布団干しは体力を使う仕事なので、忙しい時は、やるのがちょっとつらいですよね。
又、天気によって、布団を干すことができる日も限られるので、なかなか思ったようにいきません。
では、布団は、どのくらいの頻度で干すのがベストなのでしょうか。
ここでは、布団を干す頻度や、雨や曇りの日はどうしたら良いかなどについてまとめました。
Contents
布団を干す頻度はどのくらいがいいの?
布団は、毎日干す必要はありませんが、できれば定期的に干すことが理想です。
しかも、布団は、掛布団と敷布団とでは、湿気などの状態が全く違います。
そのため、掛布団・敷布団は別々に干し、それぞれ干す頻度も違います。
掛け布団を干す頻度は?!
掛布団の場合は、週に1回程度、風通しの良い場所で数時間、陰干しすれば大丈夫です。
ただ、どうしても寝汗が染み込んでいるので、陰干しの他、月に1回は天日干しもしてください。
この天日干しに関しては、表面と裏面、それぞれ2時間くらいずつ行ってくださいね。
敷布団を干す頻度は?!
一方、敷布団の方は、掛布団よりも寝汗がかなりしみ込んでいるので、もう少し頻度を高める必要があります。
しかも、掛布団の場合、素材によって水分の蒸発率が変わるので、素材によって、干す頻度も違います。
- ポリエステルと羊毛…ポリエステルと羊毛の敷布団は乾きが早い。
陰干しを週に1回+天日干しを週に1回行うだけでOKです。 - 木綿…木綿の敷布団は乾きにくい。
天日干しを週に2~3回行いますが、表面・裏面両方行ってください。
ちなみに、どの素材の場合も、天日干しの時は、シーツを付けたままの形で大丈夫です。
布団を干す日が曇りだとどうなの?効果はある?
「布団を干したくても、曇りの日が続いて干せない」そんな時もありますよね。
では、曇りの日に布団を干してしまった場合、効果はあるのでしょうか。
曇りの日の場合、湿度が高くない日であれば、布団を干しても効果は十分に期待できるようです。
湿気の多い曇りの日は、布団が湿ってしまうので、さすがに干すのはNGです。
でも、乾燥している日であれば、布団の湿気を十分蒸発させることができますよ。
ちなみに、具体的な湿度としては、「湿度40%以下であれば布団を干してもOK」と考えてください。
布団を干すか干さないかの判断基準は、実は、天気ではなく、湿度なのですね。
そのため、曇りの日だけでなく、晴れの日に関しても、湿度には注目しておきたいところです。
晴れていても湿度が高い日は、布団が湿ってしまうので、布団を干すのには不向きですよ。
雨の日の翌日に布団を干しても良いの?
湿度が高い日に布団を干せないとなると、雨の日の翌日に布団を干すのも良くないのでしょうか。
答えから言ってしまうと、雨の日の翌日は、布団を干すのはやめておいた方がいいですね。
たとえその日が快晴だったとしても、布団を干すのは少し待ってください。
先ほどもお話したように、布団を干して良いかどうかの基準は、天気ではなく湿度です。
雨の日の翌日は、晴れたとしても、ほとんど例外なく湿度がかなり高くなっています。
そのため、布団を干しても、布団が湿ってしまう可能性が十分に考えられるからです。
どうしても雨の翌日に布団を干したい場合は!?
もし雨の日の翌日が快晴で、どうしても布団を干したい場合は、午前中だけは避けましょう。
午前中は、前日の湿気が残っていることが多く、まだ空気が湿っていると考えられるからです。
もし午後になって日が出てきたら、湿度を測り、40%以下になっているのを確認して干せばOKです。
ちなみに、今はGoogle検索でもすぐに湿度が出てくるので、湿度に関しては、スマホで簡単に調べられますよ。
まとめ
布団を干す頻度は、掛布団の場合は週に1回の陰干しと、月に1回の天日干しが理想です。
一方、敷布団は素材によって頻度が違いますが、掛布団よりもまめに干してください。
又、布団を干す時に注目すべき点は、天気ではなく、「湿度が40%以下かどうか」です。
湿度が高い場合は、布団が湿ってしまうので、天気に関係なく、布団干しはNGです。
逆に、湿度が低いなら、多少曇っていたとしても、布団を干してしまって大丈夫ですよ。