誕生日やクリスマスにはケーキがつきものですよね。
でも赤ちゃんって生クリームはいつから食べれるんだろうって思いませんか?ケーキの生クリームには砂糖も入ってるし食べさせていいのかな?なんて悩むお母さんも多いですよね。
そんな赤ちゃんは生クリームをいつから食べられるのか、1歳の誕生日は市販のケーキじゃダメなのか、手作りする時に生クリームの代用できるものはあるのかご紹介します!
Contents
赤ちゃんは生クリームっていつから食べられるの?
1歳のお誕生日にはケーキでお祝いしたいって思うパパママも多いですよね。
でも1歳で生クリームって食べれるんでしょうか^^;
食べれないものでお祝いはちょっと微妙ですからね。
1歳でも動物性の生クリームは少量なら食べても大丈夫です。
ん?動物性なら大丈夫?って思いましたよね(笑)
そうなんです。
生クリームには動物性生クリームと植物性生クリームの2種類があるんです。
といってもケーキの様に大量に生クリームを使ったものは避けた方が良いです。
スープのコクを出すために生クリームを少量入れるなどの使い方ならあげても大丈夫という事です。
動物性生クリームと植物性生クリームはどう違うの?
動物性と植物性の生クリームの違いは原料(成分)の違いです。
動物性生クリーム…赤ちゃんでも消化がしやすい乳脂肪分なので食べてもOK。ただしたっぷり使うのはNG
植物性生クリーム…様々な油脂類や添加物が含まれているので赤ちゃんには食べさせてはいけません。
動物性の生クリームなら1歳でも食べさせていいよって言いましたが、使い方や量については注意が必要です。
動物性の生クリームはいわば牛乳の乳脂肪分と考えてください。
牛乳アレルギーなんかがある場合は使えません。
まだアレルギーがあるかわからないって人も居ると思います。
なので、生クリームを食べさせる場合は少量から試す必要があります。
スープの風味づけなどで小さじ一杯程度の量から始めてみてくださいね。
ケーキの生クリームはどうなの?
1歳ではまだ食べられる生クリームは凄く少ないです。
7か月ぐらいから食べさせても良いと言われる生クリームですが、小さじ一杯から始めて1歳でどのくらい食べれる?と考えると大した量ではないですよね。
という事でケーキの生クリームは赤ちゃんにというのは難しいと言えます。
赤ちゃんは腎臓や消化機能がまだまだ未発達のため、多量に食べると体調を崩してしまいます。
1歳の誕生日ケーキは市販ではダメ?
ケーキの生クリームが1歳だと難しい…となると市販のデコレーションケーキは難しいですよね。
確かにお祝い事だし、牛乳アレルギーがなければちょっとぐらいと思われるかもしれません。
でも市販のケーキには着色料やら添加物なんかが使われています。
それに、スポンジに小麦粉や卵も使われているのでそのアレルギーがないかというチェックも必要になります。
そしてそして、もしもアレルギーもない、添加物も使われていないとしても砂糖がたっぷり入っていますよね。
一般的なホイップクリームには100gあたり砂糖の量が18g程度入っています。
1歳の子どもが1日に食べてもいい砂糖の量は約5gです。
また、もう一つ注意したいのが油脂量。
食事のときに摂取するものも含めて1日に約5gほどまでが望ましいです。
市販のショートケーキの砂糖・油脂の含有量
- 砂糖の量は約30〜40g
- 油脂量は約15〜20g
このように砂糖や油脂量から見ても1歳の子どもが食べる生クリームの量としては市販のケーキでは多すぎます。
絶対に食べちゃダメ!というわけではないです。
年に一回くらい大目に見ても問題はないんじゃないかと個人的には思います。
ただし、ケーキを食べさせる際には生クリームの部分を削ぎ落として一口だけなど赤ちゃんの体に負担にならないように配慮してあげましょうね。
赤ちゃん用に生クリームの代用になるのは?
砂糖の量が気になるし…生クリームはあまり食べさせたくない。
でも誕生日やクリスマスにはケーキを用意してあげたい!
