子どもが鼻をすすっているの気になりませんか?
鼻をすすってばっかりいると、鼻の病気はもちろん、耳や喉までウィルスが達してしまい様々な病気の原因になります。
鼻をすするのが癖になってしまうと直すのってなかなか難しいんですよね。そんな大人結構見ますし…
今回は子どもが鼻をすすっちゃう原因、やめさせる方法、鼻をすするとどんな病気になるのか等子供の鼻すすりで気になる事をまとめてご紹介したいと思います。
子供が鼻をすする原因は?
子供が鼻をすすってしまう一番の原因は上手に鼻をかむことができないからです。
そもそも鼻の正しいかみ方を知っていますか?!
意外と知らないって人多いのではないでしょうか。
- 片方(片鼻)ずつかむ事
- ゆっくりと小刻みにかむ事
どうでしょう?きちんと出来ていましたか?!
私も自分は自然にはやっていたけど、子供に鼻をかませる際に「これって駄目だったんだ~」って気付いた事もありました。
大人になるれば当たり前のように鼻をかむことができますが、子供って鼻かんでっていうと両方同時に「ふーん」としてみたり、力任せに「ズビビーっ」と鼻をかんだりしますよね^_^;
- 両鼻をつまんで両鼻1度に鼻をかむ事
- 1回で鼻の中の鼻水を全て出し切ろうと一気に力いっぱい鼻をかむ事
子供の鼻のかみ方って間違った鼻のかみ方の見本見たいですね(・・;)
大人になるとさすがに両鼻同時にって人は少ないと思いますが、一気に鼻をかんだりしていませんか?
私は結構やっちゃってました。(今もやっちゃうことあります^_^;
だって鼻を強くかむと一気に詰りがとれてすっきり~ってなるんですよね。
ちょっと話が逸れましたが、子供は鼻が詰まったりして気持ちが悪いけど、上手に鼻をかめない。鼻をズズっとすすってみたらちょっぴりすっきりした。
こんな感じで鼻をすする癖がついてしまうですね(・・;)
鼻をすする癖を子供にやめさせるには?!
鼻をすする癖を子供にやめさせるのって実は結構大変です(;^_^A
大人でも癖になっちゃうとなかなか直すの難しいものです。
それが子供になると余計に難しいですよね^_^;
子供って「鼻をすするのは良くないからやめてね」と言ってもなかなか聞いてくれませんよね。
そうなるとついつい強い口調で「ダメって言ってるでしょ!!」となりがちですが、これって実は逆効果だったりします。
でもダメって言わずにいかに子供に鼻すすりをやめさせるのかって悩ましい問題ですよね。
まずは鼻をすするとなんでダメなのかを日頃からきちんと伝えておきましょう。
小さくてまだどうせわからないからと頭ごなしに「ダメなの!」と伝えている人って多いです。
でも子どもだってきちんと説明してもらっているのと、何もわからないのにただただダメって言われてるのでは伝わり方が違います。(その時はわからなくても後々差が出てきますよ。)
もちろん難しい言葉を使ってコンコンと説明する必要はありません(笑)
こんな感じで大丈夫です。
そして怒らないのもポイントです。
気を付けようね~、やめようね~となるべく穏やかに注意する、伝えるを心がけましょう。
「ダメ!」、「やめなさい!」とか強い口調で言うと子供は怒られていると感じてしまいます。これ子供の自己肯定感を削いでしまい情緒が不安定になっちゃったり…なんて事にもなりかねません。
同じ母としてわかりますよ~怒ってるんじゃなくて心配だから強く言っちゃうの…
でも子供に伝えたいなら優しく諭すようにの方が結果的には良いことが多いです。
強く言ってしまって失敗した体験談…
これは鼻すすりでってわけじゃないんですが…
子どものイヤイヤ期とかってイライラが募りますよね。
そのイライラを爆発させて強い口調で怒っちゃった事があるんですね^_^;
そしたら翌日だったかな?!保育園で…
これにはかなりのショックを受けたのを覚えています。だって身に覚えがあるんですもの…
これをリカバリーするのに結構かかりました。
まぁ鼻すすりを注意するぐらいでこんな急な変化はないと思いますが、何度もダメを言われることで、子供にとっては「ダメなんだ…」が蓄積していっちゃいます。
いつその蓄積されたマイナスの気持ちが爆発するとも限りません。
といっても、子育てをしているとダメって言わなきゃいけない場面もたくさんあります。
ママだって気分で子供に当っちゃうこともあります。
すべて子供の気持ちを考えて菩薩みたいな広い心で子供に接するなんてできないけど、子どもの気持ちに寄り添う意識を持っているかが大切なんじゃないかな~と思いますよ。
鼻をすするのが原因でなる病気もある?!
