夜しっかり保湿したはずなのに、寝起きに肌が乾燥していた…そんな経験はありませんか?
肌が乾燥すると嫌ですよね。実は前日にしっかり保湿をしても、寝起きは肌が乾燥しやすいのです。
そこで、寝起きに肌が乾燥する原因や、その改善法をお話していきます。
又、肌の乾燥症状を伴う病気についても触れていきます。
Contents
寝起きに肌が乾燥してしまう原因
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まずは、寝起きに肌が乾燥してしまう原因についてお話していきたいと思います。
実は、夜寝ている間は、人間の体から、大量の水分が消費されているのです。
寝ている間は体が動いていないので、水分を消費するはずがないと思ってしまいますよね。
ところが、寝ている間でも、内臓など、体の内側はしっかりと動き回っています。
その結果、エネルギーを消費するため、寝汗をかくようになります。
夏の暑い日はもちろん、寒い冬の日でも人間はかなりの量の寝汗をかくと言われています。
これが、寝ている間の水分の大量消費のメカニズムです。
このメカニズムによって体内から水分が不足し肌が乾燥するようになるのです。
もちろん、水分がしっかり摂れている人は、乾燥の心配はありません。
でも、水分が不足していると、肌だけを保湿しても、寝起きに乾燥しやすくなります。
寝起きに乾燥している肌の改善法
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では、寝起きに乾燥してしまう肌を、どう改善したら良いのでしょうか。
寝る前1杯の水が効果的?!
まず行いたいことは、寝る前に水を十分に飲んでおくことです。
喉が渇いた状態で寝てしまうと、寝ている間に水分が不足して乾燥しやすくなります。
なので、常温の水をコップ1杯くらい飲んでから寝る習慣をつけるといいですね。
常温の水と並んで、白湯を飲むこともオススメです。
白湯は体を内側から温め、血行を良くしてくれる働きがあります。
なので、肌の乾燥防止にとても役立つことが期待できますよ!
又、夜トイレに起きたりしたら、そのつど水を1杯飲むようにすることもオススメします。
寝室の乾燥対策もしっかりと!
次に行いたいことは、「寝室を乾燥させないようにする」ということです。
肌を保湿しても寝室が乾燥していると肌から水分が蒸発してしまいやすくなります。
これでは、せっかくの保湿効果が半減してしまいますね。
そのため、寝る前に、加湿器などで寝室に適度な水分を与えておきましょう。
もし加湿器がなければ、濡れたタオルをハンガーにかけ、それをぶら下げておくだけでもOKです。
これを行うだけでも、寝室の湿度がだいぶ変わってきますよ!
又、肌も乾燥防止には、寝る前だけでなく、入浴時やお風呂上がりも大切になります。
入浴時は、熱すぎるお湯を使わないように気をつけてください。
熱いお湯で顔を洗わないということはもちろん、熱いお湯に長く浸かるのもNGです。
熱すぎるお湯は、肌の水分を容赦なく奪っていってしまうからです!
更に、お風呂上りは、できる限り早く肌を保湿してくださいね。
時間を置けば置くほど、肌から水分が蒸発していき、乾燥肌の原因になります。
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乾燥の症状のある病気
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寝起きに肌が乾燥するという場合、病気が原因であるというケースもあります。
では、肌の乾燥の症状を伴う病気には、どのようなものがあるのでしょうか。
肌乾燥の症状のある病気① 乾燥性皮膚炎
まず挙げられる病気は、「乾燥性皮膚炎」と呼ばれるものです。
乾燥性皮膚炎は、ただ肌が乾燥するだけでなく、赤みやかゆみの症状を伴います。
このかゆみはかなり強く、水ぶくれや湿疹が出ることもあります。
乾燥性皮膚炎は、保湿化粧品では改善できないので、皮膚科の受診が必要になります。
肌乾燥の症状のある病気② アトピー性皮膚炎
次に挙げられる病気は、「アトピー性皮膚炎」です。
アトピー性皮膚炎も、乾燥性皮膚炎同様の症状が現れます。
但し、乾燥性皮膚炎との違いは、「何ヶ月も症状が続く」という点です。
長い人だと、症状が改善するまでに半年近くかかる場合もあります。
更に、疲れやストレスが溜まったりすると、再発を繰り返すという特徴もあります。
肌乾燥の症状のある病気③ 橋本病
最後に挙げられる病気は、甲状腺ホルモンの異常で起きる「橋本病」です。
橋本病にかかると、肌が乾燥しやすくなる他、冷えやむくみ、気分の落ち込みなどが起きます。
又、疲れやすくなったり、コレステロール値が急激に上がったりもします。
橋本病で肌が乾燥する場合は皮膚科ではなく甲状腺系の専門病院の受診が必要です。
まとめ
寝ている間は、寝汗で大量の水分が体から出て行ってしまいます。
そのため、寝る前にしっかり保湿しても、肌が乾燥してしまうことが良くあります。
肌を乾燥させないためには、しっかり水分を補給する他、寝室を加湿しましょう。
又、入浴時とお風呂上がりにも、肌を乾燥させないための配慮が必要です。
但し、場合によっては、病気で肌が乾燥しているというケースもあります。
この場合は症状を放置せずに、早めに病院へ行ってくださいね。