そんなときは生クリーム以外で作る手作りケーキでがおすすめです。
- 豆腐
- 豆乳
- ヨーグルト
- 野菜ペースト
これらを使えば生クリームを使わなくても美味しいケーキを作る事ができますよ。
豆腐クリームで代用
まずご紹介するのは豆腐を使った豆腐クリームで生クリームを代用します。
使う豆腐は木綿豆腐でも絹ごし豆腐でもどちらでも大丈夫です。
- 木綿豆腐では少し硬めのクリームが出来上がります。
- 絹ごし豆腐では柔らかいなめらかなクリームが出来上がります。
どちらの豆腐を使う場合も水切りをしっかりするのが最大のポイントです!
水切りがきちんと出来てないと、豆腐の風味が出てしまってケーキ感が薄れてしまいます。
- 豆腐をキッチンペーパーや布巾に包んで電子レンジでラップをせずに3分加熱します。
- チンした後のキッチンペーパーや布巾を新しいものに換えて、水を入れたボールなどで重石をして一晩置く。
- しっかり水切りができたらフードプロセッサーに入れ砂糖やメイプルシロップと混ぜ合わせれば完成です!
普段の料理であればレンチンだけでも良いですが、ケーキに使う豆腐なので2の様にしっかり水切りしておくと良いです。
3の工程で砂糖を使うのであればビーツ由来の赤ちゃんにもいいとされているてんさい糖を使うと良いです。
豆乳で作るクリームで代用
次にご紹介するのは豆乳で生クリームの代用クリームを作る方法です。
豆乳は酸味を入れると固まる性質があるので、それを利用して生クリームに近づけていきます。
- 豆乳にサラダ油、砂糖、好みでバニラエッセンスを加えて、フードプロセッサーで混ぜ合わせます。
- 味見をして良ければレモン汁を加えて再度フードプロセッサーで混ぜ合わせ完成です。
レモン汁を加えると固まるのでその前にきちんと味見してくださいね。
水切りヨーグルトで代用
次はヨーグルトを使って生クリームの代わりを作る方法です。
- コーヒードリッパーにフィルターをしいてプレーンヨーグルトを入れて一晩置く。
- バナナなどを混ぜて甘みをプラスする。
プレーンヨーグルトではなくベビーダノンのヨーグルトを使うとすでに甘味がついてるので後から何かを混ぜる必要がなく楽ですよ!
ここではコーヒードリッパーと書きましたが、ざるの上にキッチンペーパーを敷いてプレーンヨーグルトを入れても大丈夫です。
要は水が切れればどんな方法でもOKですよ(笑)
我が家子供達(2歳と1歳)にはベビーダノンも人気でしたがプレーンヨーグルト+バナナのほうが食いつきが良かったように思います!
野菜ペーストで代用
野菜ペーストを使っても美味しいケーキが出来ますよ( ´艸`)
野菜と言ってもトマトなどの水分の多いものを使うと生クリームとしては扱いづらいのでさつまいもやじゃがいもカボチャなどが扱いやすく甘味もあるものがおススメです。
じゃがいも+ヨーグルト
甘味が少ないのとヨーグルトで酸味が加わるので混ぜ合わせた後にフルーツを入れてあげると食べやすくなりますよ!
さつまいも+ミルク
乳アレルギーがなければ少量の牛乳で混ぜ合わせてさつまいもの硬さを調整します。
もし乳アレルギーがある場合はりんごジュースなどで混ぜ合わせても美味しく出来ます。
カボチャ+ミルク
こちらもアレルギーがなければ牛乳と混ぜます。
もしアレルギーなどがあればお湯などで混ぜ合わせてもOKです!
まとめ
生クリームは大人が食べても美味しいもの。
でも赤ちゃんにはまだ少し早かったりアレルギーが心配だったりと気になる点も多いです。
生クリーム以外でもケーキを飾り付けることはできるので、お子さんに合ったもので代用してあげると喜んで食べてくれるのではないでしょうか。
お誕生日のお祝いでは赤ちゃんが食べられるもので家族みんなで安心かつ安全にお祝いしてあげてくださいね!