鼻をすするのが良くないのは見た人が良い気持ちがしないなんてのもありますが、一番大きいのはやっぱり病気の原因になってしまう事というのがあげられます。
鼻をすするのが癖になってしまうと、中耳炎などの病気になりやすいと言われています。
鼻をすする行為は「百害あって一利なし」なんですよね~(-_-;)
ではなぜ鼻をすすると中耳炎になってしまうのかというと…
鼻と耳がつながっているといのは知っていますよね。鼻の奥と中耳(鼓膜の内側)が耳管という器官でつながっています。
そもそも鼻水は細菌やウィルスを捕まえて体の外に洗い流す役割をしているのですから、その鼻水をすすってしまうのはとっても危険ですよね。
子どもの耳管は太くて短く、傾斜もゆるやかなため細菌が大人より侵入しやすいんですよね。
大人が鼻をすすっても中耳炎になるのはよっぽどって感じですが、子供の場合は少しの鼻すすりでも中耳炎になる危険があります。
風邪などをひいている時の鼻水にはいつも以上にばい菌が居ますのでより注意をしないと中耳炎になりやすいですよ。
日頃から子どもが鼻をすすっていたら優しく注意するように心がけましょうね。
また鼻水がからめとってくれているウィルスや細菌が鼻をすする事で喉にも流れ込み喉の炎症を引き起こすこともあります。
風邪のウィルスなんかを外で受け取っても鼻水が上手に洗い流してくれることもあるのに、鼻をすすってしまったばっかりにしっかり風邪をひいてしまうなんて事にもなりかねません。
また鼻をすすると鼻腔内の圧力が高くなり、その圧力は耳管を通じて中耳に伝わります。この圧力によって鼓膜が破れたり、内耳(中耳のさらに奥)に障害を与えたりします。
中耳炎ってかなり辛いです。子供の痛みは変わってあげられないので中耳炎にならないよう細心の注意を払ってあげたいものです。
耳管の形状には個人差があり、中耳炎になりやすい子、なりにくい子と居ますが、中耳炎にならないから鼻をすすっても良いという訳ではないのでぜひ気を付けてあげてくださいね。
鼻をすする癖に大人になってから困っている人も結構いますから、癖になる前に…ぜひぜひママが注意してあげてください。
パパやママも無意識に鼻をすする癖がついてないかこの機会に気にしてみてくださいね。パパやママが鼻をすすっているのに子供に注意をしても説得力に欠けますので…
こちらの記事が参考になりますよ。
⇒ 鼻をすする癖はよくない?治すには?マナー違反なの?も見てみる。
まとめ
子どもが鼻をすするのってよく見かけますが、鼻をすすることで病気になる事もあると聞いたら注意してあげたくなりますね(-_-;)
あまり注意しすぎるのも精神的によくなかったりしますので、こどもの個性に合わせて上手に注意、誘導をして、上手に鼻をかめるように手伝って上げてくださいね。
今では普通に鼻をかんでいますが、子供によっては小学生低学年ぐらいまで上手に鼻をかめない子もいます。
ぜひ焦り過ぎず、ゆっくり気長に教えてあげてくださいね。
そして鼻をすすっちゃって中耳炎になったかも?!なんて時は早めに耳鼻科を受診して適切な処置を受けるようにしましょうね。