赤ちゃん連れで新幹線に乗る時にベビーカーをどうすればいいのかが気になりますよね。
できれば持っていきたいけど、新幹線では抱っこの方するけど、その間ベビーカー自体が邪魔になったらと悩みますよね。
ここで今回は、新幹線でベビーカーの置き場があるか、どこに置けるのか。新幹線ではベビーカーをたたまないとダメなのか、たたまないで乗れる席もあるのか。ベビーカーのままデッキに居るのは迷惑なのかなどについてご紹介します。
Contents
新幹線でベビーカーの置き場ってあるの?どこなら置いていい?
新幹線には残念ながらベビーカー専用の置き場はありません。
誰でも使って良いフリースペースや、座席前に置くのが一般的です。
でも畳んでもサイズによっては入らないという事もあるかもしれません。
新幹線の中でベビーカーが起きやすい場所(席)をご紹介します。
車両の一番後ろの席の背中側
新幹線の車両の一番後ろの席の背中側のスペースです。
折り畳んだベビーカーならこのスペースに置いておけます。
正確な測定ではないですが、壁から椅子の背もたれまでは約50cmぐらいの幅になるのでベビーカーを横にして置くと置けます。
このスペースは、一番後ろの席に座っていないと使えないと思われがちですが、新幹線に乗っている人なら誰でも使って良いフリースペースとなっています。
ただ、注意しなければいけないのは、途中の駅から乗るとこのスペースは空いていない事のが多いので、途中の駅から乗らなければならない時は、混雑している早めの時間はできるだけ避けて乗ると良いです。
そして、ベビーカーを置く時は必ずタイヤのロックを忘れないようにして下さい。
勝手に動き出して周りの人の迷惑になります。
他に気をつける事として、一番後ろに乗った人がリクライニングできるようにしておくのも大事です。
フリースペースに置く場合は、一番後ろの席の人に気を遣わなければならないので、一番後ろの席を確保しておくと安心です。
ただ、この席は人気があるので、予定がわかったら早めに予約して下さい。
予約は、1ヶ月前からできますので帰省などで日程が早めに決まるのであれば即行動ですよ~。
またこのスペースに荷物を置いた場合は乗務員に伝えるのがマナーです。
車両の一番前の席の足元
新幹線の車両の一番前の席は、通常より足元が広めになっています。
前方に席がないので、リクライニングの心配をする必要もありません。
このスペースを利用してベビーカーを置きます。
小さめのベビーカーならそこまで邪魔にはなりませんが、1つの座席しかないと足元はかなりせまくなり足が伸ばせないので、ずっと座り続けるのはちょっと窮屈です。
旦那さんと2人分の席があれば、交互に座る席を変えたりして対処する事ができます。
もし、赤ちゃんと2人の場合は赤ちゃんの分の席も予約して2席確保した方がゆったり座る事が出来ますよ。
そうすれば、赤ちゃんを膝上に乗せて誰も座らない席の前にベビーカーを置く事ができます。
6歳以下の子供は半額になるので多少の出費で済みます。
普通の席の足元
普通の席の足元に、ベビーカーを置くのはかなり難しいです。
しかし、普通の席も2席使えば横向きにしてベビーカーを足元に置くことが出来ます。
新幹線の席の横幅は、約44〜47cmと言われています。
2席合わせれば90cm前後ぐらいにはなります。
ベビーカーを折り畳むと約80〜100cmになるのでベビーカーのタイプにもよりますが、2席あれば横向きにして置いておく事ができます。
旦那さんも一緒なら、赤ちゃんの分の座席を予約しなくても大丈夫ですね。
私も何度かベビーカーを持って乗りましたが、多少狭さは感じますが1人分しか席がなくてもなんとかなるものです。
赤ちゃんが愚図っちゃうとデッキに抱っこで連れ出したりもするので、2席取るのはもったいないかな~と思いますよ。
まぁ新幹線移動の時間にもよるかもしれませんが、私の場合は東京ー名古屋間の1時間半ぐらいだったのでそれほど大変だとは思いませんでしたよ。
新幹線でベビーカーをたたまないのはダメ?乗れる席もある?
