お正月の縁起物である門松を飾っている家もって少なくなった気がします。
でもせっかくの縁起物ですからやっぱり飾った方が良いのではないでしょうか。でもいざ飾るとなると、今までやって来なかったので、いつ飾るものなのか、どこに飾れば良いのかわからないことばっかりで結局面倒になってやめちゃったなんて人も居ますよね。
今回は門松が縁起物って言われるのはなぜなのか、門松はいつどこに飾るのが良いのかについてご紹介したいと思います。
お正月の縁起物門松ってどういう意味があるの?
お正月の縁起物と言われる門松ですが、どうして縁起物って言われるか知っていますか?
お正月の縁起物を言われるものは数ありますが、門松に限らずちゃんとそれぞれ意味があるんですよ。せっかくお正月準備をするなそんな意味も知って、しっかり飾りたいものです。
門松がなぜ縁起物を言われるのか…
門松といえば松竹梅…松・竹・梅が組み合わされて飾りが一般的ですよね。
松は先ほども言ったように神が宿ると言われる常緑樹であり、竹はまっすぐに伸びる、梅は香りが豊かであるという事で3つを合わせて縁起物の門松飾りが作られています。
意味は知らなかったけど松竹梅=縁起が良いってイメージはきっとあったと思います。
まっすぐ伸びる竹はまっすぐこちらに降りてきてくださいねという道筋を、香り豊かな梅はにおいに誘われて場所がわかるようにって事なんでしょうかね。
やっぱりただ飾るだけじゃなく意味も知っていると、今年は門松どうしようかな~なんて思っても 年神様の道しるべであるならぜひぜひ飾らなきゃっ て思いませんか。
せっかくですから迷わず降りてきてほしいですもんね( *´艸`)
門松ってどこに飾るの!?
門松は年神様の差し世に降りてこられる場所、目印として飾るんですが実際はどこに飾るのが良いんでしょうか。
門松は玄関脇に飾るのが一般的です。
私が小さい頃は自宅の門の辺りに門松を飾っていた記憶があります。年々簡素化して、最近は飾っていなかったような気もしますが、松飾りを門扉にくくりつけてたかな?!ちょっと曖昧です。
今は玄関脇といってもマンションなどの集合住宅なんかだと玄関に門松飾りをド~ンと置いたら邪魔になっちゃうなんて人も居るのではないでしょうか。
年神様は平等ですからね。もちろん門松を飾らなかったから年神様が来ないって事もないです。
門松じゃなくて松飾でもOK?!
門松は縁起物なので玄関脇に飾ると良いですよって言いましたが、門松でなくて松飾でももちろんOKです。
松1本に奉書と水引なんて簡素化された松飾でも全然OKなんです。門松を置く場所がないから飾らないではなくて、簡素化したものでも縁起物なので飾るがいいのではないかと思いますよ。
日本人って縁起担ぐの好きじゃないですか( ´艸`)せっかくの日本古来から続く伝統、そして縁起が良いって来たら伝統を受け継ぎつつ、縁起も…一挙両得?!みたいなね。
ぜひぜひ縁起物の門松・松飾りをお正月準備に取り入れてみてくださいね。
門松っていつ飾るのが良いの?
門松を飾る意味、門松をどこに飾るのかがわかったらあとはいつ飾るかがわかればばっちりですよね。
門松は12月13日以降であればいつ飾っても良い です。なんか早くない?!って気がした人もちゃんと理由があるんですよ。
12月13日は松の内の始まりの日です。松の内の松って門松の事で、元々は松の内=門松の飾ってある期間を表していたんです。
だから松の内の期間であればいつ門松を飾っても良いという事になります。もちろん門松以外の正月飾りも同様に12/13以降であれば飾ってもOKです。
へぇ~って感じですよね。なんとなく12/25までは町もクリスマスムード一色なので、12/25を過ぎないとお正月準備は…って感じがしますけどね。実際は良いんですね。
考えてみたら昔はクリスマスなんてなかったし、お正月の飾りはもっと昔から日本に根付いた伝統ですもんね。当たり前っちゃ当たり前ですね(;^_^A
とはいえ先ほども言いましたがクリスマス一色の中早々に門松を飾るのは悪目立ちするかもしれないので、ほどほどにってところでしょうか。
出来ればゆったりお正月を迎えるためにも12/28までにはお正月飾りもすべて飾っておくのがおすすめ です。が…今は仕事をしていると12/28が仕事納めでそれからバタバタ準備をするという人も多いですよね(^^;
そういう場合は12/30に門松を飾る1択になっちゃいますが、せかっくですから縁起の悪い日には飾りたくな胃って事で12/30に門松含めたお正月飾り飾ってみてくださいね。
まとめ
最近は門松を飾っている家をあんまり見かけなくなったな~。門松というとデパートやショッピングモールなどで見かけるというイメージですが、ぜひぜひお正月の縁起ものですからご自宅にも飾ってみてくださいね。
なんとなく飾ってある門松って大きいイメージがあるかもしれませんが、今はサイズも様々なのでぴったりのものあると思いますのでぜひ探してみてくださいね。
今年はお正月には門松を飾って、年神様への道しるべにしてみてくださいね。