お風呂上りにドライヤーで髪を乾かすと、乾燥してパサパサになりませんか?
この乾燥がイヤで、「お風呂上りにはドライヤーは使わない」という人もいるようです。
では、お風呂上りは、髪をどのような形で乾かすのが正解なのでしょうか。
又、お風呂上りのドライヤーで、汗が止まらなくなった時はどうしたら良いのでしょうか。
風呂上りに髪を乾かすのが面倒! 乾かさなくても良い?!
お風呂上りに髪を乾かすのは、正直面倒ですが、やはり乾かした方が良いです。
髪を自然乾燥で乾かしてしまうと、むしろ、髪が傷む原因になる事を知っていますか?
ただ、自然乾燥自体が悪いわけではなく、髪を長時間濡れた状態にしておくことがNGなのです。
なぜかと言うと、髪が濡れている時間が長いと、キューティクルが傷んではがれてしまうからです。
キューティクルは髪の表面にあり、髪を保護してくれる役割を持つ、大切なものです。
これがどんどんはがれてしまうと、必然的に、髪が傷みやすくなってしまいますよね。
ドライヤーで乾かすことも、髪にとっては、多かれ少なかれ負担になることは事実です。
でも、全く乾かさないまま長時間放置しておくことも、同じくらい、髪にとっては良くないことなのですね。
又、濡れた髪を長時間そのままにしてくことで、頭皮から冷えてしまい、頭部の血行が悪くなります。
その結果、健康な髪が生えづらくなってしまうことにもつながるんですって…。
風呂上りに髪がパサパサ広がるのを防ぐには?!
さて、お風呂上りに髪を乾かすと、パサパサ広がるのが悩みの種…そんな人も多いと思います。
私も、髪が乾燥しやすい時期になると、毎年これに悩まされていた1人でした。これを防ぎたい時は、髪を乾かす前に、保湿効果のあるものを髪や頭皮に塗るといいですよ。
例えば、ヘアオイルやヘアミルク、洗い流さないタイプのトリートメントなどがオススメです。
私の場合は、スキンケアに使っているホホバオイルを、軽く髪になじませています。
又、私の周りでは、「椿オイルが髪に合う」と言っている人も多かったですよ。
まず、お風呂上りに髪をある程度まで拭いて、表面の水分を拭き取っておいてください。
そして、髪を生乾きの状態にした後、2~3滴くらいの少量のオイルやミルク・トリートメントを髪に馴染ませます。
この時、あまりたくさん塗ってしまうと、今度はベタついて後が大変なので、気をつけてくださいね。
そしてその状態のまま、ドライヤーで、髪の先ではなく根元から乾かしてみてください。
こうすることで、髪を保護しながら乾かすことができるので、パサパサになるのを防ぐ効果が期待できますよ。
ちなみに、「それでも髪がパサパサになる」という時は、乾かした後にも、オイルやミルクを髪に馴染ませてみてください。
ドライヤーの熱で負担をかけてしまった髪を、優しくコーティングする効果がありますよ。
お風呂上りのドライヤーで汗が止まらない! どうすればいいの?
お風呂上りにドライヤーを使うと、どうしても汗が止まらなくなることがありますよね。
このような場合は、温風だけで乾かそうとせず、冷風も有効活用してみましょう。
髪を乾かす時、最初は温風である程度まで乾かしたら、次は冷風で乾かしてみてください。
そして、また次に温風で乾かす…といった具合に、温風と冷風を交互に使い分けるのです。
こうすることで、温風だけが髪に当たる時間が少なくなり、汗をかくのを防ぐ効果が期待できますよ。
又、汗をかきたくない時は、いつもよりもタオルドライの頻度を上げてみることもオススメです。
普段タオルドライを1回しかしていなければ、タオルを2~3枚用意して、回数を増やしてみてください。
ドライヤーの前に念入りにタオルドライをすることで、ドライヤーを使う時間が短くなります。
その結果、長時間ドライヤーを使って汗をかくということがなくなっていきますよ。
まとめ
お風呂上りのドライヤーは面倒ですが、濡れた髪を長時間放っておくと、髪が傷んでしまいます。
なので、髪を乾燥やドライヤーの熱から保護しつつ、優しく髪を乾かしてください。
髪を乾かす前にひと手間加えることで、髪がパサパサしにくくなるのでオススメです。
更に、そのひと手間で、「ドライヤーを使って汗をかく」ということを防ぐ効果も期待できます。