つやつやに炊き上がったごはんは美味しいですよね。
でもたまに、失敗して芯が残って炊き上がってしまうなんて時もあります。海外ではアルデンテとして食べる習慣もありますが、日本人としてはふっくら炊き上がったもちもちごはんが好きです。ごはんのお供があれば何杯でも食べられてしまいますよね。
そこで今回は、芯が残ったごはんは食べられるのか、ごはんに芯が残ってしまう原因や芯が残ってしまったごはんのリメイク方法などについてお伝えします。
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芯が残ったごはんて食べれるの?
結論から言うと、芯が残ったご飯も食べられます。
生米を食べて生活している人も実在するぐらいなので、多少芯があるぐらいなら問題なく食べられます。
好みの問題ではありますが、芯が残ったご飯は食感も悪くて味も不味くなります。
できるなら炊き直すか違う料理として使って、そのまま食べるのは避けたほうが良いかもしれません。
また、芯があるという事は生米に近い穀類となるので胃腸が弱い人や、お腹を壊しやすい人はお腹を下してしまう恐れもありますので気をつけて下さい。
しかし、ごはんに芯が残ってしまった場合でも復活させることができます。勿体ないので捨てないで下さいね。
1.炊きあがったご飯はお釜の中に入れたまま、菜箸などで適当に穴を5~6か所あけます。
2.ご飯全体に、お酒小さじ1を振りかけます。
3.保温スイッチを入れてから炊飯器の蓋を閉じて蒸らします。 しばらくしたら、少し味見をしてみて下さい。芯が消えてふっくらしたごはんに復活します。
加えるお酒は、ご飯2合に対して小さじ1杯が目安になっています。
あまり入れすぎると、お酒の匂いが残ったりべちゃべちゃな食感になる場合もあるので気をつけて下さい。
料理酒でも代用できますが、日本酒に比べると若干効果が薄いようです。
二度炊きは焦げると思いがちですが、結構普通に炊けます。
ただ、この場合追加する水分量が曖昧なので水っぽくなったりと失敗しやすいです。
やる時には十分注意しながら行って下さい。
芯が残ってるのに気づくのが遅くて、お茶碗によそってしまった後でも大丈夫です。
ごはん全体に水を5、6滴垂らしてふんわりとラップをして、レンジで2分ぐらい加熱すればご飯の中まで火が通り、芯がなくなります。
ごはんに芯が残る原因って何?
お米の芯が残ってしまう原因は、おおまかに分けて3つになります。
お米に芯が残ってしまう原因は?!
- ご飯を炊くときの水の量が少ない。
- お米を水に浸す時間が短い。
- 蒸らし時間が短い。
水が少ない。
お釜の中に入れる水分量が少ないと、お米の奥まで水が行き渡る事ができずに、芯のあるごはんが出来上がってしまいます。
お釜の中に水を入れる時際は、表面張力によって高くなったお釜の淵の水量ではなく、やや内側の水面の高さを見ながら入れると上手に炊くことができます。
お米を浸す時間が短い。
お米に水分を十分に吸収させていないと、芯のあるご飯が出来上がってしまいます。
新米の場合は30分間ぐらいで、古米や精米してから時間が経っているお米は、1~2時間ぐらいお水に浸しておくと、お米の奥までしっかりと水分が吸収されて、芯のあるご飯に炊き上がるのを防ぐことができます。
蒸らし時間が短い 。
炊き上がった後の蒸らし時間が短かすぎると、お米の内部の熱が通らなかった部分に芯が残ってしまう場合があります。
ご飯が炊き上がった後は、10〜20分間ぐらいは蒸らす時間を取ってあげると、ご飯が奥まで加熱されてふっくらとした美味しいご飯が炊き上がります。
炊飯器のチェックも忘れずに…
また、ごはんを炊く行為は何十回とやってきたのに最近失敗が多いなと思った方は、炊飯器を確かめてみると良いかもしれません。
内釜のフタやパッキンに固まってしまったご飯粒が残っていたりすると、蒸らす為の蒸気が逃げてしまいうまく蒸らせず芯が残ってしまう場合もあります。
長年炊飯器を使っていると、加熱のパワーも衰えてきます。
その為、加熱不足で芯が残って炊き上がることもあります。
原因がわかれば、対処方法もわかります。
毎日同じような事を繰り返していると、おざなりになってきますが、ここでもう一度見直してみるのもいい機会かもしれません。
芯が残ったごはんのリメイク方法は?
水を加えて煮る
お米に残ってしまった芯を根こそぎ無くしてしまえる方法のひとつが、水を加えて煮てしまう事です。
おかゆや雑炊、リゾットといったお米を柔らかくして料理に使うリメイク方法です。
お米に芯が残ってしまう理由に、水分不足というのがあります。
なので、おかゆや雑炊にすればお米に残った芯は確実になくなります。
ただ、水を大量に加えて作り変えるので出来上がる量がかなり増えてしまいます。
ひとつのレシピを作るのではなく、いろんな雑炊やリゾットと何種類か違うレシピで作れば大量に冷凍しても、飽きないで食べることが出来そうです。
芯が残っているからこそできるアレンジ方法!
また、芯が残っているごはんだからこそできる料理にアレンジする方法もあります。
チャーハンやチキンライス、ドリアやピラフ、焼きおにぎりやきりたんぽなど再加熱する料理は、芯が残っているごはんでも作る事ができます。
おやつにリメイク!
おやつとしては、おはぎや五平餅なんかもおすすめです。
これらは、ごはんを潰して作るので芯が残っていても気にせずに作れます。
また、ごはんを薄く広げでカリカリに焼いてお醤油を塗って、おせんべいにしても食べられます。
結構、考えていくといろんな料理が作れそうです。
いつもと違ったメニューが出てきて、家族も喜んでくれるかもしれません。
まとめ
できればごはんは、ふっくらもちもちが食べたい派です。
そのためには、なるべく失敗しないように気をつけながら忠実にごはんを炊いていかなければいけませんね。
ついつい、毎日の事だとだんだん手抜きして適当になっていました。ここらでもう一度、気を引き締めないといけませんね。
でも、リメイクをすれば芯が残ってしまったごはんでも美味しく食べられそうですね。
せっかく炊いたのにもったいないですもんね。
案外、芯が残るごはんのが向いている料理が作れてレパートリーが増えるかもしれませんね。
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