれから増えるのであればもちろん新しく買ってしまうのが手っ取り早いですよね。
でも浴衣なんてせいぜい年に1回着るか着ないか、多くても2~3回ぐらいという人が多いと思います。
わざわざ買うのはちょっともったいない気もしますよね。
もちろん安価な浴衣は多く売り出されているので、1回のために買ってもいいわと考える人もいるかもしれませんが…
安価で売られている浴衣は10代、20代、せいぜい30代前半までが着るようなデザインのものが多いです。
そして生地も値段相応という感じが否めません。
そうなると今ある浴衣をいかに大人っぽくアレンジするかを考える方が良いのかなと思います。
浴衣を含め着物って基本的に同じ形で、色や柄・小物類をどう使うかで見え方が変わってきます。
他にも帯を良質の落ち着いた色味のものにするというのも定番ですね。
博多献上なんかが扱いやすくておすすめです。
博多献上帯ならカジュアルな着物コーデでも使えるし、流行廃りなく長く使えるので1本持っていても良いと思います。
子供が産まれて着物を着る機会が全くなくなっていますが、子育てが落ち着いたらまた着物や浴衣でお出かけしたいです。
その時にも博多献上の半幅帯はきっと活躍してくれると思います。
今ある浴衣を活かして帯結びを変えて、可愛すぎる浴衣を大人な浴衣に変身させてみて下さい。
色や柄が可愛すぎるというだけなら帯でなんとでもなると思うので帯の結び方をいろいり試してみてください。
でも今ある浴衣の生地がポリエステルなどの安っぽいものであれば年齢相応の大人な着こなしが出来る新しい浴衣を買うのがおすすめです。
いくら帯結びで大人っぽさを演出しても、浴衣の安っぽさだけはどうにもなりませんから…
浴衣を大人っぽく見せる帯の結び方
今ある浴衣が可愛すぎてちょっと年不相応な気がする場合は、帯結びをシックに大人っぽくすることで解決できることがあります。
帯の結び方はよっぽど特殊でなければ、本や動画を参考にすれば簡単に結べます。
もちろん美容院などで着付けをお願いしても良いですが、事前に数回練習すれば当日も焦らずに自分で出来ると思いますのでぜひチャレンジしてみてください。
おすすめの帯結び
ここでいくつか簡単で大人っぽい帯結びの方法をご紹介します。
帯がほどけないように帯を2巻きした時に左手で一巻き目の下側をもって、右手で帯の残りの長い部分を下側から持ってギュギュっと引っ張りましょう。
後覚えておきたい用語として「て」「たれ」があります。
ここでは動画で紹介しているので用語がわからなくても問題ないと思いますが帯結びでは必ず聞く言葉なので覚えておくと良いです。
リボン返し
おリボン結びが出来れば誰でも出来る簡単な結び方です。
角だし風お太鼓結び
お太鼓結びと言えば着物では定番ですが、浴衣でも半幅帯を使ってお太鼓結びが出来ます。
吉弥結び(矢の字)
シンプルで粋な結び方です。
手先を半分に折って結ぶのが吉弥結び、手先を広げて結ぶのが矢の字と言われいます。
ここでは吉弥結びの結び方をご紹介しています。
3つの帯結びの方法をご紹介しました。
リボン返しと角だし風お太鼓結びは立体感がありますが、吉弥結び(矢の字)はペタンとした帯の結び方なのでちょっとお尻が目立ってしまうかもしれません。
気になる人は立体的な帯結びを試してみてください。
今回紹介した以外にも半幅帯の帯結びの方法がたくさんあります。
1つの結び方を何通りにもアレンジ出来たりもします。
ぜひ帯結びを変えていろんな浴衣のアレンジを楽しんでみてくださいね。
浴衣の柄 大人っぽく見えるのは?
今持っている浴衣の素材が安っぽかったり、色・柄がどうしても気にいらないなんて時は浴衣を新調することも考えると良いでしょう。
その時は可能であれば自分にあったものを仕立ててもらうのも良いと思います。
今回着る機会が数年ぶりにあったのであれば、これからも急に浴衣を着る機会が巡ってくるかもしれません。
少なくともその時に今回と同じように悩まなくてよいように、色や柄・素材などにも気を付けて、1回だけだからこれで良いやって場当たり的に決めるのは避けた方が良いです。
ではどんな色や柄が良いのでしょうか。
これを無視して一般論でこんなのが良いらしいで選ぶと気に入らないから他のが欲しいとかって事になりますよ。
第2に色は原色や奇抜な色や柄は避けましょう。
また大きな柄のものは子供っぽく見えるものが多いので、できるだけ小さい柄の浴衣を選ぶとよいです。
無地や昔ながらの古典柄の浴衣も素敵だと思います。
個人的には矢絣とか麻の葉柄は好きですね。着物でも持っていたりします。
お店で実際に体に当ててみると似合う色・柄や全体の雰囲気がわかるのでおすすめです。
絞りの浴衣とかや夏着物にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
帯も博多献上の半幅帯や夏素材の名古屋帯を併せて購入してもよいですね。
帯も購入するのであればぜひ浴衣に合わせるのはもちろんですがオールマイティーな使い回ししやすいものを選んでおきたいですね。
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まとめ
急に浴衣を着る事になっても焦らず今ある浴衣がどんなもので、着れそうかどうかのチェックをしてみてください。
少し可愛すぎると思っても、合わせる帯や小物で十分大人っぽくおしゃれ着こなすことができます。
ぜひ今ある浴衣を活かしてあげてください。
でもどうしても今の浴衣では無理(ラメがはいっているような浴衣や奇抜な色、派手すぎる色柄など)だと思ったら、高価な浴衣を買う必要はないですが長く着られる質の良い、自分の好みの浴衣を探して手に入れてみてくださいね。
楽しい夏をお過ごしください。