飲食

栗の渋皮煮って時間かかるの?重曹を使うのは?傷がつくと?

栗を大量に貰った、もう定番の栗ご飯なんかは作ったし、たくさんの栗どうしようかななんて時ありますよね。

そんな時は栗の渋皮煮にチャレンジしてみてはいかがですか?
渋皮煮は渋皮がついたままの栗を砂糖蜜で味を付けたスイーツで、ちょっと手間はかかるけど美味しいですよ。

今回はそんな渋皮煮を作るにどのくらいの時間がかかるのかな?重曹ってなんで必要なの?渋皮に傷をつけると作れないの?なんて事についてご紹介したいと思います。

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栗の渋皮煮ってどのぐらい時間かかるの?

栗がたくさんあって今回初めて渋皮煮にチャレンジしようと思ったけど、どうやら時間がすごくかかるって話を聞いて大丈夫かな~と心配になっている人も居るのではないでしょうか。

確かにね、渋皮煮って時間かかるんですよ(・・;)

渋皮煮を作る工程は?

  1. 鬼皮を剥く。
  2. あく取りをする。
  3. 筋取りをする。

最初の工程である鬼皮を剥くだけでも結構大変!
とくに渋皮煮は渋皮に傷をつけないように慎重に剥く必要があるので大変なんですよね。

そして2,3の工程であるあく取り、筋取りは丁寧に何度も繰り返してやる必要があります。
栗のアクが減り栗がピカピカになってきたら終了の合図です。

というわけで渋皮煮を作る際は下ごしらえに時間がかかります。

栗の渋皮煮の作り方についてはこちらの記事でご紹介しています。
⇒ 栗の渋皮煮の作り方!上手な保存方法は?賞味期限はある?

渋皮煮って渋皮に傷つけちゃだめなの?!

渋皮煮は渋皮に傷つけちゃダメなんだったら、面倒だから甘露煮にしちゃおうかななんて思っちゃいますよね。

そんな人にはちょっとこんな耳より情報お伝えしちゃいます(*^_^*)

栗の渋皮にはアンチエイジング効果のあるポリフェノールが含まれています。
渋皮まで一緒に食べられる渋皮煮は美味しくてアンチエイジング効果も期待できるなんて嬉しくないですか?

さぁアンチエイジングって聞いて俄然やる気が出てきましたね(^^)/
手間暇はかかるけど1つで2度おいしい渋皮煮作ってみてください。

栗の渋皮煮って結局何時間かかるの?

栗の渋皮煮を作るのに何時間かかるかは実は栗次第だったりします。

アクが強いものだとあく抜きに何度もゆでこぼしをする必要があるんですね。
レシピによっては10回やってくださいなんて書いてあるものも…(-_-;)

ゆで汁が透明に近い色(薄いワイン色)になればOKとか、ゆで汁の渋みがほんのり感じられる程度になればOKとかあくが抜けたしるしは多々あります。

1回の時間はお水からゆでて沸騰して10~15分というところなので1回30分ぐらいで計算してください。
(あっ鬼皮を剥く時間は考慮してないのでその分はプラスしてくださいね。)

後は好み(時間と手間と味へのこだわりのバランス考えて)お好きな回数でやってみてください。

ちなみに私の場合…

私は3回やってゆで汁の色が透明に近づいて、渋皮の固さもまぁ良いかなと思えたら次の工程に移っちゃいます。

ズボラなのでなるべく回数は少なくです(;´・ω・)

それでもほぼ失敗したことないです。
ほぼって言ったのは1度渋みがちょっと気になるかなって時があったので(・_・;)
(食べれないほどじゃないし全部頂きましたけどね)

栗の渋皮煮 重曹を使うのはなぜ?

