ドライヤーの温風・冷風どっちも必要な機能です。
濡れた髪を乾かす為の温風、髪のダメージを防ぐ為の冷風という感じです。
温風と冷風の機能を理解し使い分けをしましょう。
ドライヤーの冷風には髪をキレイにまとめる効果や熱によりダメージを受けてしまう事を
抑える効果があります。ドライヤーで冷風を使うタイミングは、根元がしっかりと乾いたらすぐに冷風に切り替えてください。
Contents
ドライヤーの温風と冷風どっちが髪に良いの?
温風・冷風どっちが髪に良いのかではなくどちらも必要な機能です。
温風も冷風もどちらも上手に使うことが髪に一番良いことです。
温風も冷風も使い方を覚えて今よりキレイで元気な髪にしていきましょう。
- 温風は濡れた髪をしっかりと乾かすために使用する機能です。
髪を乾かすためには必要な機能ですが、髪にとってはダメージの原因にも。 - 冷風は温度が上がり、ダメージを受けそうになった髪をクールダウンさせるために使用します。
髪は冷めていく間に形が固定されてしまいます。
温風で乾かし自然に冷めるのを待つ間に髪の形が決まってしまいます。
温風でキューティクルが開き、その状態のまま戻らず、広がったり、癖が出たりします。
温風で乾かし、すぐに冷風を当てることにより、キューティクルが引き締まり、時間短縮になり綺麗な形を保つことが出来るのです。
ドライヤーの冷風ってなぜあるの?髪は傷まないの?
ドライヤーの冷風で出来る事って意外と知られていないかもしれませんが、結構いろんな効果をもたらしてくれるので使っていきたいところです。
- 髪の傷み防止
- 髪の乾燥防止
- 髪にツヤを与える
- 髪のからまり防止
- 髪のクセ防止
- 寝癖防止
- 髪のボリュームを抑える
- ヘアスタイルを長時間キープ
これらはドライヤーの冷風機能がもたらしてくれます。
ドライヤーの冷風で髪の痛み防止!
髪を乾かしてくれるのは温風ですが、ドライヤーの最後に冷風を使用すると、髪が傷みにくくなります!
髪に水分が残ったままだと、水分で髪が膨張し、摩擦が起きやすくなります。
髪の毛同士の摩擦が起こることが原因で、キューティクルが剥がれて髪が傷みます。
ドライヤーで髪を乾かし、最後に冷風でキューティクルを閉じることで髪を傷みにくくすることが出来るのです。
つまりドライヤーの冷風は、ヘアケアの役割を担っています。
ドライヤーの冷風で髪の乾燥防止!
ドライヤーの冷風でキューティクルを閉じることにより、髪の髪内部の水分は、開いたキューティクルの隙間からどんどん逃げていきます。
つまり、キューティクルが開いていると髪の乾燥が進みます。
冷風を使ってキューティクルをしっかりと閉じることで、髪の毛の水分が逃げず、乾燥対策になるのです!
ドライヤーの冷風で髪にツヤを与える!
髪が濡れている時、ドライヤーの熱が当たった時には、髪はキューティクルが開いた状態になっており、表面がザラザラになっています。
冷風を当て、髪1本1本のキューティクルが綺麗に閉じることにより髪にツヤが出て綺麗な髪になるのです。
ドライヤーの冷風で髪のからまり防止!
キューティクルが開き髪の表面がザラザラしていると、髪の毛は絡まりやすくなります。
冷風を使いヘアケアをするとキューティクルが閉じ、表面がツルツルになり、髪の毛同士の絡まりを防いでくれるのです。
指通りも良くなり、サラサラ髪になります。
ドライヤーの冷風で髪のクセ防止!
髪は温める時に形を作り、冷める時にその形を固定させます。
始めにドライヤーの温風でクセを伸ばし、冷風で固定させると、髪のクセを抑える事が
出来るのです。根本や前髪のクセはこの方法で仕上がりが変わります。
ドライヤーの冷風で寝癖防止!
お風呂上りにドライヤーで髪を乾かし冷風で冷ましておくと、乾かした時の綺麗なままで髪が固定され、朝起きた時の寝癖防止になります。
忘れずにドライヤーの冷風を使い、朝起きた瞬間から寝癖の無い髪を作りましょう。
ドライヤーの冷風で髪のボリュームを抑える!
髪が広がりボリュームが出る原因のひとつは、髪の乾燥によるダメージです。
冷風でキューティクルをしっかり閉じ、髪の毛から水分が逃げるのを防ぐと、髪の広がりを抑えられます。
更に髪を手やブラシで頭皮に押さえつけるようにしながら、根元に温風を当て温め、その後、冷風で冷やします。
すぐに広がる髪も、冷風を上手く使うことにより、今までよりも髪のボリュームダウンが期待出来ます。
ドライヤーの冷風でヘアスタイルを長時間キープ!
髪は温める時に形が作られ、冷める時に固定されます。
その為、温風でまっすぐにブローし、更に冷風でそのストレートヘアを固定する事により、ヘアスタイルを長時間キープさせやすくなります。
『コテ』を使って巻き髪を作る時も同じで、髪を巻き終わった後、冷風でカールを冷す事により、巻き髪が崩れるのを防いでくれます。
ドライヤーの冷風はどのタイミングで使うのが良いの?
ドライヤーの冷風は使うタイミングは、温風で髪の毛を乾かし、最後に冷風でキューティクルを閉じる!!!このタイミングが一番良いです。
冷風の効果実感の為には、温風での乾かし方も気を付ける必要があります。
- タオルドライを確実に。
シャンプーやトリートメントし髪を洗い終わったら、お風呂で髪の毛の水分を軽く絞り、頭皮の水分をタオルで拭き取ります。
タオルを頭にかぶせ手で優しく抑えて頭皮の水分をタオルに吸収させます。 - 毛先の水分を優しく拭き取ります。この時、ゴシゴシ擦るやり方はやめましょう。
髪の毛をタオルで挟み込み、水分をタオルにポンポンと優しく叩き吸収させます。
髪の毛の中間~毛先にかけタオルで優しく拭き取ります。
キューティクルを剥がしてダメージの原因につながるので、タオルでゴシゴシ擦るやり方はやめておきましょう。
基本的には頭皮も髪も揉むように拭く様にしましょう。
タオルドライ後、ドライヤーの温風で8割程、髪全体を乾かして行きましょう。
頭の上から毛先に向かい風が流れる様にドライヤーの温風を当てましょう。
その後、頭の上から毛先に向かい風が流れる様にドライヤーの冷風を当てましょう。
髪の毛先を掴み軽く引っ張る様にブローしましょう。
ドライヤーで乾かす時の注意点
-
- 髪の表面ではなく、根元から乾かすようにしましょう。
- ドライヤーの風を下から上に向かって当てないようにしましょう。
- 温風で髪を乾かす時は、一か所に長時間当てないようにしましょう。
- 髪の毛が絡まらない様に、その都度ブラシや手ぐしでとかしましょう
まとめ
ドライヤーの温風も冷風もどちらの機能にも意味があり、その機能を理解し上手に使いこなすことで思い通りの髪にすることが出来るようになります。
冷風を使う事で、髪の乾燥、痛みも防げるし寝ぐせ防止やボリュームダウンにも効果があるなんてびっくりですよね。
髪を大切にする為には自然乾燥はやめてドライヤーの達人になることをおすすめします。
その際は温風冷風をうまく使い分けてくださいね。