何だか最近、寝室が臭くてしょうがない…その原因は、夫の加齢臭かもしれません。
でも、「年齢的なものだから仕方がない」と放っておくと、寝るのが苦痛になってしまいますよね。
ここでは、寝室の加齢臭の原因となるものについて、お話していきたいと思います。
又、寝室の加齢臭をスッキリ消すための、おすすめの対処法についてもお話します。
寝室の臭いは加齢臭なの?
寝室の臭いで、原因の大半は、夫(男性)の加齢臭ではないかと言われています。
もちろん、臭いの原因の全てが加齢臭というわけではありませんよ。
でも、加齢臭の臭いの強さはかなりのもので、こまめに換気をしないと寝室に入れないほどになるようです。
しかも、加齢臭は、お風呂に入って体をきれいにしただけでは消すことができない点が厄介です…。
それどころか、寝室だけでなく、お風呂までも臭くなってしまうというケースまであります。
このように強烈な臭いを放つため、毎日何時間も寝る寝室には、当然臭いが蓄積してしまいます。
又、寝室全体だけでなく、枕や布団・シーツなどの寝具にも、加齢臭がしみついていることが多いようですね。
寝室の加齢臭の原因は?
寝室を不快にする加齢臭…では、加齢臭の原因とは一体何なのでしょうか。
加齢臭の原因となるものは、皮脂の中に含まれる物質で、これが分解されるとイヤな臭いを放つのです。
この物質は、40歳を過ぎると急激に増加するため、これに伴って加齢臭が発生するということですね。
そして、全身からこの物質が分泌され、特に脇の下・背中・耳の周り・首の周りに多く分泌されるそうです。
確かに、体臭はこれらの場所から発生しているというイメージが強いですよね。
そして、この加齢臭は元々皮脂が原因であるため、水溶性ではありません。
そのため、どんなにお風呂やシャワーできれいにしても、水で流すことが出来ないのです。
「毎日お風呂に入っているのに、加齢臭が消えない…」という声もよく聞きますよね。
これは、「加齢臭が油性の臭いであるため、お風呂に入っても意味がないから」なのです。
ちなみに、加齢臭は汗とは違うので、暑い時期だけに発生するものではありません。
加齢臭は1年を通して発生するものなので、暑い時期限定ではなく、年間を通して対策をしなければならないのです。
寝室の加齢臭は空気清浄機で対処できる? その他のおすすめは?
では、寝室を少しでも快適な状態にするために、ここからは加齢臭の対処法をお話します。
寝室によく使う空気清浄機ですが、残念ながら、加齢臭対策の効果は低いようです。
最近は、加齢臭に対応した空気清浄機も、少しずつ販売されてはいると聞きます。
でも、まだあまり世の中に浸透してはいない商品なので、どのくらいの効果なのかは不明です。
寝室の加齢臭には、皮脂の臭いに対応している石鹸やボディソープを使うことがオススメです。
普通の石鹸・ボディソープではなく、皮脂や加齢臭対策に特化したものがいいですよ。
例えば、柿渋エキスが配合されている石鹸などは、皮脂・加齢臭に効果が高いようです。
柿渋エキスは、どんなタイプの体臭にも対応する成分なので、毎日使ってみるといいと思います。
そして、汗をかくシーズンは、消臭効果のある汗拭きシートで、こまめに体を拭くようにしましょう。
特に、お風呂上りは汗をかくので、夜寝るまでに、1度は汗拭きシートで体を拭いた方がいいですよ。
使う汗拭きシートですが、Agと明記された、銀イオン配合のものがオススメです。
又、毎日着るパジャマにも、加齢臭の原因となる物質が染み込んでしまっています。
そのため、パジャマは通常の洗濯に加えて、定期的に酸素系漂白剤でつけおき洗いをしてください。
月に1~2回程度の頻度で行うと、パジャマにしみ込んだ臭いの原因物質も、スッキリ一掃できますよ。
まとめ
寝室のイヤな臭いの原因のほとんどは、加齢臭だと考えて良いと思います。
加齢臭は皮脂が原因で発生するため、お風呂やシャワーで洗っても、落とすことができません。
又、空気清浄機でも、寝室の加齢臭を消すことはほとんどできないようです。
この場合は、加齢臭対策に特化した石鹸やボディソープ・汗拭きシートの活用がオススメです。
更に、日常で着ているパジャマを、月に1~2回くらい、酸素系漂白剤でつけ置き洗いするのもいいですよ。