栗の渋皮煮って基本は渋皮のついた栗を砂糖で煮るっていう単純な料理なのでほぼ家にあるもので作れちゃいます。

でもレシピを見るとたいていは栗の渋皮煮を作るには重曹が必要ってなっています。

重曹がないと作れないのかというとそんなことはないんですが、重曹を使った方があく抜きの時間を短縮できるというメリットがあるんです。

重曹を使わない方が栗の風味が残っておいしいなんて人も居ますが、時間が有り余ってるのでなければ重曹使っちゃえば良いじゃないのって個人的には思います。

ちょっと話がそれました(・・;)

渋皮煮を作る際の重曹の役割は?

渋皮煮を作るときに重曹を入れる理由は大きく2つあります。

  • 重曹の役割の1つめはアクを抜く。
  • 重曹の役割の2つめは渋皮を柔らかする

栗の渋皮にはアク(渋み)があります。
渋皮煮は渋皮ごと食べるのでこの渋みを取っておかないとおいしくいただけません。

また渋皮ってちょっと固いですよね。
重曹にはこの固い渋皮を柔らかくしてくれる効果があるんです。

重曹を使うポイントはゆでる際重曹は水から入れるってところです。

そして、火を強くし過ぎてグツグツ、栗どうしがあんまりぶつからない様にしましょう。

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栗の渋皮煮 渋皮に傷がついてしまったら?

栗の渋皮煮ってアクを抜くのにも時間がかかるけど、実は栗の鬼皮を剥くのが大変って所もありますよね。

それも渋皮煮を作ろうと思ったら、渋皮に傷をつけずに鬼皮だけを丁寧に剥いてくださいねって注意書きがあったりします。

渋皮煮を作るときに渋皮に傷がつくとなんでダメなの?!

丁寧に剥いていてもうっかり傷がついてしまうって事ありますよね。
そんな時、その栗は使えないのかというのは気になります。

栗を剥くのに慣れてないと、よく見るとほんのちょっとだけど剥いた栗全部渋皮に傷がついちゃったなんて事も実際あります(・_・;)

結論を言うと、「傷がついた栗でも渋皮煮は作れる」です。

なぜ渋皮煮を作る際に渋皮煮傷をつけてはいけないの?

傷がついた栗でも渋皮煮が作れるならなぜ傷をつけちゃダメって言われるのか気になりますよね。

渋皮煮を作るときは何度も茹でてあく抜きをします。
渋皮に傷がついていると煮崩れを起こしやすくなります。

なんか納得です。
私も最初はちょっとぐらい傷があっても渋皮煮作れるでしょって思ってたんです。

でも何度も時間をかけて丁寧にアクを抜くので気を付けないと煮崩れしますよね。
渋皮があることでそれを防いでいるんですね。

渋皮煮傷がついてしまったらどうする?

皮を剥いた中で数個傷が…であれば、傷がついた栗は栗ご飯にするとか別の料理に使うのがおすすめです。

ただし剥いた栗全部よく見ると傷があるんだけど…という場合が困りますよね。

でもせっかくなので、煮崩れの心配はありますが多少の傷なら作っちゃえば良いと思います。(大きな傷がある栗は避けておきましょう。)

その場合は、アクを抜く際にあまりグラグラ煮ないように気を付けましょう。
グラグラ煮立たせると栗同士が水の中でぶつかって煮崩れを起こしやすくなります。

傷がある場合はいつも以上に慎重にあく抜きするなど注意をすれば意外と上手に渋皮煮作れます。

とはいえやっぱり傷がない方が綺麗に仕上がるので鬼皮を剥く際は細心の注意を払いましょう。

気になる鬼皮の簡単な剥き方はこちらの記事でご紹介しています。
⇒ 栗の皮の剥き方 簡単なのは?鬼皮は?渋皮は?

まとめ

栗の渋皮煮のちょっとした疑問はこれで解決できましたか?

やっぱり面倒って思った人も居るかもしれないですけど渋皮煮って美味しいですからね。
ちょっとの手間と思ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

私なんかはアンチエイジングって言葉にひかれて作るタイプです(^_^;)

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