「土用の丑の日」と言えば思いつくのはこれしかありません。そう「うなぎ」です。
夏になればスーパーの棚に多くのうなぎが並びますよね。
土用の丑の日ともなればほぼすべての棚がうなぎといっても過言ではありません。
しかし、せっかく買ってきたうなぎが骨だらけだったなんて体験をした人も多いのではないですか?ましてや小さいお子さんが食べて骨が刺さったりしたら大変です。
もし刺さってしまったときはすぐに耳鼻咽喉科に行きましょう!
昔の人の知恵で、ご飯を丸呑みすると一緒に取れると聞きますがさらに状況を悪化させることもあるのでやめてください。
ちょっと話がズレましたが今回は骨の少ないうなぎの選び方や骨の多いうなぎを食べやすくする方法をご紹介します。
Contents
うなぎの骨が気になるときはどうすればいいの?
うなぎの小骨って気にならないときは全然大丈夫(特にお店で食べるうなぎなど…)だけど、スーパーなどでお手頃価格のうなぎを買うと小骨が…ってなりませんか?
特に小さい子供とか居るとうなぎの小骨気になりますよね。
まずは買う時に出来るだけ骨の少ないうなぎを買うようにするとこの問題もちょっとは解消できるのではないでしょうか。
購入時に骨が多い、少ないって見た目で分かるんでしょうか。
骨が少ないうなぎを選ぶポイントは?!
ではでは、骨が少ないうなぎを選ぶポイントをご紹介していきます。
ただし、個体差があるので絶対ではないというのは知っておいて下さいね。
ポイントは2つです。
- お腹部分の幅、厚み
- うなぎ表面の穴やくぼみの数
うなぎのおなかの部分の幅厚みがあるか?
どうやら天然のうなぎより養殖のうなぎのほうが骨が柔らかいのだそう。
天然のうなぎは必死に泳ぐから骨も強くなるんですかね(笑)
といっても、スーパーで買ううなぎはほとんどが養殖なんですけど・・・。
うなぎの表面に穴や線みたいなものが多くあるか?
うなぎの表面にある穴や線は骨を取った跡が残っているんです。
なので跡が多く残っているほどしっかり骨が取られていて残っている骨が少ないと考えられます。
まずはこの2点に注目して骨が少ないであろううなぎを選びましょう。
でもそもそもうなぎって子供にはいつから食べさせても良いかというのも気になりますよね。それについてはこちらの記事にまとめています。
⇒ うなぎって子供はいつから?小骨が喉に…丑の日に代用できるのは?
うなぎの骨をやわらかくする方法ってある?
うなぎの骨が気になるときの調理方法。
- うなぎがつかる程度の水をフライパンへ入れます。(お酒も臭みけしで少々入れます)
- うなぎを背中を下にして投入し火をつけ強火で沸騰させます。
- 中火にし水がある程度なくなるまで待って、最後は弱火で水を完全に蒸発させます。
これで、何もしないよりは骨がやわらかくなって食べやすいです。
しかし、水につけるので出来れば白焼きの状態で調理するのがよいですね。
そこからタレをつけて焼くのがおいしいです。
とはいえ白焼き状態で売っているうなぎはあんまりスーパーで見かけませんけどね(-_-;)
ご飯と一緒に炊き込んでひつまぶし?!
あとは細かく刻んでお米と一緒に炊き込んでひつまぶしにする。
これならかば焼きで売っているうなぎをそのまま使えるので楽ちんですね。
炊飯器でももちろんいいですが、圧力鍋だとさらに骨が柔らかくなります。
うなぎの小骨の取り方で簡単なのは?
うなぎの小骨の取り方で簡単なものはありません。
実際、職人さんが小骨を取っているところを見たのですが、ピンセットで一本ずつ抜いていました。
しかもものすごいスピードで!!
あれは熟練の職人さんだからできる技であって、一般の主婦がやろうとしても出来ません。
それでも頑張ってみる!という方を止めはしませんが、身がボロボロになった姿が目に浮かびます(;^ω^)
骨切りのやり方とは?
骨を取るは無理でも切るならできそうということで骨切りのやり方です。
- まず冷凍します(買ってきたままだと身がやわらかくて切りにくいので)
- ある程度身が固まったらうなぎの身に対して垂直に切ります。幅は2~3㎜くらい。 鱧の骨切りを見たことがあればあんな感じです。
※骨を切るので包丁が痛んでしまうことがあるのでご注意ください。
まとめ
ここまでうなぎの骨を少しでも食べやすくする方法を紹介しました。
でも年に数回であれば外食で食べるのがおすすめ!
熟練の職人さんが手間暇かけて下ごしらえから蒸す、焼く、の作業をやってくれたうなぎは骨なんか気にせずおいしく食べれますからね。
ただ、やっぱり手軽にうなぎが食べたいという人は、ぜひ今回の記事を参考においしいうなぎを食べてみてくださいね。
我が家では息子がうなぎ好きというのもあって食卓に並ぶ機会が増えましたよ( ´艸`)