生活

液体ミルクはいつから使える?賞味期限や余ったらどうすればいいの?

育児をしているママやパパの強い味方液体ミルク。調乳する手間がなく、温める必要もないのであらゆるシーンで助かりますよね。でも、いつから使っていいんだろう?と疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。
今回は、液体ミルクは生後何か月から飲ませても良いのか、そして賞味期限や余った時の対処法など詳しく解説していきます。

スポンサーリンク

液体ミルクはいつから使えるの?

昔から使われている粉ミルクは新生児からOKというのはみんな知っていますが、最近出てきた液体ミルクは何か月の赤ちゃんから使っていいのでしょうか?

液体ミルクには、グリコ「アイクレオ」(紙パック)と明治ほほえみ「らくらくミルク」(スチール缶)の2種類ありますが、どちらも【新生児から使用OK】です。

新生児は3時間おきの授乳が必要です。時にはもっと頻繁にあげなくてはいけないときもありますよね。そんなときに、調乳・温め不要ですぐに飲ませられる液体ミルクはとても便利です。

アイクレオは紙パック、らくらくミルクは缶に入っているので月例の低い赤ちゃんに飲ませるときは、清潔な哺乳瓶に移し替えて飲ませましょう。
常温保存OK、そのまま飲ませることも出来ますが、温めるときは別容器に移しましょう。

液体ミルクのメリットは?

液体ミルクの1番のメリットは【手間がかからない】こと。

粉ミルクの場合、粉を計量してほ乳瓶に入れ、70度以上のお湯を注いで溶かし、さらにそこに湯冷ましを足して人肌の温度に下がったのを確認してからやっと飲ませることができます。

準備から飲ませるまでに10分ぐらいはかかりますよね。特に夜中のミルクづくりはしんどいんですよね。

一方、液体ミルクは、開封して哺乳瓶に入れるだけ。
初めての育児でバタバタしていてもお腹をすかせた赤ちゃんにすぐ飲ませてあげることが出来るし、誰でも簡単に飲ませられるのでおじいちゃんおばあちゃんに預けるときも安心。

また、外出時も液体ミルクは便利です。ミルク育児の赤ちゃんとの外出は、哺乳瓶、必要な分の粉ミルク、お湯、湯冷ましが必要。さらにおむつや着替えなど、とにかく荷物が多いんですよね。

液体ミルクだったら荷物を減らせるし、外出先で赤ちゃんが泣いてもすぐに飲ませられるのでありがたいですよね。

そして世間で注目されているメリットは【災害時でも飲ませられる】こと。

液体ミルクなら水が出なくなっても飲ませることが出来ます。
長期保存も可能なので、赤ちゃんがいる家庭では備蓄品の中に入れておくのをおすすめします。液体ミルクを常備しておくと何かと安心です。

液体ミルクの賞味期限って?開けたらどうなる?

では液体ミルクの賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

  • アイクレオ は【未開封で常温6ヶ月】
  • らくらくミルク【未開封で常温1年】

です。

液体ミルクは赤ちゃんの体に良いものしか使われておらず、できるだけ母乳に近い成分で作られていて、防腐剤などは使用していません。開封後はすぐに飲み切るようにしましょう。

開封して時間が経ってしまうと、ミルクの劣化や、雑菌の繁殖など引き起こす可能性が高まります。

飲み残しなどで開封後時間が経ってしまった液体ミルクを赤ちゃんに飲ませることは避けましょう。


液体ミルクが余ったらどうすればいいの?

月例の低い赤ちゃんは1回の授乳で飲む量が少ないため、一度に1本飲み切ることはできないと思います。

では余ったミルクはどうすればよいのでしょうか。
さきほども書いた通り、液体ミルクには防腐剤など使用されていないので開封後の保存は基本できません。

もったいないと思うかもしれませんが、赤ちゃんのためにも残りは潔く捨ててしまう方が良いです。
便利な液体ミルクですが、粉ミルクと違い、量を調整できない点はデメリットでもあります。

値段も粉ミルクよりも高いので、毎回余りを捨ててしまうのは気が引けます・・・

なので、自宅では基本粉ミルク、急いでいるときや疲れているとき、外出時や誰かに預けるときは液体ミルクなどとうまく使い分けることをおすすめします。

まとめ

2019年3月にグリコから「アイクレオ」発売、続いて明治から「らくらくミルク」が発売され、育児中の家庭を中心に注目を集めています。

海外では粉ミルクよりも液体ミルクの方が主流という国もあります。

液体ミルクのメリットは、

  • 調乳、温めの手間がなくすぐに飲ませることが出来る
  • おじいちゃんやおばあちゃんに預けるときでも安心
  • 外出時の荷物を減らせる
  • 災害が起きた時でも飲ませられる

育児中のママやパパにはありがたいことばかりです。しかし、デメリットもあります。

  • 開封後時間の経ったものは飲ませられない
  • 量の調整が出来ない
  • 粉ミルクに比べて値段が高い

それでも液体ミルクは、災害時、外出や旅行、夜間授乳など、いろんなシーンで活躍します。

粉ミルクと液体ミルクを上手に使い分けて、少しでも毎日育児に追われるママやパパの助けになるといいですね。

スポンサーリンク