インフルエンザの予防接種って毎年きちんとやっていますか?
インフルエンザは毎年12月ごろから流行り始めて、1~2月にピークを迎える事が多いです。
予防接種をしたからといってインフルエンザにかからないわけではないですが、重症化を避けるために接種が推奨されています。
今回はそんなインフルエンザ予防接種の効果ってどのくらい続くのか?予防接種を打つのはいつがいいのか?予防接種を受ける前に気を付けるべきことはあるのかについてご紹介したいと思います。
Contents
インフルエンザの予防接種の効果ってどのくらい?
インフルエンザの予防接種って万能だと思っている人もいるのではないでしょうか?
予防接種をしていたらインフルエンザにはならないみたいな…
インフルエンザの予防接種をしてインフルエンザのかかる事ってあるんです。もちろん逆もあって、予防接種をしなくてもインフルエンザにかからないって事もあります。
予防接種を受ける意味あるの?
そんな疑問を持つ人も居ますよね。
インフルエンザの予防接種はそもそもインフルエンザのウィルス体の中に入れることで免疫を付けるために行います。免疫があるからといって絶対にかからないという保証はないですね。
ただ、免疫が体にある事でインフルエンザに感染した際に重症化を防げるのです。
大抵は急激に高熱が出て、1週間もすれば回復しますが、まれに重症化する場合があり最悪の場合死に至る事もあります。
特に乳幼児や高齢者、基礎疾患がある人などが重症化しやすいと言われています。
インフルエンザは予防接種後2週間でウィルス抗体ができ始め4週間でピークに達し、数か月効果を持続しながら徐々に免疫が低下してきます。
(一般的には約5か月と言われています。)
インフルエンザの予防接種は早く打てば良いってものでもないんですね(^_^;)
この事実を知る前はなるべく早く注射した方が良いと思って、インフルエンザの予防接種が始まるとすぐに予約してってしてました(・・;)
予防接種してもシーズン終わりごろにかかったことがあるんですが、これ免疫が落ちてきたタイミングだったのかもしれないなと今さらながらに思います。
インフルエンザの予防接種いつ打つのが良いの?
インフルエンザの予防接種は早すぎても遅すぎても良くないって言われてもじゃぁいつが良いの?あんまり遅いとワクチンがないって事もあるって聞くけどってなりますよね。
ウィルス抗体が出来るのに約2週間という事なので11月末から12月初旬までには予防接種を受けておきたいですね。
でもインフルエンザの感染のピークは例年1~2月、予防接種後4週間で免疫のピークを迎えるとなると12月中旬~後半でも良いのかな~と思ったりもしちゃいますね。
12月と言えばもう寒くなっていて普通に風邪など体調を崩しやすいです。体調を崩している時は予防接種を避けた方が良いので、その辺のバランスも考えてくださいね。
12月になるといつも風邪ひいちゃってるな~なんて人は少し早めに11月に受けておくとか、自分の調子とも相談して予防接種の時期は決めてくださいね。
医療機関でも毎年12月までには予防接種を受けましょうと呼びかけられていますよね。
これにもちゃんと理由があったんですね。
12歳以下の子供は2回接種が必要なので要注意!
インフルエンザの予防接種は生後6か月~12歳までは抗体がしっかり定着するように2回接種が行われます。
接種と接種の間隔は約2週間~4週間と言われているので、親に合わせて11月下旬から12月に受ければ良いやなんて思っているとインフルエンザの流行に間に合わないかんて事も…
予定している時に風邪なんかひいちゃうと予防接種が受けられないって事もあるので、子供も一緒にインフルエンザの予防接種をと考えている場合はなるべく早めに予定を組んでおくと良いですよ。
大人よりも重症化しやすいですからね。しっかりピーク前に予防接種を完了させておきたいものですね。
インフルエンザの予防接種の注意事項は?
インフルエンザの予防接種は重症化を防ぐ効果があるって言われているし受けた方が良いのかなと個人的には思いますが、誰でもが受けられるわけではないんですよ。
まずは卵アレルギーはある人は受けるのは要注意です。
卵アレルギーがある人は普通に知っているのかもしれませんが、私は全然知りませんでした(・・;)
子供が生まれて、予防接種って赤ちゃんでもした方が良いのかな?!って病院で相談した際に…
私「いやまだ食べさせてません。」
先生「じゃぁ今回はやめといた方が良いね!」
その時も実はふ~んそうなんだ~ぐらいだったんですよ。病院でやめときなって言われたからやめておこぐらいなね^_^;
なぜ卵アレルギーの人は受けない方が良いかって…
卵アレルギーの人がインフルエンザのワクチンを接種するとアナフィラキシーになるかもしれないので要注意なんですね。
その他にも、心臓血管系疾患、腎臓疾患などの基礎疾患があったり、気管支ぜんそくを持っている人だったり、妊娠中だったり気になる症状などがある場合は事前にインフルエンザの予防接種を受けることが出来るかの確認もしてくださいね。
予防接種の予約をしていても、当日発熱(37.5°以上)ある場合なんかも予防接種を受けられない事があります。
当日気になる症状がある人も必ず医師と相談して受けられるかの確認が必要になります。
基本インフルエンザの予防接種は予約をしていくと思うので、気になる事がある人は事前に相談しておくと良いですよ。
まとめ
インフルエンザの予防接種の効果や受ける時期など参考にしてみてくださいね。
再度言っておきますが、インフルエンザの予防接種はあくまでも予防の一環であって万能ではないです。
予防接種を打ったからほかの対策を何にもしなくて良いという事ではないので注意してくださいね。
しっかり予防措置をしてインフルエンザにかからないように気を付けましょう!