洗濯物の生乾きの臭いって不快ですよね。
着る前に気づければまだいいですが、出かけた後に気づいたり、汗をかいて衣類が湿ったことで隠れていた臭いが復活なんてことも多々あります。
今回はそんな洗濯物の生乾きの臭いの原因と臭いを消す方法、どうしてもすぐ消したいときの応急対策をご紹介したいと思います。
洗濯物の生乾きの臭いの原因は?
洗濯物の生乾きの嫌な臭いの原因は、洗濯物に雑菌が増殖することです。
洗濯したばかりなのに雑菌が増殖するの?と思う人もいるかもしれません。
人の老廃物や汗や皮脂汚れといったタンパク質汚れは汚れを繊維に固定させ落ちにくくします。
これらのタンパク質汚れがもともとの臭いの原因です。
体温と同程度のお湯(40℃ぐらい)で洗うとタンパク質汚れは落ちやすくなるのでお風呂の残り湯で洗濯するなど対策すると良いです。
ただし、すすぎまで残り湯ですると臭いの原因になってしまうのですすぎは水道水で行う様にしましょう。
消臭効果や皮脂汚れなどを落としやすくする事で知られている重曹を洗濯時に加えるのもおすすめです。
ここでは40Lのお湯にとしましたが水でも大丈夫です。(ただし効果はお湯の方が上がります)
水だと重曹の溶け残りが心配と言う人はお湯で溶いてから洗濯機に投入すれば良いです。
また重曹と同様に消臭効果や除菌効果が期待できるミョウバン水をすすぎの時に加えるのも効果的です。
つまり45Lの水が必要であれば45mlです。
重曹は洗濯をする際に、ミョウバン水はすすぎをする際にと覚えてください。
スプレーにするときは作ったミョウバン水を約10倍に薄める。 保存期間は約1週間 です。
ちなみにミョウバンはスーパーの漬物の素なんかが売っているあたりに置いてあると思います。
ここにも注意!
洗濯槽の汚れが臭いの原因になることもありますので、なんか生乾き臭が気になるなとか洗濯槽の掃除なんてしたことなかったという方は洗濯槽の掃除もしておくと良いでしょう。
柔軟剤を多くすれば良い香りがして、生乾きの嫌な臭いも気にならないと思って多めに使っちゃおうという人も居るかもしれませんがそれは逆効果です。
柔軟剤を入れ過ぎると洗濯物が乾きにくくなります。
洗濯物の濡れている時間が長いのは生乾き臭の原因にもなるので、匂いが気になるから多めに柔軟剤を入れちゃおうは絶対にやめましょう。
部屋干しのコツなどはこちらを参考にしてみて下さい。
洗濯物の生乾きの臭いを消す方法!
生乾き臭の原因と予防法をご紹介しましたが、ついてしまった生乾き臭はどうすれば良いのでしょう。
一番簡単な方法は単純にもう1度洗濯する事ですが、汚れが蓄積した事でついてしまたような強烈な生乾きの臭いは再度洗濯するだけでは取れないことも多いです。
確実に臭いを消したいのであれば、酸素系の漂白剤を入れた液に1〜2時間(素材によっては30分程度)つけ置きした後に洗濯機で洗濯します。
この方法でほぼ臭いは取れると思います。
つけ置き時間が長いと生地を傷めたり、逆に菌が増殖するおそれもあるので注意してください。
また予防法でも紹介したミョウバン水は弱酸性でアルカリ性の臭い物質を中和して消臭してくれる効果があるので、すすぎの際に入れるのもおすすめです。
予防法と臭いを消す方法は被るところも多いです。
予防と消臭はセットとも言えますね、ぜひ試して見てください。
洗濯物の生乾きの臭い!応急処置する方法!
洗い直しなど対処ができれば良いですが、出かける時に気づいちゃって着替える時間がなかたとか、着た時は気にならなかたのに汗をかいたら生乾き臭が復活してしまったなんてこともあるでしょう。
生乾き臭ってとても不快ですからできるだけ早く解消したいですよね。
不快な生乾きの臭いを今すぐなんとかしたいという状況になったときの応急対策をご紹介します。
市販の消臭スプレー、携帯用に小さいコンパクトなものも売っているので使ってみると良いです。
また予防、消臭方法でも再三ご紹介しているミョウバン水を10倍に希釈したミョウバン水スプレーを持っておくのもおすすめです。
ミョウバン水スプレーは消臭スプレーとしてだけでなく制汗スプレーとしても使えますので汗の気になる季節には持っておくと重宝しそうですね。
出かける前で時間があればアイロンをかけることで殺菌効果が期待できます。
生乾きの気になる季節にはアイロンを使うのも効果的です。
ただ時間がない時には少し面倒なので応急対策としては微妙かもしれないですね。
まとめ
雨の日やジメジメした梅雨の季節は洗濯物が乾かない、生乾き臭が気になるという人も多いと思います。
予防法と消臭方法、応急処置の方法を知っていればジメジメした季節も快適に乗り切れると思います。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。