みなさん、チョコレートは好きですか?
私は小学生の女の子を2人子育て中でして、チョコレートは私も子ども達も大好きです!
節約にもなるのでチョコレートを使ったお菓子作りをよくするのですが、ちょっとした悩みがありました。
それは・・・チョコの湯煎(ゆせん)がうまくいかない!!
なめらかに溶けるイメージだったのに、現実はなんだかモロモロぼそぼそとしたちいさい塊になって、明らかに失敗した状態になったり、いつまでたっても溶けなかったり・・・。
みなさんもそういう経験ありませんか?
これからはそういう失敗をしないように、チョコを湯煎で上手に溶かすコツをご紹介していきます!
Contents
チョコを湯煎した時にぼそぼそになる理由は?
チョコを湯煎したした時にぼそぼそになるのには、いくつか理由がありましたが、一番大きな理由は・・・
• お湯の温度が高すぎること!
これです!
私のイメージだと、お湯の温度が高ければ高いほどすぐ溶けるし、いいんじゃない?なんでだめなの?と思ったのですが・・・違いました^^;
ここで納得したのは、チョコレートの溶解温度を知ってからでした。
- スイートチョコレート・・・・50~55度
- ミルクチョコレート・・・45~50度
- ホワイトチョコレート・・・40~45度
えー!!こんなに低い温度で溶けちゃうのね!(目からウロコ)
ぐらぐらに沸騰させたお鍋で湯煎したら、そりゃぼそぼそになっちゃいますね^^;納得しました!
チョコレートは油分が多いので、高温にさらされることによって油分が分離されてしまい、ぼそぼそになるということでした。なるほど・・・。
ためしに、このことを知ってから、チョコレートを湯煎にかけてみました!
お鍋に水を入れて火にかけて、沸騰したら「火を止めて数分待った状態」にしてボウルを浮かべてチョコレートを溶かしてみたところ・・・
うん、いい感じになめらかな溶け具合でした^^やった!
我が家にはお湯の温度をはかる機械がないのですが、50度あれば良いそうですよ^^
他にもチョコレートを上手に溶かせない理由がありましたのでご紹介していきますね!
チョコレートが湯煎で溶けない理由は?
それは・・・水分が原因です!
チョコレートは油分の成分が多いのはとても有名だと思います。
そこに水分が入り込んでしまうと、もう元どおりになることはありません。。。
水分が入り込んでしまった部分をすぐに取り除けば、まだ間に合う場合もあります!
全体に混ぜ込んでしまった場合は、残念ながらぼそぼそ感が残るチョコレートになってしまいますので、十分に注意しましょうね!
もう一つの理由として挙げられるのは、「生クリームを混ぜるときの温度」です!
チョコレート菓子、特に生チョコレートを作る際に必ず使用する生クリーム!ですが、チョコレートに混ぜるときの生クリームの温度に原因があったようなのです。
- ダメな温度・・・冷たいままの温度
- OKな温度・・・沸騰する手前の温度
ただ冷蔵庫から出して計量した生クリームを入れればいいんだと思っていた私。^^;
無知ってコワイですね・・・。
冷たいまま生クリームを入れてしまうと、その冷たさでチョコレートが冷え固まってしまいます。(確かにその通りだ・・・)
あたたかいものにはあたたかい温度にして混ぜたら良いんですね!これからは私もそうします!
溶かすのに失敗してぼそぼそのチョコレートを美味しく食べる方法!
ちなみに、上記でお話した「水分が混ざってしまいぼそぼそのまま戻らないチョコレート」を上手においしく食べられる方法もあるので載せておきます^^
ホットチョコレート♪
材料
• ぼそぼそチョコレート・・・適量(目安は板チョコ1/2)
• 牛乳・・・150ml
2 レンジに40~50秒かける(やけどしないように気をつけてください)
3 残りの牛乳を入れて、よくかきまぜれば完成♪お好みでココアパウダーやマシュマロを浮かべてもオシャレ!
カロリーオフのチョコトリュフ♪
材料
• ぼそぼそチョコレート・・・適量
• ココアパウダー・・・適量
2 ゴムベラなどでしっかり練り練りする。(もったりしてくるはずです) どうしてもゆるさが取れなければ、ココアパウダーを加えて調整しましょう
3 冷蔵庫で冷やして固めます
4 コロコロ丸めて、仕上げにココアパウダーを振りかけて、完成♪
油脂を取り除いている分、本来の風味には劣りますが、ヘルシーでさっぱりいただきましょう!
チョコの湯煎に失敗しないコツってあるの?
一番いいことは、ズバリチョコの湯煎に失敗しないこと!ですよね。
そのためのコツをいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてください!
1 水分をなくした調理器具を用意しよう!
先ほど説明した中にもあった、水分が混ざるとぼそぼそになって、もうなめらかなチョコレートになることはありません。(; ;)
なので、徹底的に水分を入れないことに努めましょう!
できるだけ深めのボウルで水分をしっっっっかりふきとっておくことと、混ぜる器具(ゴムベラなど)もすみずみまでチェック。
湯煎にかけるときも、そっと置いてお湯がはねないように細心の注意をはらいましょう!
湯煎が終わった時もそっと取り上げること。これできっと大丈夫!
2 チョコレートを細かく刻んでおこう!
なんでチョコレートを細かく刻んでおくといいのか?(正直めんどくさいから・・・)
それは
- 均一に熱をつたえるため
- 分離を防ぐために、できるだけ早く溶かすほうがいいため
の理由がありました。ほとんど溶けているのに一部のかたまりがあるせいで、いつまでも湯煎から上げられない経験、ありませんか?
(私は実はあります!めんどくさがり屋なので、めんどくさがった部分がいつまでも溶けませんでした)
いつまでも湯煎にかけると、チョコレートが変質したり、分離してしまう原因になってしまいます。
これを防ぐ目的で、細かく刻んで湯煎にかけたほうが失敗しないというわけですね。
納得だ・・・!
私のようにどうしても刻むのがめんどくさい!という方は、はじめから小さくなっている状態の製菓用チョコレートを使うといいですよ♪
3 湯煎のお湯は熱すぎない温度で!
これも先ほど説明したものですが、大事な事なのでもう一度・・・。
チョコレートが溶ける温度が、種類にもよりますが40度~50度のあいだでしたね。
なので、溶かすお湯もだいたい同じくらいの温度のものがちょうどいいようですね。
熱すぎるお湯で湯煎してしまうと、変質してしまい油脂が分離してしまい失敗の原因になります。
さいごに・・・
湯煎でチョコレートを溶かすときに失敗しないコツを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
チョコレート菓子を作るときに避けては通れない湯煎。
正直色々とめんどくさいんだけど、失敗すると元に戻らない繊細なチョコレート・・・。
成功したらめちゃくちゃ美味しいチョコレート・・・。
失敗しないコツを覚えて、実践あるのみだと思います^^
私もめんどくさがらずに、これからは3つのコツをしっかり覚えて実践していきたいと思います!
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