夏は暑く、冬は寒い日本の気候、赤ちゃんがいる家庭では部屋の温度調節に悩むことってありますよね。掛け布団の種類の選び方も難しいところです。さらに赤ちゃんはよく布団を蹴ってしまうので、風邪をひかないか心配に思うママは多いのではないでしょうか。
この記事では、生後3か月ごろの赤ちゃんの季節に合った掛布団の種類や、布団を蹴ってしまうときの対処法などを紹介します。
Contents
3か月の赤ちゃんに掛け布団って必要なの?
そもそも、生後3か月ごろの赤ちゃんに掛け布団は必要なのでしょうか。
もちろんあった方がいいのでは?と思う人も多いと思います。
実際に必要だったという人も多くいますが、他のもので代用した人もたくさんいます。
3か月ごろの赤ちゃんは、まだまだ睡眠が中心の生活を毎日送る時期。
睡眠の環境を整えてあげることは赤ちゃんにとってとても大切です。
赤ちゃんにとって快適な環境は、気温18~24度、湿度60%前後といわれています。
温度計や湿度計を部屋に置いてこの気温や湿度を目安にしてエアコンや加湿器などを調整する人もいるのではないでしょうか。
それにプラスして布団で調節してあげると赤ちゃんは快適に眠ることができます。
3か月の赤ちゃんの掛け布団のおすすめは?
ではどんな掛布団が望ましいのでしょうか。
3か月ごろの赤ちゃんは新生児の頃に比べて筋肉が発達し、手足の力が少しずつついてきていて寝ている最中でもよく手足を動かします。
厚みがあったり、重みのある掛け布団はおすすめしません。
赤ちゃんの動きを邪魔する布団は睡眠を妨げてしまいます。
掛布団を用意するなら、軽くて柔らかい布団を選びましょう。
他のもので代用する場合は、大きめのブランケットやタオルケット、おくるみなどの薄手のものを何枚か重ねて、季節に合わせて調整しても良いでしょう。
赤ちゃんの掛け布団は季節によって変えた方が良いの?
赤ちゃん用品店などで売っているベビー布団のセットに含まれている掛布団は1枚なことが多いですが、1年間それだけで過ごすのは難しいです。
日本の気温や湿度は季節によって変わるので、その時期に合った掛け布団を用意すると良いでしょう。
春秋におすすめな掛布団は?
たとえば春と秋は、日中は過ごしやすいのですが朝と夜の気温差が激しい季節です。
朝晩は肌寒いので、薄手の毛布やタオルケットを何枚か重ねて調節するのがおすすめです。
過ごしやすい日中は、気温に合わせて掛けるものを減らすと良いです。
夏におすすめの掛け布団は?
夏の暑い日は、部屋の中は冷房で調節する家庭が多いと思います。
涼しくするのはよいことですが、お腹は冷やさないようにしましょう。
通気性の良い薄手のガーゼケットやおくるみがおすすめです。
冬におすすめの掛け布団は?
冬はしっかりと体を温めることが大切です。軽い毛布や布団を重ねてかけてあげましょう。
手足が冷えているときは1枚増やすか、毛布などで保温してあげることが大切です。
温かい部屋であれば何枚も重ねる必要はありません。
温めすぎにも注意が必要です。
赤ちゃんは大人よりも暑がりで汗をかきやすい体質です。
汗をかいたまま寝ていると風邪をひく原因になってしまうので、様子を見てうまく調整しましょう。
赤ちゃんが掛け布団を蹴るのはなぜ?対処法は?
布団をかけてあげても蹴ってしまって気づいたらなにもかかっていない状態で寝ていた、なんてことは子育て中のママにとっては日常茶飯事な出来事ですよね。
気づいたときに掛けてもまた蹴って、の繰り返しですよね。
なぜ赤ちゃんは布団を蹴ってしまうのでしょうか。
赤ちゃんが布団を蹴る原因1 暑すぎる
風邪をひいてほしくないという親心から、部屋をしっかりあたためて、さらに温かい布団をかけていませんか?
赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、私たち大人にとってはちょうどよい布団でも赤ちゃんにとっては暑すぎるのかもしれません。
赤ちゃんが布団を蹴る原因2 無意識に手足を動かしていて布団がずれる
先ほども書いたように、赤ちゃんは寝ているときも手足をバタバタ動かします。
その拍子に掛けていた布団がずれてしまっているのかもしれません。
赤ちゃんが布団を蹴る原因3 布団が邪魔
赤ちゃんはまだ布団の必要性がわからないので、体や足に乗っかってきて重たいな、邪魔だなと思って蹴っているのかもしれません。
対策としておすすめなのが、スリーパーや腹巻、レッグウォーマーを着せてあげることです。
スリーパーにはいろんな素材、厚み、お腹までの丈のものや足まで隠れる丈のものなどいろいろあるので、季節によって使い分けるといいでしょう。
スリーパーを着せていれば布団がずれていても安心です。
赤ちゃん用品店やインターネットなどでも購入できるので、まだ用意していない人はこの機会に用意するといいですよ。
まとめ
まだ言葉を話さないから、寒いのか暑いのかわからないので風邪をひいてしまわないか不安になりますよね。
掛布団はあれば便利ですが、必ず必要というわけではありません。
むしろ、タオルケットやおくるみなど、薄いものを重ねたり減らしたりした方が掛け布団よりも調節しやすいという意見もあります。
住んでいる地域によっても温度は変わるので、自宅の環境に合わせてうまく選ぶといいですね。
赤ちゃんが布団を蹴ってしまうのもよくあること。
心配な時は、スリーパーや腹巻などのグッズをうまく使って赤ちゃんが快適に眠れるように調整することをおすすめします。