乗っている人の邪魔にならなければ、必ず畳まないとダメという決まりはないです。
畳んだとしても、邪魔にならないようにするのが大前提です。
ですが、畳まないでも乗れる席もあります。
一番前の座席を2人分確保して、席の前なら畳まないでそのまま乗る事ができます。
真ん中の席だと、前の席の人がリクライニングしたい時にベビーカーが邪魔になるトラブルもあります。
少しでも他の人に迷惑をかけるのは良くないので、前に席がない一番前の席を2人分確保するのが良いですね。
また、ベビーカーのサイズによっては、新幹線の普通の座席のスペースでもそのまま入るものもあります。
特殊な新幹線じゃないかぎり、足元のスペースはだいたい同じくらいの幅になります。
ただ、ここにベビーカーを置くと前に座ってる人がリクライニングできません。
これではトラブルに発展してしまうので、普通の席でベビーカーを畳まないなら閑散期や平日の昼間で途中で止まらない新幹線に乗った時のみのが良さそうです。
もし、誰かが座ってきたらすぐに赤ちゃんを降ろして、ベビーカーを畳むつもりでいて下さい。
ちなみに、畳まないで入るベビーカーはGRACO(グレコ)のCITIACE(シティエース)という生後1ヶ月から使えるA型のベビーカーです。
公式サイトによると、このベビーカーの横幅は46.5cmです。
グレコのベビーカーは、下の収納スペースも大きくなっているので荷物の多くなる遠出の際には便利です。
乗り物の利用が多い家庭なら、なるべく幅が狭いベビーカーもあると良いですね。
赤ちゃんを寝かせたまま乗車できたら、寝ていても起こさないで済むので助かりますよね。
当然ですが、通路には、はみ出さないように気をつけましょう。
座席が空いていれば車席用のスペースを利用することも…
またこれは絶対利用できるという保証はないですが、車いす対応の座席が空いていれば座る事が出来ます。
東海道新幹線で1度利用したんですが、3人掛シートが2シートになっている席があります。
そこなら自分の席の横に畳まずにベビーカーのまま乗る事が出来ますよ。
私が乗った時は通路が広いので2席側の人もベビーカーを広げたまま乗ってましたよ~( ゚Д゚)
なので結局私が遠慮して畳む羽目になっちゃいましたけど(・_・;)
この座席付近であれば畳まずに乗っていても通路は確保できるのでおすすめです。
多目的室もこの座席の近くにあるので、車内で授乳したいというときにも車掌さんに声をかければ利用することが出来ます。
ただしこちらも絶対ではなく、具合の悪い人が利用中とか別の人が利用中の時は使えません。
私は利用しませんでしたが、使用中の人や順番待ちの人がデッキで待ってましたね。
新幹線でベビーカーのままデッキに居るのは迷惑?
ベビーカーを畳まずそのままデッキに居るのは、他の乗客や乗務員さんが移動する際に邪魔になります。
畳んで置いても目を離すと、盗難やトラブルに繋がる恐れもあるので、ベビーカーは折り畳んでなるべく自分の近くに置いた方が安心です。
荷物棚に乗せることができる、かなり小型のベビーカーもあるので利用してみても良いかもしれません。
そして、ベビーカーを持ち込む際には、確実に置いておける場所を確保するためになるべく指定席を取っておく事をおすすめします。
もし詳しい座席が分からない時は、窓口の方に「ベビーカーを持ち込みたい」と伝えると置きやすい座席を選んで予約してくれます。
ただ、乗車する日の直前だと希望する座席はなかなか取れないので、早めに指定券を予約して下さい。
グリーン車の方がゆったり乗れる?
ちなみに、グリーン車は普通席よりも座席の間隔が広くなっているので、足元にベビーカーを置けるスペースはあります。
しかし、グリーン車は高い料金を払っている分、新幹線内ではゆっくりと過ごしたいという人が多く乗っています。
そんな中で、赤ちゃんがぐずってしまったらトラブルにも繋がります。
静かにしていられるのであれば問題ないですが、赤ちゃんの機嫌次第なのでかなり厳しいです。
といってもあなたも同じ高いお金を出して乗るんですからダメなわけではないです。
ただ赤ちゃんが愚図ったときにより気を遣っちゃうかなと思うのでおススメという訳にはいかないって事です。
グリーン車の利用は、希望の指定席が取れないけど、どうしてもその新幹線に乗らなければいけない時の最後の手段として使うようにした方が良いですね。
まとめ
ベビーカーは大きいのでかさばってしまいがちです。
置き方や置き場所によってもかなり邪魔になってしまいます。
小さな子がいるのは大変ですが、マナーを守れば問題ありませんからね。
ベビーカーに限らず大きなスーツケースを持って乗るなど結構荷物が邪魔になるって事ありますからね。
ただなんとな~く子供が愚図ってしまったらっていうのがあるのでちょっぴり肩身が狭いんですよね~
こんな空間にベビーカーでって思われてないかなとか…
でもきちんと愚図ったときに対処して、周りの方にも気遣いを示していれば全然問題ないです。
私も赤ちゃんと2人での新幹線は最初は少し緊張しましたが意外と荷物が多くて、ベビーカーがあっても問題なかったです。
むしろ周りの方が優しく声をかけてくれたりに救われましたよ。
ママの緊張は赤ちゃんに伝わって愚図りやすくなったりもするので、何かあれば対処すれば良いやというゆったりした気持ちで行動するのがおすすめですよ~!
子連れで新幹線に乗る際のおすすめの座席はこちらの記事でもご紹介していますよ。
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