節分には必ず豆まきをするという人も多いのではないでしょうか。
でもどんなかけ越えでどうやるのが正しい豆まきのやり方かを知っていますか?
節分には豆を巻くというのは知っていても細かい作法なんかは知らないって人多いのでは?!
今回はそんな誰もが知っている節分の豆まきの掛け声は何が良いのか、正しい豆まきのやり方やいつやるのが良いのかについてご紹介したいと思います。
節分の豆まき掛け声はどうする?
節分には恵方巻を食べて豆まきをするというのが定番ですが、豆をまくときの掛け声ってどうしていますか?
節分の豆まきの掛け声と言えば…
「鬼は~外、福は~内」が定番かなと思います。
我が家は小さいころそうやって豆をまいて回った記憶があります。
でも実は地域なんかによっても豆まきの掛け声って違うんですよ。
節分の豆まきといえばテレビなんかで見かける有名どころを見てみると…
成田山新勝寺では…
「福は~内、福は~内」 です。
そう鬼は外は言わないんですって、これは不動明王の元に鬼は居ないという考えからだそうですよ。
浅草寺では…
「千秋万歳(せんしゅうばんぜい)、福は~内」 です。
千秋万歳は長寿を祝う言葉です。
他にも九州に鬼は外ではなくて「鬼は~ほか」っていうところもあります。
苗字に鬼という字が入る家(例えば鬼頭さん、鬼塚さん)では…
「鬼は~内、福は~内」なんて掛け声を掛けるんですって
確かに鬼を祀ってあるのに鬼は外って追い出せないし、鬼に救われた経緯を忘れて鬼は外って追いやったら罰が当たっちゃいそうですもんね。納得の理由ですね。
それにしても「福は~内!」しか言わないっていうのは聞いたことあったんですが、まさか鬼は~内!って掛け声もあったなんてと驚いちゃいました。
自分住んでいる地域では?とか、近くの神社やお寺ではどうなのかな~とか調べてみるのも面白いかもしれませんね。地域独特の面白い節分の豆まきの掛け声が出てくるかもしれませんよ。
節分の豆まきの正しいやり方は?
節分の豆まきの正しいやり方って知っていますか?
えっただ掛け声をかけながら豆をまけば良いんじゃないの?!って人も居るかもしれませんがちゃ~んとやり方ってあるんですよ。
ただし一般的にって事で…掛け声同様地方によって違ったりもするのでご注意くださいね。
まずは豆まきをする人にもおすすめってあるんですよ。
これ知らなかった~って人多いのではないでしょうか。一家の主であるパパが鬼の役なんておうちも結構多いのでは?!
今年の豆まきはぜひぜひ一家の主を鬼にしないで、豆まき役に抜擢してみてはいかがでしょうか( *´艸`)
玄関や窓などを開けて、「鬼は~外、鬼は~外!」と唱え鬼を追い払います。
しっかり閉めて「福は~内、福は~内!」と今度は家の中に福を呼び込みます。
別にこれといって特殊な方法ではないので知らなくてもやってた通りだったよ~なんて人もいるかもしれませんがぜひぜひ正しい豆まきで節分に福を呼び込んでみてくださいね。
まいた豆はどうする…
節分にまいた豆はきちんとわらtちゃう拾って処分しましょうね。
拾い忘れた豆から芽が出ると良くないことが起こるなんて言われていますよ。まぁスーパーなんかで売っている節分用の豆を買ってこればちゃんと炒ってある炒り豆なので心配ないですけどね。
子供の頃はこの豆を余分に食べたくて…(;^_^Aよく怒られてたな~なんて思い出しますが、今考えるとそんなに美味しいわけでもないのにってちょっと笑っちゃう思い出です。
でも歳の数って…子供のうちは良いですが歳を重ねるごとに食べられなくなってきますよね(^-^;
そんな時は福茶を飲むと良いですよ。
福茶はお正月にも飲む縁起の良いお茶です。節分では吉数3で3つの豆を入ます。この福茶を飲むと1年間まめまめしく動けるそうですよ。
節分の豆って美味しくないし、もう歳の数だけの豆は食べたくないよ~って人は福茶試してみてはいかがでしょうか。
湯呑に材料を入れて上からお茶を注ぐだけで出来上がりです。
とっても簡単だし、梅干し・昆布(佃煮や塩昆布でOK)は常備しているという人も多いと思うのでぜひ試してみてくださいね。
節分の豆まきはいつやるの?!
節分の豆まきの掛け声、やり方がわかったら…あとはいつやるかだけですよね。
皆さんはどのタイミングで豆まきをしていますか?
お寺や神社などでは朝・昼・晩と3回とか豆まきイベントをしていたりしますが、家では夜にやるのが良いです。
鬼って昼間は隠れていて、夜になると姿を現すって言われてますよね。だから隠れている昼間に豆まきをしても鬼は気付かず逃げださない、夜になるとやってくる鬼を退治するんだから夜にするって考えればなんか納得ですよね。
北東は丑寅の方角
丑寅の時刻は午前2時~4時の間
ここから鬼は夜出るって言われるんですが、さすがに夜中この時間に豆まきをする人はいないですよね(笑)
でも鬼は夜出るので豆まきも鬼に効くように夜にやるのがおすすめです。
節分の豆は神棚があれば豆をまくまでの間お供えしておくと良いですよ。神棚がない場合も南の方角に置いておくのが吉です。
節分は休日じゃないので夜にやっているよ~ってご家庭も多いと思うのでここは知らなくてもクリアできてたかもしれませんね。
でもなんとなく夜にやるのと、鬼は夜に現れるから夜にやるんだって知っていてやるのとではなんか違うと思いませんか。
まとめ
節分の豆まきについて詳しくご紹介しました。
今年はちょっと違った気持ちで節分を迎えられるのではないでしょうか。また子供がいるならぜひぜひなんで夜にやるのかとか、掛け声にもいろいろあってねとか話してあげれると良いですね。
当たり前のようにやっている行事でも調べてみると知らないことばっかりで驚きますよ。