ちらし寿司などは、大きなお皿いっぱいに広げて作った方が華やかで美味しそうに見えますよね。
食べられるかなと思っても、意外と量があって食べられなかったりして。捨てるのももったいないし、困りますよね。
そこで今回は、残ったちらし寿司を次の日にお弁当に入れても大丈夫なのか。余ったちらし寿司をリメイクする方法はあるのか。ちらし寿司作りの残りをアレンジするのにおすすめレシピなどについてご紹介します。
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ちらし寿司の残りを翌日お弁当にしても大丈夫?
チラシ寿司を作ったら余ってしまう事もありますよね。
勿体無いので、次の日のお弁当に入れていけたら、ちらし寿司も無駄にならなくてすみます。
ちらし寿司は、次の日のお弁当にして持って行っても大丈夫です。
しかし、季節や中身によって少し変わるので気をつけましょう。
冬の時期
気温が低い冬は、ちらし寿司を詰めたお弁当を常温で持って行っても大丈夫です。
ただ、部屋の温度が高い場合は冷蔵庫保存です。
美味しさの事を考えると、酢飯は乾燥しやすいので、お弁当箱に酢飯を詰めたら濡れふきんをかぶせてフタをすると、乾燥してパサパサになるのを防げます。
ふきんがなかったら、ラップでもかまいません。
その際には、ラップをする前に、少し湿らせたキッチンペーパーを酢飯にのせてフタをしたら、お弁当箱ごとラップをしておくと、酢飯の水分が保たれます。
具材は別々で持って行って、食べる時にのせるのが理想です。
夏の時期
暑い夏に、酢飯のちらし寿司が食べられたら、食欲も回復しそうですよね。
しかし、気温が高い夏は菌が繁殖しやすくなります。
なので、前日にお弁当箱に詰めたら冷蔵庫に入れて、持って行く時も保冷剤を入れた保冷バックで持って行くのが望ましいです。
食べる直前まで冷やしておくので、少し酢飯は固くなります。
しかし、菌の繁殖の事を考えたら、そこは少しの我慢です。
お弁当を冷やしすぎないためにも、ラップでくるんだら、さらに上から新聞紙で包むと冷やしすぎなくなるので酢飯の固くなるのを防止してくれます。
季節問わずお弁当には向かない具材
ちらし寿司の具材は、季節を問わず生物は絶対ダメです。
生物や生野菜は、水分が多い食材ですよね。
いくら酢飯に乗せると言っても、殺菌効果はありません。
家で食べる、ちらし寿司と同じように作りたい気持ちもわかりますが、食中毒になったら大変です。
その辺りは、諦めて他の具材で我慢です。
ちなみに、錦糸卵もちょっと注意しなければいけない点があります。
ちらし寿司と言ったら、錦糸卵も必要なので入れたいとは思いますが、卵は火が通っていても傷みやすい食材です。
なので、錦糸卵は夏のちらし寿司弁当に入れるのは止めておいた方が良いですよ。
冬場に、錦糸卵を入れたい時もきちんと冷ましてからお弁当には詰めて下さい。
朝作って冷ます時間がないなら、前日に作って冷蔵庫に入れておくのが安全です。
また、お弁当用の抗菌シートも売っているので活用してみるのも良いかもしれませんね。
ちらし寿司を上手にリメイクする方法は?
ちらし寿司を作っても余った場合は、どうしようか迷ってしまいます。
そんな時は、別の料理にしちゃえばまた、違った味わいで食べられます。
ちらし寿司おいなりさん
まずはちらし寿司を使っておいなりさんを作る方法をご紹介します。
・ちらしずしの残り3杯
・油揚げ6枚
・水300ml
・醤油大3
・砂糖大5
- 油揚げを醤油、砂糖、水と一緒に煮る。
- ちらし寿司の具材が大きかったら粗く刻む。
- ちらし寿司を全部、混ぜておく。
- 軽く絞った1に3を詰める。
ちらし寿司のドリア
次はちらし寿司で作るドリアです。
和から洋へチーズを使って大変身ですね。
材料(2人分)
・ちらし寿司茶碗2杯
・溶けるチーズ2枚
・卵1個
・マヨネーズ大2
・麺つゆ大1
- フライパンにマヨネーズと卵を入れて、炒り卵を作る。
- 1にちらし寿司を入れて、炒めながら軽く混ぜたら、麺つゆをまわしかけて、火を止める。
- 耐熱容器に2を入れて、上から溶けるチーズをのせて、トースターで焦げ目がつくまで焼く。
チーズの上からマヨネーズをかけても美味しくなります。
ちらし寿司のおにぎらず
手間がかからないと人気のおにぎらずも、ちらし寿司を使って作っちゃいましょう!
材料(1人分)
・ちらし寿司(具が混ざってる酢飯)180g
・錦糸卵20g
・桜でんぶ(あれば)小1
・枝豆15g
・焼き海苔(全形)1枚
- 枝豆は、塩茹でして冷まして粗く刻んでおきます。
- 海苔より大きく切ったラップを用意して、その上に海苔を広げます。
- ちらし寿司の半量を広げ、上から桜でんぶ、1、錦糸卵を乗せます。
- 残りのちらし寿司を上に乗せます。
- 四隅を中央に折りたたむように包んで形を整えてから、ラップをきつく包んで休ませる。
- 食べる時に半分に切って完成。
たまに食べると美味しいちらし寿司ですが、次の日もちらし寿司だと飽きちゃうので、一工夫するのは大事ですよね。
ちらし寿司の残りのおすすめアレンジレシピ!
ちらし寿司で余った食材も、勿体無いので有効活用できたら良いですよね。
ちらし寿司DE炒飯
酢飯で作ると、味の心配がありますが、炒めると結構消えてしまいます。
他の具材も粗くみじん切りして、加えて炒めます。
あれば、ハムやチャーシューを加えたらより本格的になります。
仕上げに、中華ダシを少し加えると、グッと中華味になりますよ。
炒める前に、ちらし寿司を温めておくと、ごはんが固まらなくて扱いやすいです。
ちらし寿司DEオムライス
オムライスは、ケチャップが酸味のある味なので酢飯で作ってもあまり違和感なく食べられます。
作り方は、普通にオムライスを作るのと同じで、余った具材を細かく切って、酢飯と炒めてケチャップを入れるだけ。
そのまま、ケチャップライスでも食べられますが、卵で包んだ方が酸味もまろやかになって食べやすくなります。
ちらし寿司DEカレー
カレーは、らっきょうとも相性が良いので、酢飯とも合います。
ちらし寿司の具を水とカレールーと一緒に少し煮ます。
具材が大きい場合は、食べやすい大きさにした方が良いですね。
酢飯は、レンジで温めておきます。上からルーをかけて出来上がりです。
ライスサラダ
ヘルシーなサラダにも変身できます。
酢飯とドレッシングの相性は良いので、するすると食べられます。
具材は、食べやすい大きさに切って追加できゅうりやトマトやツナを入れるとより美味しくなります。
酢飯と一緒に混ぜて食べるとライスサラダだけで満足できます。
ちらし寿司の残りもアレンジできれば、ちょっと作り過ぎても安心ですね( ´艸`)
まとめ
たくさん作るチラシ寿司は余りがちですが、リメイクやアレンジをできたらいつでも安心して作れますよね。
ちらし寿司は行事の時に食卓にのる機会が多いので無駄にしないよう参考にしてみてください。