子供がイヤイヤ期に入るとどうしていいかわからないというママやパパは多いのではないでしょうか。
特に1人目の子育てであれば前例もないし、イライラしちゃったりパニックになったり子供の行動に一喜一憂なんて人も多いと思います。
今回は子供のイヤイヤ期にイライラしちゃう理由や子供への接し方とおすすめの対処法をご紹介したいと思います。
Contents
子供のイヤイヤ期にイライラするのはなぜ?
イヤイヤ期の子供にイライラする理由ってなんだと思いますか?
そんなの、「なんでも嫌って言うからでしょ!」と思った人もここで少し考えてみて下さい。
確かになんでも嫌って言われるとどうしていいか困りますが…
それだけでそんなにイライラするものでしょうか。
ちょっと自分のイライラの原因を考えてみてください。
- 他人と比べている
- 世間の一般常識にあてはめている
- 子供と自分を同一視している
このあたりチェックしてみてください。
別の誰かと比べていませんか?
よその子と比べてうちの子はなんで出来ないのと不満に思っていたりしませんか。
この「他人と比べて出来ないという事実にイライラする」のが本当のイライラの原因ではないですか?
これって無意識でやっちゃっている人多いんですよね。
確かに同年代の○○ちゃんは出来てるのに…なんて思うと、なんでできないの?なんでいう事を聞いてくれないの?という気持ちが湧いてきて余計にイライラしちゃう。
でも…子供はマイペースにでも成長しているって、昨日の自分(こども)と比べると少し余裕が出来るのではないでしょうか。
世間一般の常識にあてはめてない?
子供の成長って本当に千差万別です。
1人1人に個性があって、普通はこのぐらいの時期はもう歩けるはずとか、お話ももっと出来るようになっているはずなんて思い込みで子供を型にはめて評価しようとしていませんか?
この世間一般に常識と言われているところから少しでも外れていることが本当のイライラの原因ではないですか?
でもこの考えでいくとイヤイヤ期は魔の2歳児、悪魔の3歳児と言われるぐらい一般的なので世間と一緒でイヤイヤ期があって良かったと思わなきゃですよね。
良いことは普通にあって欲しいけど、面倒なイヤイヤ期なんかはいらないってのは虫が良い話ですよね。
そう考えると少しゆったり気分で子供に接することができるかも( ´艸`)
魔の2歳児ってこうゆうことか~子育てあるあるよねなんて思えると最高ですね。
そして同年代のママたちと、あるあるで盛り上がって愚痴ってストレス発散しちゃうとかおすすめですよ。
子供は別の人格であるという事を理解していますか?
子供はあなたではありません。(当たり前ですが…)
子供はのあなたと別の個性を持った1人の人間です。
そうそう思い通りにはなりません。
振り返ってみてください。あなたは親の思う通りに生きてきましたか?
違うという人が多いと思います。
ねっ!思い通りにしてくれないのは当たり前なんです。
思い通りにしたいと思うからそれがうまくいかない事にイライラしているのではないですか。
えっでもうちの子まだ2歳(3歳)だし…と思うかもしれませんが関係ありません。
もう自我が出てきていますよね。だから嫌と主張することがあるんですよね。
子供を1人の人間として認めてあげると少しイライラが減ると思いますよ。
イヤイヤ期の子供への接し方
イヤイヤ期の子供にイライラする理由がわかったところで、そんな時の子供への接し方についても考えてみましょう。
何をやっても、何を言ってもイヤイヤ言う子供に接する時にまずは感情的にならないのが1番大切です。
何でも嫌と言われると確かにイライラします。
そして耐え切れず爆発!!となるパターンが多いのかなと思いますが…
この時感情的にならずに一呼吸おいてみて下さい。
怒りが、文句が出そうになったら、意識的に深呼吸をしてみるのもおすすめです。
そして、子供の気持ちになってみましょう。
そんな悠長な事してられないと思う人もいるかもですが、ちょっとやってみてください。
遊びを中断させようとして拒否される場合
例えばご飯の時間だからと遊びを中断させようとして嫌と言われるなんて子育てのシーンではあるあるですよね。
子供の気持ちになって見ると「もっと遊びたい!」です。
親からしたらご飯の時間なんだからと思うけど、子供はまだ時間の感覚が備わっているわけでもないです。
楽しく遊んでいるところを邪魔された=嫌だ
これ嫌だと思って当たり前だと思いませんか。
自分に置き換えて考えてみると、何かに没頭しているときに邪魔されるのはどうですか?
嫌だと感じますよね。
でも大人ですから、あ~この時間ならご飯にしなきゃだなとか考える事が出来るのです。
もっと遊びたかったという気持ちがわかったら共感してあげましょう。
「もっと遊びたかったんだね。わかるよ」
この一言で良いんです。
とはいえそれなら気が済むまで遊んでいいよと言ってあげるわけにはいかないので、
「ご飯が終わったらいつもはすぐお風呂の時間だけどその前にちょっとだけ遊ぼうか」
など、今は遊びは終わりだけど代わりにいつ遊ぼう、後で遊べるよと代替案を提案してあげる。
こんな事だけでも子供は気持ちを分かってもらえた。受け入れられたと感じます。
子供の成長においてこの自己肯定感ってとっても大事です。
ぜひぜひやってみてください。
全てがこんなに単純に行くわけではないですが、まず子供の気持ちになって考えてみる。
これ怒りたくなった時にワンクッション置くことにもなるしおすすめです。
客観的にその状況を見てみる!
