子供の入学式に出席する時、服装と同じくらい悩むのが、靴のセレクトですよね。
入学式はフォーマルの場ですから、それにふさわしいものを選びたいですが、エナメルやウェッジソールなど、入学式にはふさわしくないパンプスもあります。
ここでは、子供の入学式に履いていく靴について、ぜひ知っておきたい知識をまとめました。
入学式にエナメルパンプスがダメなのはなぜ?
エナメルパンプスは、一見すると、入学式に履いて行っても良さそうな感じがしますよね。
ところが、入学式にエナメルパンプスを履いていくのは、できれば避けた方が良いとされています。
なぜかと言うと、エナメルパンプスは、夜のフォーマルの席用の靴だからです。
夜のフォーマルの場は、パーティーなど、大人向けの華やかな席です。
なので、エナメルパンプスのように、光沢のある華やかな靴を履いて行ってもOKです。
一方、入学式もフォーマルの場ですが、式が行われるのは、朝から昼間にかけての時間帯ですよね。
しかも、入学式は大人向けのイベントではなく、あくまで主役は子供たちです。
式に出席する大人は、「主役」ではなく、「子供の付き添い」ですよね。
これらのことから、入学式には、パーティーの席のようなエナメルのパンプスは不向きだとされています。
なので、基本的には、入学式に履くパンプスは、光沢のないものをセレクトする方が無難です。
ただ、「家にエナメルパンプスしかない」という人も、中にはいると思います。
この場合、あまり派手な飾りが付いていなければ、エナメルパンプスでも大丈夫です。
但し、学校側がドレスコードを指定してきた場合は、エナメルパンプスを履くのは避けてくださいね。
入学式にウェッジソールがダメなのはなぜ?
さて、最近は、ウェッジソールの靴も多数出ており、これを履く人も増えています。
でも、普段の生活ならOKですが、入学式にウェッジソールを履くのはNGです。
なぜウェッジソールがダメなのかと言うと、ウェッジソールはカジュアル用の靴だからです。
先ほども触れたように、入学式はフォーマルの場ですから、それにふさわしい靴を履く必要があります。
なので、カジュアル用のウェッジソールを履いていくのは、入学式の場にはふさわしくありません。
ウェッジソールは普通のパンプスに比べると楽なので、どうしても履きたくなりますよね。
でも、入学式は子供の晴れ舞台ですから、子供に恥をかかせないためにも、ウェッジソール以外のパンプスを履いてくださいね。
入学式のヒールの高さおすすめはどのくらい?
では、入学式に履いていくパンプスは、どのくらいの高さのヒールが良いのでしょうか。
私がおすすめしたいヒールの高さは、3~5cmくらいの高さのものです。
このくらいの高さのヒールであれば、見た目の面から言っても、フォーマルの席にぴったりです。
そして、適度な高さなので、長時間履いていても、極端につかれることはありません。
もちろん、ヒールの高さについて、厳格なルールがあるわけではありませんから、基本的には好きな高さでOKです。
- 低すぎるヒールは、入学式というフォーマルの場では、少し見栄えに欠けてしまいます。
- 高すぎるヒールだと、長時間履いていて疲れるので、脚への負担が大きくなります。
妊娠中の人や、小さい子供を連れて行く人に関しては、この限りではありません。
このような場合、ヒールのある靴を履いていくと危ないですし、脚への負担はかなり大きいです。
なので、この場合はマナーを無視してOKなので、脚に負担のない靴を選んでください。
このような事情を抱えている人は、ヒールのない、フラットな靴を履いていく人も少なくありませんよ。
まとめ
入学式に履いていく靴は、3~5cmくらいのヒールの、光沢のない素材のパンプスがおすすめです。
厳格な決まりがあるわけではありませんが、高すぎるヒールや、エナメル・ウェッジソールはおすすめではありません。
特に、ウェッジソールに関しては、カジュアル用の靴なので、入学式には避けた方が良いでしょう。
但し、妊娠中の人や、乳幼児を連れている人は、脚に負担のない靴を履いてもOKですよ。