ベランダに蜂の巣を見つけると、ちょっとびっくりしてしまいますよね。
でも、駆除しようとしてむやみに手を出した場合、刺されてしまう危険もあります。
では、ベランダに作られてしまった蜂の巣には、どのように対処したら良いのでしょうか。
ここでは、ベランダの蜂の巣の種類や見分け方、対処法についてお話していきます。
Contents
ベランダの蜂の巣の種類ってどう見分けるの?
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ではまず、ベランダの蜂の巣の種類と、その見分け方についてお話します。
ベランダに巣を作ると考えられる蜂は、
- ミツバチ
- アシナガバチ
- スズメバチ
の3種類です。
ミツバチの巣の特徴は?!
ミツバチの巣は、蜂の巣の中でも大きめであるという特徴があり、最大1mにもなります。
巣の形は、板状のものが何枚か重なったような形状になっています。
そのため、丸さはなく、下に向かって垂れ下がっているという点も特徴です。
アシナガバチの巣の特徴は?!
アシナガバチの巣の色はグレーで、ハスの実のような形であることが特徴です。
「お茶碗を逆さにしたような形」というと、イメージが浮かぶかもしれません。
巣の穴は六角形になっており、丸い穴ではありません。
アシナガバチの巣は、比較的目立たない場所に作られるという特徴があります。
そのため、見逃しやすく、「気が付いたら巨大化していた」というケースも多いようです。
スズメバチの巣の特徴は?!
スズメバチの巣は、茶色く、表面にマーブル模様があることが特徴です。
スズメバチの巣の多くは球状の形ですが、中には、フラスコ状の形のものもあります。
巣穴からは、監視役の蜂が常駐しているため、蜂の巣の中でも、最も手出しが難しいものだと言われています。
スズメバチに刺されて救急搬送…なんてニュースも毎年見かけますよね。
危険な蜂なのでマーブル模様の蜂の巣の時は特に注意が必要ですね。
ベランダの蜂の巣って放置してるとどうなる? 危ないの?
![](https://definitelyknow.com/wp-content/uploads/2019/07/hatinosu_beranda1.jpg)
蜂の巣を見つけた時、「恐いからそのまま放置している」という人も意外といるんですよね。
では、ベランダの蜂の巣を放置したら、どうなってしまうのでしょうか。
確かに、蜂の巣を一般の人がむやみに駆除しようとするのは危険です。
なので、できる限り手を出さないようにすることが鉄則だと思います。
ところが、放置している間に蜂の巣が巨大化し、大ごとになってしまうこともあります。
こうなってしまうと、蜂の数も増えてしまい、刺される危険も大きくなりますね。
そのため、自分から手を出してはいけませんが、すぐに業者に駆除の依頼をしましょう。
蜂の巣の駆除は、早めにプロの業者にお願いすれば、安全に駆除することができますよ。
ちなみに、蜂の巣をずっと放置し、蜂の数が増えてしまうと、周辺にも迷惑が掛かりますね。
その結果、蜂に刺される被害を受けた人が増えると、蜂の巣を放置した責任を問われることもあるようです。
なのでやはり、蜂の巣を見つけたら、早めに業者に連絡することをオススメします。
ベランダの蜂の巣は作りかけに駆除する方が良いの?
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ベランダの蜂の巣は、大きくなってしまったあとでは、駆除するのが大変です。
そのため、できることなら、「作り始め」という段階で駆除してしまうのが理想です。
作り始めの蜂の巣とは、女王蜂が1匹だけで作っている、かなり小さい状態のことを指します。
この状態であれば、仲間の蜂も集まってきていないので、それほどの危険性はありません。
なので、殺虫剤を散布し、女王蜂ごとすぐにビニールに入れて駆除すれば大丈夫です。
ただ、この駆除作業は、素手で行わず、必ず手袋を着用して行ってください。
蜂の巣が最も危険なのは?!
最も危険なのは、「作り始め」ではなく、「作りかけ」の蜂の巣です。
作りかけの蜂の巣は、すでにある程度の大きさになっており、仲間の蜂も集まってきています。
その巣に手を出すと、蜂たちが狂暴化し、一斉に攻撃してくるようになります。
そのため、作りかけの蜂の巣は、どんなに小さくても、必ずプロの業者に駆除してもらいましょう。
まとめ
ベランダに巣を作るのは、ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチで、それぞれ形状が違います。
蜂の巣を見つけたら、手を出さずにそっとしておき、早めにプロの業者に駆除の依頼をしましょう。
蜂の巣を放置したままだと、蜂がどんどん増えてしまって危険ですよ!
但し、女王蜂が1匹だけで巣を作っている「作り始め」の状態なら、自分で駆除しても大丈夫です。