ジェットコースターが苦手な人は、できるだけ怖くない席に座りたいですよね…。
私は以前、「ジェットコースターは、1番前の席が怖いよ」という話を聞いたことがありました。
なので、ジェットコースターに乗る時は、1番前を避けたものですが、これは果たして正しかったのでしょうか。
ここでは、ジェットコースターの怖い席・怖い向きのことについてお話していきます。
ジェットコースターで怖い席はどこ?
結論から言ってしまうと、ジェットコースターで怖さを1番感じるのは、やはり1番前の席のようです。
1番前の席は、前に誰も人がいませんから、その分怖さを多く体感しやすいのだそうです。
なので、私が行っていた「1番前の席は怖いから避ける」という選択は、間違ってはいなかったようです。
でも、負けず劣らずの怖い席は、意外ですが、1番後ろの席という意見もあります。
なぜかと言うと、1番後ろの席は、前の席に強く引っ張られるため、浮遊感を強く感じやすいのだそうです。
更に、強く引っ張られるため、落下する際、ガンと引っ張られる感覚を強く感じるのだそうです。
これらの感覚を「嫌だな」と感じる人にとっては、1番後ろの席も怖く感じるかもしれませんね。
これらの点から考えると、「怖くないのは真ん中あたりの席」と言えるかもしれません。
ジェットコースターは前向きと後ろ向きどっちが怖い?
さて、最近は、後ろ向きの席に座って乗るタイプのジェットコースターもありますよね。
では、前向きの席と後ろ向きの席では、どちらに座ると怖いのでしょうか。
これに関しては、「後ろ向きの席の方が怖い」という意見が多いようです。
なぜかと言うと、後ろ向きに座ると、当然のことながら、前方が見えなくなりますね。
そうすると、「これから自分はどこへ連れて行かれるんだろう」という不安感が生まれるのだそうです。
この後ろ向きによる不安感に加えて、ジェットコースターの浮遊感や、スピードに対する恐怖感も体感します。
つまり、前向きの席では体感できない、3つの怖さを体感することになりますよね。
このようなことから、ジェットコースターは、前向きよりも、後ろ向きの席の方が怖いという人が多いのだそうです。
ちなみに私は、ジェットコースターではありませんが、かなりスピードが出る乗り物に、後ろ向きの席で乗ったことがあります。
なるほど、確かに前向きの席に座った時よりも、言いようがない不安感を感じたことを思い出しました。
それ以来、私は、後ろ向きの席の乗り物には乗らないように注意しています。
ジェットコースターは手を離す方が怖くないの?
ジェットコースターに乗ると、スリルを楽しむために、手を離して、両手を上げる人もいますよね。
私は、怖くて、とても手を離すことはできませんが、「手を離した方が怖くない」という意見もあるようです。
実は、一説によると、手を離すことによって体の緊張がほぐれ、恐怖感を感じづらくなるケースもあるようなのです。
安全バーを握りしめたままの状態では、体全体がガチガチに固くなっていますよね。
体が固まっているということは、緊張感の真っ只中にいるということです。
確かに、物理的な理屈から考えると、この状態では、恐怖を感じやすいかもしれません。
でも、手を離して体をリラックスさせれば、体が感じる恐怖感は減ってくるという事です。
ただ、これはあくまで「体がどのくらい恐怖を感じるか」ということを、物理的な側面から考察したものです。
本当に怖くて仕方がないという人は、無理をして手を離したりしない方が良いでしょう。
ちなみに、私はこの話を昔初めて耳にした時、「試してみようか」と一瞬だけ考えました。
でも、「やっぱり怖くて仕方がない」というプレッシャーがあったので、手を離すのはやめました。
無理にプレッシャーを乗り越えようとすると、余計に怖い思いをすると感じたからです。
結果的に、「バーを握っていれば安全」という安心感があったので、手を離さなくて正解でした。
まとめ
ジェットコースターは、1番前の席が最も怖く、それに次いで怖いのが1番後ろの席のようです。
更に、最近増えてきた後ろ向きの席も、かなり恐怖感をあおるようですね。
又、「手を離した方が、体の緊張が解けて、怖さを感じなくなる」という意見も聞きます。
ただ、手を離すことについては、安心感を手放すことになるので、無理をするのは禁物ですよ。