生活

結婚式のキャンセル料は分割や減額できる?保険で賄えるの?

結婚式は人生においても一大イベントなので慎重に式場選びもしてきたはず…
でも契約をしてから、もっと良い式場に出会ってしまったり、何らかの事情でキャンセルしたいという場面もありますよね。
結婚式をする前ならキャンセルはできますが、契約をしてしまった場合キャンセル料は必要になります。結婚式はキャンセル料も高額になるので悩む人も多いかも入れません。

そこで今回は、結婚式のキャンセル料を分割払いできるのか、キャンセル料って交渉したら減額できるか、キャンセル料が保険で賄えるってどういう事か結婚ご紹介します。

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結婚式のキャンセル料って分割で払える?

結婚式場を予約する際に交わす、契約書に「キャンセルした場合に、キャンセル料を分割払いもできる。」と記されていない限り、分割での支払いはできません。

銀行などから借りて、結婚式場には一括で支払って銀行の方を分割するという形になります。

しかし、そんなに大きな結婚式場でなければ、場合によっては話し合いに応じてくれるかもしれないので相談してみるのはありです。

結婚式のキャンセル料はなぜ発生するの?

ここで疑問になるのは、キャンセル料はどんな状況の場合に発生してくるものなのでしょうか。

一般的には、「事務手数料」という事になります。
解約すると発生する「損害賠償金」としての意味もあります。

新郎新婦が特定の日時に結婚式場を予約すれば、式場側は他の人にはその日の挙式や披露宴を販売する事ができなくなります。

  • 新郎新婦が自分達の都合でキャンセルしてしまうと式場側も、その間に他の人との契約をしていなかったのだから、その分入るはずだったお金の損害分。
  • キャンセルするまでの打ち合わせなどに使った人件費

これらの理由でキャンセル料が発生するんですよね。

結婚式は1日ですが、準備には多くの期間と人が関わるというのを忘れてはいけません。

なので、キャンセル料を支払うのは仕方のない事ですが、できれば少しでも金額を安くしたいというのは思っちゃいますね。

結婚式のキャンセル料って交渉次第で減らせるの?

ほとんどの場合、本契約をしてしまったら交渉しても減らす事はできません

契約をするという事はそういう事です。
しかし、交渉次第で多少は減額になる事もあるので試してみてください。

次の式場もしくは候補の式場で、「実はすでに本契約をしている式場がある」というのを相談してみてください。

キャンセルする際のアドバイスや減額交渉について教えてもらえるかもしれません。
手続きを代わりにやってくれる式場もあるといいますからまずは相談です。

また、他の式場からの乗り換えを考えていて、すでにキャンセル料が発生する旨を話せば契約時に値引きしてくれるという事もあります。

結婚式場の相談カウンターで相談する

また、相談カウンターで話を聞いてもらうのもひとつの手段です。
大手の式場検索サイトには、全国のいろいろな場所で相談デスクと呼ばれる店舗があります。

相談デスクは、結婚式場を探してくれるだけでなく、結婚に関する内容であれば臨機応変に対応してくれます。

中でもHanayume(ハナユメ)の相談デスクは、見積書のチェックをしてくれたり、式場でのわからない事にも細かく教えてくれます。

相当の理由があれば消費者センターや弁護士に相談も…

式場の対応が悪い、契約前に言っていた事と違うなど、相当な理由があるが式場の対応が悪いという場合は消費者センターに相談するのもありです

その他にも弁護士さんに相談するという手もあります。
専門家が出てくるとなると式場側の態度が変わる事もあります。

ただ、他に素敵な式場が見つかったなどの自分原因のキャンセルに関しては難しいと思います。

結婚式を契約する前に気を付ける事!

まずはしっかり厳選してから結婚式場を予約する事です。

人気の式場などだとすぐに決めないと埋まっちゃうかもなんて不安もありますが、仮予約という制度があると思います。

とりあえず数日~1週間程度希望の日程を抑えてもらう事ができ、その間に迷っている式場の見学をしたり、第三者に相談したりする余裕ができますよ。

また、キャンセル料の事を気にして契約する人はいないですが、万が一の時の事を考えて契約をすれば、トラブルも回避できるのできちんと考えてから本契約をして下さい。

  • 本契約前にはキャンセル料とその時期に関しての確認をする事。
    約款や契約書は字が細かくて読むのも大変ですが、お金に関する事が書いてあるのでしっかり確認して下さい。
  • 結婚式場のスタッフにも口頭説明をしてもらう事。
    契約する時に申込金を払う場合は、キャンセルしたときにそのお金が返ってくるのか、何の目的で申込金を支払う必要があるのかを必ず確かめて下さい。

結婚式の申込みという幸せの絶頂で、キャンセル料がとか頭が回らないのはわかりますが、高額な契約でもあるのでしっかり確認をするのも当然のことですよ。

言った言わないというトラブルもあるので、不安であればテープレコーダーを持参しても良いです。

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結婚式のキャンセル料が保険で賄えるって何?

横浜市中区の「ホテルニューグランド」で2016年4月より「結婚式総合保険」の取扱いを始めました。

家財保険などを扱う保険会社「あそしあ」が扱っている保険で、震災や新郎新婦の怪我、病気などによる結婚式の延期、解約などが対象になり、式や披露宴のキャンセル料金を補償してくれます。

プランによって変わってきますが、新郎新婦が支払う保険料は1~5万円です。
結婚式のキャンセル費用限度額は、最大850万円までとなっています。

この保険は、ホテルニューグランドにて結婚式を挙げるカップルに適用する保険なので、自分達が契約をする際に式場の人にどのような保険があるか確認をした方が良いですね。

何もないとは思いますが、先の事はわからないのでたとえ保険料がかかっても安心料として支払うと思えば安いものです。

ただ、これも対象は震災や病気、けがなどのやむを得ない理由の場合なのでご注意ください!

結婚式はクーリングオフはできないの?!

ちなみに、結婚式場キャンセルはクーリングオフの対象外です。

クーリングオフは、訪問販売や電話勧誘販売に対する支払いに対応した法律です。

クーリングオフ対象業種

セールストークや勧誘などがされやすい、エステ、語学教室、家庭教師、結婚相手紹介サービス、パソコン教室、塾の6種類が適応になります。

しかし、結婚式場のように自分で契約をしに行くような場所は、クーリングオフの対象外になっているので気をつけて下さい。

まとめ

結婚式のトラブルのほとんどは、キャンセル料に関する事が多いと言われています。

契約する時に、自分達がキャンセルするなんて思いながら契約するカップルは少ないですが、高額な契約であり一生に一度のイベントなので、万が一のことも考えておく必要があります。

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