あっという間に春休みも終わり新学期が始まると運動会の練習なんかが始まるところも多いのではないでしょうか。
小学校などの授業では体育でかけっこや徒競走をやりますよね。徒競走のタイムは後にやってくる運動会などのリレーにも関係してくるので、出来れば速く走りたいものです。
今回は徒競走を走る上でのちょっとしたコツをご紹介します。
その中でもカーブの重要性や走るときに知っておくと良いポイントなどをお伝えします。
子供毎回リレーに選ばれなくて悔しがってる、なかなかタイムが伸びなくて悩んでいるなんて人は必見です。
ぜひ参考にしてみてください♪
Contents
徒競走のカーブの走り方はタイムにも直結!?
小学校だけではなく幼稚園などにも言える事ですが、徒競走をするコースにはほぼカーブがあります。
直線なら走りやすいのですが、このカーブがあることによってタイムが大幅に伸びてしまう事もあります。カーブで悔しい思いをしたお子様、あるいはお父様お母様もいるのではないでしょうか?
そんなカーブを走る時にちょっとしたポイントをやる事でタイムは縮む可能性があります。では、どのようなコツがあるのでしょうか?
カーブを上手く走るには?
運動会の徒競走は学年によって距離が違うのがほとんどです。
だいたい小学2年生くらいまでは走る距離が短いので直線を走る事が多いですが、3年生になると走る距離が伸びてカーブを走らなければならなくなる事が多くなります。
全力疾走するのはもちろんですが、恐らくほとんどの子が途中で疲れてバテてしまうでしょう。そこでポイントがあり、ペース配分をしっかりするという事です。
スポーツ系のクラブなどに入っていれば「楽勝‼」と思う子もいるかもしれませんが、実際そのような子は少ないでしょう。
では、どのようにして体力を温存すれば良いのでしょうか??
それはカーブで頑張って走らないという事です。
大人の方も経験はあるかと思いますが、
カーブでスピードを出して走ろうとすると遠心力が働きます。その為外へと体が持っていかれてしまうというのは想像がつくかと思います。
大人である私達もカーブでは走るスピードを緩めようとします。子供達の徒競走もそれと一緒です。
カーブを曲がる時は力を入れ過ぎずに走ったほうがうまく曲がれるし、体力も温存出来ます。
その為カーブを走る時はなるべく力を抜き、直線になったらまたスピードをあげて
走ると良いでしょう。
徒競走はインコースとアウトコースで差が出るの?
直線コースならいいのですが、学年が上がればカーブがある徒競走はなかなか避けられません。
このカーブがある徒競走ですが、インコースとアウトコースで違いはあるのでしょうか?
実はこれ、圧倒的にインコースの方が有利です。
それはズバリ走る距離が違うからです。
基本的にトラック(コース)は内側にあるインコースの距離が短くなっています。逆に外側にあるアウトコースは距離が長くなっています。
オリンピックを見た方はご存知かもしれませんが、400mリレーで例えると第一走者(スタートをする人)は一直線にスタートラインに並んでいませんでした。
「なぜスタート位置が違うの?」と疑問に思った方もいるかも知れませんが、理由は先に説明した通りで走る距離が違うからです。
その為ぱっと見た感じは外側の選手が距離が短く、内側の選手が長く見えて不利に見えますが実際走っている距離は同じです。
徒競走もこれと同じで内側は短い距離で、外側は長い距離を走るようになります。
しかし、陸上競技場のきちんとしたトラックではないのでスタート地点は皆一緒ですし、決まったコースを走るわけではありません。
その為、なるべくインコースを走ったほうが距離も短いし、体力も使わずに済みます。
スタートをしたらなるべくインコースで走る事が勝利への近道と言えそうです。
小学生が早く走るコツって?
では、小学生が徒競走を速く走るにはどのような事をすればいいのでしょうか?
いくつかコツがあるので紹介します。
①スタートをする時のコツ
1つ目のコツはスタートダッシュです。陸上競技もそうですが、これはかなり重要なポイントです。
小学校などの徒競走の場合は、スタートの時前傾姿勢を取ります。
この前傾姿勢を取る時は前に出した足に体重をかけますが、ここがコツの1つ目になります。
前に出した足に体重をかけるのはその通りですが、「前に転びそうなくらい」体重をかけるという事がポイントになってきます。
これはよく陸上の短距離選手がやっているクラウチングスタートと一緒で、このちょっとしたコツをやる事で足が自然に前に出るようになります。
このスタートが出来ると勢いもつくので、スムーズなスタートが出来ます。
②走るフォーム
2つ目のコツは走るフォームです。
やっぱり速く走る為には、フォームを直す必要があります。
走る時の姿勢や歩幅はもちろんですが、腕を振り方も重要です。
走る時は下を向かず先を見て、腰を丸めない。陸上の短距離選手を見ればわかるかと思いますが、姿勢は基本的にまっすぐです。
走る時は足をなるべく高く上げるような感じで前に出します。足を上げる位置が低いと歩幅も増えてしまうのでタイムロスに繋がります。
腕の振り方も重要です。腕を振る時は脇をしめて、まっすぐ腕を振る事が大事なポイントになってきます。
ただし、脇をしめると言うのは肩に力を入れ過ぎたり、体にぴったりとつけるという意味ではありません。
自然と後ろに肘を引くという感じでやれば肩に余計な力が入らず、リラックスして走る事ができます。
走る上で気を付けてほしいのは「両腕両脚が同じように動かない事」です。
どういう事かと言うと右腕と右脚が一緒、左腕と左脚が一緒に出るというような感じです。
基本的に歩く時もそうですが、右腕を前に出したら左脚が前に出ます。しかし、右腕を前に出したら右脚も前に出るという場合は子供の頃はよくあります。
これはタイムロスに繋がります。普段歩く時から気を付けましょう。
③足の裏全体を使わない
走るフォームとほぼ内容は一緒ですが、走る姿勢が綺麗であればタイムは縮みやすくなります。
それにもう1つコツがあって、それは「足の裏全体」を使わない事です。
これはどういう事かと言うと、足の裏全体を使った走り方は短距離には向いていないからです。
足の裏全体を使った走り方はマラソンなどといった長距離に向いている走り方です。
徒競走などといった短距離はどこを使うかというと「つま先」を使います。
イメージとすればつま先立ちをしながら走るような感じです。
つま先を使って綺麗なフォームで走るとだいぶタイムが縮まると思います。
ただこのやり方は低学年の子にはまだ難しいと思うので中高学年の子にはおすすめです。
たかが3つのコツですが、これを少しでも意識して走るだけでタイムにも差が出てきます。走るフォームは特に重要です。
まとめ
子供達の晴れ舞台でもある運動会。その中でも徒競走は皆が参加するものなので1位が取れたら嬉しいですよね。
「1位になりたい!」と言う子も「足が少しでも速くなりたい」と言う子もこの紹介したコツを使って練習すれば今より足が速くなる可能性は十分にあります!
今から少しずつ練習をして徒競走で速く走れるようになりましょう♫
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