自分の子がやっていてイライラするなと思う事でも、案外よその子がやってるのを見ると「ププッ」と笑ってしまったり、面白いな、可愛いなって見れることないですか?
イライラを感じたら、ちょっと客観的にその状況を見てみてください。
意外とす~ッと気分が晴れることもありますよ。
まぁ確かに自分の子は自分でしつけなきゃなので、よその子じゃ笑えても自分の子となると別だと思う事もありますよね。
でも本当にそうでしょうか?
よその子を見てもあれはダメでしょ注意しなきゃってレベル事じゃなければOKと思ってい見てはどうでしょう。
そしたら、うちの子面白いな、個性的だなと思えるかもしれませんよ。
イヤイヤ期の子供って本当に扱いが難しい。
親がむきになって怒ると余計に悪化する事の方が多いです。(実際わが家はそうです。)
笑い飛ばせるぐらいの余裕がイヤイヤ期には必要かな。
いうなれば鈍感力を身につけましょうって事です。
ただ他人に迷惑をかける行為なんかはしっかり注意しましょう。
その辺のさじ加減は難しいですけどね。
言葉でちゃんと伝える練習を…
子供が何が嫌か、何をして欲しいのかいつでもわかるスーパーママは良いですが、私なんかは良く間違えて余計にご機嫌が悪くなるって事があります。
「して」って言ったからしたのに…とこっちは思っちゃいますが、的がずれてるんだから喜んでくれるはずもありません。
子供がイヤイヤするのには子供なりの理由があります。
全然理解できない理由の時もあれば、「嫌だったの!」で理由がわからないものまでありますが…
自分の気持ちが伝わらないのが一番子供のストレスなんじゃないかと思います。
「何がしてほしいの?」
言葉できちんと言わないと伝わらないよ。
お母さんには分からないよ。という事を何度も繰り返し伝えます。
言葉で何がしたいのか、何をしてほしいのか言えるように日頃から子供に話しておくと良いです。
これイライラしちゃってからじゃなかなかうまく伝えられず、子供も親も伝わらない事に余計ジレンマを感じちゃうので日頃から伝えるというのがポイントですよ!
イヤイヤ期の子供への対処法
子供の気持ちに寄り添うようにすると良いというお話をしましたが、子供も毎回同じ心理状態じゃないし、あの手この手で嫌だという気持ちを表現してきます。
日頃から子供の事をよ~く観察してみて下さい。(機嫌の良い悪いにかかわらずです。)
そして子供の様子を記録(メモ)してみてください。
- 今日は○○で機嫌が悪くなったけど、△△したらケロッと機嫌が直った。
- 今はこれに興味があるらしい。
- 今日はこんな言い間違いをした。(これ後から見ると可愛いです。)
- 急に変なダンスを踊り出した。
こんな感じで何でも良いです。
子供の事を記録していると今まで気づかなかったことに気づく事もあります。
こんな行動をするときはもう眠い時だ。
××の話をするとちょっと機嫌が悪そうでも話にのってきて笑顔になる確率が高い。
わが子は眠くなると声が大きくなります。
家にいる時は良いですが、外にいる時にはどうしても
「もっと小さい声で!」
「静かにしなさい!」
なんて言ってしまいます。
でもでも…注意するともっと大きな声を出したりします(-_-;)
分かっていても外では「ダメ!」と言ってしまいますが、グズグズ言っている理由がわかっているのでイライラ度も低いですよ。
機嫌が悪くなるパターンがわかったら対処法も!
あ~これ機嫌が悪くなる時間帯だなとかわかっていると対応も楽じゃないですか?
そして機嫌が悪くなっても、
-
- 今興味のあるものの話をしたら気分が変わるかな
- 一緒に踊ろうと創作ダンスをしてみたり
- とっておきのおやつを出してみたり
子供を観察していてこれならって思ったものを試してみるなんてのも意外と効果があります。
子供が機嫌が悪い時、イヤイヤ言うときに対処する方法(引出)を日頃の記録から探してみましょう。
記録にはその他にも意外なメリットも!
それにここが記録する事の利点なんですが…
イヤイヤ期に限らず子供の事をいろいろ記録していると、
- あ~ここ成長したなとかもわかる
- 見てるようで子供の事見てなかったなと反省することも出来る
- へぇこんなところもあったんだっていう新しい子供の一面を発見する
こともあってとってもおすすめですよ。
自分の記録がイヤイヤ期のわが子への対処法を教えてくれます。
まとめ
イヤイヤ期って本当に大変で、早く過ぎてしまえば良いのにって思う事は多いです。
でも長い目で見ると本当にほんの一瞬ってぐらい限られた時間でしかありません。
ほっておいてもイヤイヤ期は終わります。
大人になって親にあれも嫌、これも嫌なんてわがまま言ってる人はいないですよね。
子供のイヤイヤ期って大変な時期だけど、だからこそ密度濃く子供と関わりながら、一緒に成長する時間だと思って楽しくイヤイヤ期も乗り切れると良いですね。