愛用の自転車、いつものように乗ろうと思ったらなんか変!
よく見たらタイヤがパンク…パンクなら自分でも修理できると思ったけどうまくいかない事もありますよね。
今回は自転車のパンク修理がうまくいかない理由やタイヤ交換やチューブ交換が必要な際の費用がどのくらいかかるのかお伝えします。
自転車のパンク修理がうまくいかない理由は?
自転車のパンク修理は簡易なモノであれば自分ですることができます。
でも自力でパンクの修理をしてみたけど、うまくいかない時もありますよね。
そんな自転車のパンク修理がうまくいかない原因はいくつか考えられます。
- 虫ゴムが劣化しているのに気付かなかった。
パンクの修理がうまくいっても、虫ゴムが劣化していると空気が漏れてしまいます。 - 複数の穴を見過ごして、一か所だけしか修理しなかった。
穴は一か所だけとは限りません、チューブは水のなかで一周させて確認し、すべての穴を修理しないと、結局空気が抜けてしまいます。 - やすりを掛ける範囲が狭かった。
やすりの範囲が狭いとゴムのりがパッチにしっかりくっつかず、空気漏れの原因になりますので、やすりはパッチより広めに掛けます。 - ゴムのりの塗り方が厚すぎたり、塗る範囲が狭かったりした。
ゴムのりを厚く塗るとむらができやすく,せっかく貼ったパッチがはがれてしまいます。薄く均等に塗るのが理想です。 - ゴムのりを塗った後すぐにパッチを貼り付けた。
ゴムのりは3分から5分は乾かしましょう、すぐにパッチを貼り付けると、くっつかずにはがれてしまいます。 - パッチを貼った後、十分に圧着しなかった。
ゴムのりは接着剤とは違い、加硫促進剤でゴム同士を融着させるものですので、乾いてから強く圧力をかけることで、チューブとパッチが完全に密着する仕組みになっています。
また圧力をかけるときは、パッチの隅々まで丁寧にかけます、でなければこれも端の方からはがれる原因になります。 - タイヤに異物が刺さったままだった。
タイヤに異物が刺さったままだと、またチューブに穴が開いてしまいます。
これらが主な原因だと思われます。
自転車のパンク修理は、特にゴムのりの扱い方がポイントになります。
これらのことに注意をして、パンクの修理をやってみるとうまくいくでしょう。
自転車のパンク修理でタイヤ交換をする料金は?
自転車のパンク修理でタイヤを交換すると工賃だけで、前輪が1,200円位から、後輪2,100円位からになります。
自転車チェーン店やホームセンター、個人の自転車屋さんによってタイヤ交換の工賃の料金はまちまちです。
前輪と後輪でのタイヤ交換の料金が違うのは、前輪よりも後輪の方が、タイヤの交換に手間がかかるからです。
またタイヤの価格も様々ですが、標準で1,500円位です。
もっと安価なものもありますし、高価な物もあります。
使用目的で変わってきますが、家庭用の自転車だったら、標準タイヤで大丈夫だと思います。
工賃とタイヤ代金を合わせて、料金はだいたい3,000円から5,000円位です。
またタイヤは安全に乗るためにも、常にメンテナンスしておくことが大切です。
家庭用自転車のタイヤは約3,000キロ、年数にして3年位使用したら、交換の目安と言われています。
タイヤ交換の目安前にも、タイヤが摩耗して溝が薄くなっていたり、タイヤが消耗して繊維がほつれていたり、タイヤの経年劣化や直射日光などの影響でヒビが入っていたりしたらタイヤの交換が必要です。
自転車のパンク修理でチューブ交換の値段は?
タイヤのチューブの交換の値段も、もだいたいタイヤの交換と同じぐらいです。
店によって違い、前輪が1,200円位から、後輪が2,100円位からです。
これも工賃だけですので、チューブ代が必要です。
チューブは500円位からあります。
チューブだけの交換の値段は工賃とチューブの代金を合わせて、2,000円から4,000円位です。
また、パンクの修理をしすぎてチューブが劣化していたり、チューブについているバブルが壊れていたりしたら、チューブの交換が必要です。
けれども、チューブは、タイヤとともに劣化するので、タイヤと一緒に交換した方がお得です。
タイヤとチューブがセットで売られていたり、タイヤとチューブの交換の工賃がセットになっていたりするところが多いので、お店に確認してみましょう。
とはいえ、自転車はパンクさせずにタイヤやチューブを長持ちさせたいものですね。
タイヤに空気が入っているかを確認し、いつも空気がちゃんと入っている状態にしておくだけで、パンクのリスクをずいぶん減らすことができます。
まとめ
自転車のパンク、宅で修理できるなら、自宅でしたいものです。
ホームセンターや百均のお店にパンク修理用のセットが売られています。
いくつかの点に注意すれば、うまく修理できるでしょう。
でもタイヤやチューブの交換はちょっと手ごわいと思われるときは、自転車屋さんにお願いした方が良いですね。
日頃から、自転車の点検をしてもらうお店を決めておくといざという時、融通が利くかもしれません。
自転車のチェーン店、ホームセンターや街の自転車屋さんなど、自分に合ったお店を探しておくと良いですね。