七夕が近づいてくるとショッピングモールで短冊を書こうなんてイベントをしていたりと多くの七夕飾りを見かける事があると思います。
七夕の笹飾りには短冊以外にもいろんな飾りが付けられているのを見かけますよね。
そんな七夕の飾りにそれぞれ意味ってあるのかな?なんて思う事もあるかもしれませんね。
今回は子供に聞かれても困らない七夕飾りの意味や、一緒に作れる七夕飾り、笹をどうするかについてご紹介したいと思います。
七夕の飾りってなにか意味があるの?
大きな七夕飾りを見てみるといろんな七夕飾りが飾られているのに気づきます。
七夕の笹になんでもつけていいのかな?
何かこのついてる飾りに意味ってあるのかな?
なんて思ったことはありませんか。
子供は好奇心が旺盛ですから、笹を見て「なんで?」「なんで」と聞いてくるかもしれません。
そんな時に困らないように七夕飾りの意味を確認しておきましょう。
短冊(5色)…今は5色と言わず様々な色や柄の短冊が使われていますが、たなばたの歌にも出てくるようにもともとは「五色の~短冊~♪」でした。
短冊はもともとは字の上達を願ったそうですが、短冊の色でこんな違いあるんですね。
- 青(緑):徳を積む・人間力を高める
- 赤:父母や祖先への感謝の気持ち
- 黄:信頼、知人・友人を大切にする
- 白:義務や決まりを守る
- 黒(紫):学業の向上
自分の書く願い事に合わせて色を選んでみると良いですね。
良く見かける七夕飾りの意味も知っておくと良いですね。
小さい飾りを作るなら、自分の願いにあった飾りをつけるって言うのも良いですね。
織姫が裁縫が得意なのにかけて、裁縫や技芸が上達しますように
巾着
巾着は昔はお財布として使われていました。そこからお金が貯まりますよう
投網(網飾り)
漁をする網を表していて、豊漁になりますように
折鶴
長生きの象徴でもある鶴なので、家族が長生きできますように
屑籠(くずかご)
飾りを作った際のごみを片づけるというところから、整理・整頓が出来て物を大切に出来ますように
吹き流し
織姫の機糸を表していて、機織り・裁縫が上手になりますように
提灯
提灯はあかりをともすものなので、心を明るく照らしてくれますように
星飾り
お空の星までみんなの願いが叶いますように
輪飾り
みんなの夢がつながりますように
なんか全部ちゃんと意味があったって知ると改めて七夕の飾りつけも良いなって感じますよね。
他にも三角つなぎや四角つなぎは吹き流しと同じ願いが込められていたり、菱飾りは天の川の星をイメージして作られていたりもします。
そしてなぜ笹に飾るのかっていうと、笹の葉に邪気を払ってくれますようにという願いが込められている事。
まっすぐ天高く伸びる笹に飾れば、願い事も天まで届けられるという意味で笹が使われるようになったなんて言われていますよ。
なるほどね~って感じですよね。
ちゃんと飾りにも笹にも意味があるんです。
なんとなく子供が産まれるまで七夕って休みになるわけじゃないし、あ~今日は七夕か晴れると良いねぐらいにしか思っていませんでした。
でも子供が産まれて一緒に七夕も楽しみたいなと思っていろいろ調べてみたら、へぇって思う事が多くてこれは子供にも教えてあげたいなって思う事が出来ました。
そして七夕がなんか身近になった気がします。
今年はなんか違った七夕が迎えられそうです。
皆さんも七夕飾りの意味披露しちゃってくださいね( *´艸`)
七夕の飾りを手作りするなら?
七夕飾りの意味も分かったし、今年は七夕飾りを作ってみようかななんて思っていますか?
子供と一緒に手作りとか結構楽しいです。
もともと何か作るのって好きなんですけどね…
これから梅雨に入って外遊びも出来なくなるので、家で出来て子供も興味のある工作…
七夕飾り造りしてみてはいかがでしょうか。
簡単に出来る七夕飾りの作り方
七夕飾りって家でも簡単に折り紙なんか使って出来ちゃいますよ。
投網の作り方
- 折り紙を半分に折って長方形を作ります。
- 長方形になった折り紙をもう1度半分に折ります。(短い辺を半分にする)
- 細長い長方形が出来たら左右から切込みを等間隔で入れます。
- 全体に切込みが入ったら折り紙を開いて上下に引っ張れば完成です。
左右から切込みを入れるときにお子さんだとちょっきんと切ってしまわないように注意してあげてください。
ちょっぴり難しい投網の作り方はこちら…
これは折り紙を結構折っているので切込みを入れるのがちょっと難しいです。
小さなお子さんには長方形バージョン、ママはちょっと難しいバージョンと分けても良いですね。
後、今回は普通サイズの折り紙を使っていますが、難しいバージョンは大きめの折り紙を使った方が綺麗に出来ます。
どうしても中心近くは切込みが小さくて広がりにくいので小さいとちょっと物足りなく見えちゃうかなと思います。
子供ってはさみを使うのが好きだし、簡単なのに結構手が込んでる様に見える投網の作り方をご紹介しましたが、そのほかも簡単に折り紙で作れたりするのでやってみてはいかがでしょうか。
折り紙1枚でこんな星飾りも簡単に出来ちゃいますよ。
ちょっと影が目立っちゃって見にくくてすみません(;’∀’)
七夕飾り笹がない時はどうする?
七夕の飾りの意味も分かったし、楽しく七夕飾りを手作りして、いざ飾りを飾ろうと思っても笹が家に普通にあるってないですよね。
早速笹を買って来なきゃ~ですが、あれれ?!笹ってどこで買えるの?ってなりますよね。
普段笹が売っているところに出会う事ないですもんね。
直近になると大き目のお花屋さんかホームセンターなんかで買えます。
ただ笹は日持ちがしないので直前に買う必要があります。
(直前にしか売っていないが正解かも…)
なかなかそんな直前に買いに行けないとか、買に行ってなかったら嫌だなとかって思う人いるでしょう。
(もし買に行くなら事前に確認してから行くと良いですね。)
そんな時は…何かで代用して作っちゃうのもおすすめですよ!
折り紙で笹の葉を作ります。
ポールに折った笹の葉を取り付けて即席で七夕用の笹が完成です。
ここに手作りした七夕飾りや短冊を飾れば立派な七夕飾りが完成ですね。
笹の代わりに100均などで手に入る園芸用の緑色のネットを使う方法
緑色のネットを天の川に見立ててなんていうとちょっとこじゃれた飾りって思われるかも…
小さな子供だと壁に直接貼っていくのは難しいから、大き目の画用紙に貼りつけて作った七夕飾りを部屋に飾るとかの方が良いかもしれません。
ただ壁に貼る方法だと、立体的な飾りはちょっと飾りにくくなっちゃいますね。
貼るように別で飾りを作った方がきれいに仕上がるかもしれません。
笹がなくてもいろんな方法で七夕飾りを楽しむことが出来ますよ。
100均でも小さな笹(プラスチック)が売っているのでそれを買ってきてというのも手っ取り早いです。
笹がないから七夕飾りが飾れないなんてあきらめず、あるもので代用するで七夕楽しんでくださいね。
まとめ
七夕の飾りの意味を知ってちょっと七夕になじみが出たところで、簡単な飾りなんか作ってみると楽しいですよ。
子供の頃って七夕ってなんか短冊に真剣にお願い事書いたりして楽しんでましたよね。
でも大人になるとちょっとクールに七夕行事を見ていたり…
もう一度七夕を純粋に子供と一緒に楽しんでみるきっかけになればと思います。
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