飲食

カレーを冷凍する時って具はどうする?じゃがいもは?!いつまで食べられる?

家庭料理でもとても人気のあるカレー。カレーは大きな鍋でいっぱい作ると美味しくなるとも言われています。

でも、食べられる量は限られてきます。作りすぎてしまい余ったカレーは、冷凍保存をしてしまうのが、一番賢いやり方です。冷凍保存の仕方さえ覚えてしまえば、長く美味しく食べる事もできます。

そこで今回は、カレーを冷凍する時って具はどうするのか。カレーのじゃがいもって冷凍しちゃダメなのか。冷凍したカレーは、いつまで食べられるのかをご紹介します。

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カレーを冷凍する時って具はどうしたらいいの?

カレーを冷凍保存する際に気をつけなければいけないのは、具材をどうするかという事。

冷凍するとじゃがいもやにんじんは食感が変わってしまい、解凍する時にはベチャベチャになっていて、美味しくなくなってしまいます。
目に見える野菜の具は冷凍する前に、全部カレーから引き上げて、細かく刻んでおいた方が良いです。

それが、めんどくさい場合は、鍋の中でヘラなど使って潰しておきましょう。
それも大変だと思ったら、保存用のジップロックに入れた後に手でモミモミして潰しておくのが、手っ取り早いです。

海鮮やお肉は少し堅くなる程度であまり、変わらないのでそのままでも大丈夫です。
気になるようでしたら、野菜同様に細かく刻んでおくのをお勧めします。

きちんとした処理をしておくと、解凍後に再び食べる時に違いがわかると思います。

ちなみに、冷凍保存する場合は粗熱を取って、カレーを急速に冷やす事はとても大切です。
カレーを自然に冷やそうとすると、表面だけ冷めていて中は冷めていないという状態になりやすいです。

結果的に、細菌類が繁殖しやすい環境になり、危険な状況を作りあげてしまいます。
お家の冷蔵庫に「急速冷凍」の機能があれば活用して下さい。

急速に冷やすことで、細菌の活性化や増殖を防ぐことができます。
ない場合は、カレーの入っている鍋を氷水を入れた袋などに入れて、カレーをかき混ぜながら素早く冷ますと、中までちゃんと冷ます事ができます。

カレーを冷凍する時ってじゃがいもはダメって本当?なぜ?

結論から言うと、カレーに入っているじゃがいもは冷凍するのに適さないです。

なぜかというと、じゃがいもの中の水分は凍ると膨張してしまいます。
そして、解凍した時に中の水分が流れ出てしまいスカスカになり、食感がベチャベチャに変わってしまい結果、不味くなります。

カレーを冷凍する時は、なるべく野菜類は取り除くか、細かく刻んだり潰した方が良いです。

でもあんまり大きくなければじゃがいもの食感が変わるのはそんなに気にならないかも…

この話をうちの母にしたら、「えっ!そうなの?!いつも普通にそのままれいとうしてたけど~」って言ってました。 という事は私も冷凍したカレーの中のじゃがいも食べてますが、全然気づいてなかった事ですから(^-^;

味音痴…なんてツッコミは不要です(笑)

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冷凍したカレーっていつまで食べられるの?

カレーを冷凍保存する場合は、1か月が保存の目安になります。

ただ、冷凍しているからといって完全に密閉できてるわけでもないので、その間も少しずつ酸化などして劣化していきます。
なので、できれば2〜3週間以内を目安に食べきると美味しい状態でいただけます。

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カレーの冷凍保存ポイント

カレーの冷凍保存を長持ちさせるには、きちんとした保存方法を知っておく必要があります。
まず、1食分(約200g)に分けて冷凍すると、とても便利です。

あらかじめ分けておけば、必要な分だけ解凍する事ができます。
一般的には、ジップロックやタッパーに入れての冷凍保存が多いですね。

ジップロック保存

冷凍する時にジップロックを使うと、薄くできるので冷凍庫に入れてもかさばらず、保存しやすくなります。
また、解凍する時に凍ったまま湯煎ができるといったメリットもあります。

一方で、ジップロックに匂いがついてしまうので、使い捨てになるのは仕方ないと諦めて下さい。

  1. ジップロックを少し口が広めのカップなどにセットします。底が安定します。袋の入り口を外側に折ると口が広がって入れやすいです。
  2. よく冷ましたカレーを入れます。(冷ます時は、急速に冷ますのが良いです。)
  3. 空気が出るくらいにチャックを閉じます。徐々に空気を出しながら平らにしていきます。こうすると、厚みがなくなり冷凍庫に縦に入るのでかさばらなくなります。
  4. 日付を記入しておく。

タッパー保存

タッパーは、ガラス製のものがおすすめです。

色移り、匂い移りもなく洗うのも楽ちんです。また、ガラス製だと耐熱性もあるので、電子レンジでの解凍もできるので便利です。
プラスチック製のタッパーしかない場合は、中にラップを敷いてから入れると良いです。色移り、匂い漏れが少なくなります。

  1. タッパーの中にラップを敷きます。その中に、よく冷ましたカレーを入れます。
  2. カレーを入れたらしっかりラップをして、なるべく空気は抜いて下さい。油分が多い食品は酸化しやすいので、空気に触れるのを避けましょう。
  3. しっかり蓋をして保存。
  4. 日付を記入しておく。

ちょっと変わった冷凍保存

ルーの容器を再利用

カレーのルーが元々入っていた容器を綺麗に洗い、しっかりと水気を拭き取り、そこへカレーを流し込みます。
そうすると、使用したい量のカレーがルーを使う時みたくパキッと割って使えます。

ドライカレー状にして冷凍

もう一つは、具材は全部潰し、肉類は細かく刻んでおき、鍋で煮詰めて水分を飛ばしてドライカレー状態にします。
製氷皿にサランラップを敷いて、しっかりと冷ましたカレーを注ぎ入れ、こぼれないように上からもサランラップをかぶせる方法です。

この2つの冷凍保存は、カレーパンやコロッケ、おにぎりの具に入れる時に使えますよ。
次回調理する際に、どのような形で食べるのかによって保存方法も考えておくと使いやすくなります。

冷凍保存しておくなら、解凍する方法も知っておく必要があります。

カレーの解凍方法

食べる前日に冷蔵庫に移しておく、冷蔵解凍が一番ムラなく解凍できます。

冷蔵庫から出したら、電子レンジかお鍋に移して加熱するとより美味しくいただけます。
冷凍庫から出してすぐに食べたい!という場合は、凍ったまま鍋に入れて弱火でじっくり加熱してあげると、ムラなくきちんと温まります。

凍ったままのカレーを電子レンジに入れて温めようとすると、十分な加熱ができない為ムラができやすいので、あまりお勧めしません。
レンジに解凍モードがある場合は、利用してみても良いかもしれません。

また、ジップロックで冷凍保存していた場合は、凍ったまま湯煎をする事ができます。
その場合きちんと加熱して、中まで温めないと、食中毒の恐れがありますので気をつけて下さい。

まとめ

たくさんの量をまとめて作って保存することが多いカレーですが、長期保存するなら、やっぱり冷凍保存が便利ですね。

ちゃんとした方法を知っておけば、無駄なく残さず全部食べきれます。ただ、冷凍保存していても、食品なので腐ってきます。
きちんと保存期間は守ってなるべく早めに食べた方が良いですね。

これで、カレーが食べたくなっても躊躇する事なく、いっぱい作る事ができそうです。

カレーが冷凍保存してあると食べたいときにいつでも食べれるのでそれも嬉しいところですよね^^

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