スポーツ

バスケのフロップとは?フロッパーキングって? 知っておきたい用語は?

激しい出場権争いが行われたNBAプレーオフ2019が4月14日から開幕します。
優勝チームの予想も話題となっています。

また、日本人選手の八村塁さんが日本人史上初のNBAドラフト一巡目指名の選手になるのではと注目されていることもあり、NBAから目が離せません。
最近バスケを見るようになったという人も多いのではないでしょうか。

バスケを見ているとたびたび聞きなれない用語が出てきます。
よく聞くフロップやフロッパーキングとは一体なんのことなのでしょうか?
その他にも知っておくとNBAプレーオフ2019をより楽しく観戦することのできる用語をご紹介します。

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バスケのフロップって何?これも技なの?

フロップとは、簡単にいうと選手がファウルを受けたような演技をすることです。

プレイヤー同士が接触する際、大げさに吹っ飛ぶなどの演技により相手のファウルを誘い出すテクニックです。
サッカーでいうとシミュレーションに似ています。

これを頻繁に行う選手は、「フロッパー」「フロップ・アーティスト」などと呼ばれます。

正々堂々とプレーしても十分力のある選手たちがなぜこのような演技をしてまでファウルを取ろうとするのか、少しスポーツマンシップにのっとっていないような気がしますが、なんとフロップはNBAにおいてそれほど珍しいことではなく、よく見られます。
1試合に1回はあるのではないでしょうか。

そこでNBAでは2012年に新ルールとして罰金を課しました。
バイオレーション1:警告
バイオレーション2:5000ドルの罰金
バイオレーション3:10000ドルの罰金
バイオレーション4:15000ドルの罰金
バイオレーション5:30000ドルの罰金

また、フロップを集めた面白動画集なども多くあります。
2メートル近くある男たちが大根役者のようなおおげさな演技をする面白さなどが若い人の間で話題となっているようです。

他にもいろいろありますよ。
バスケに詳しくない人でも見てみるとバカバカしく面白いのでぜひ検索してみてください。

フロッパーキングとしてバスケ界で知られているのは?

フロッパーとして有名な人は誰なのか?
調べてみると一人の選手の名前が挙がってきます。
それがレブロン・ジェームズです。

圧巻のパフォーマンスと実績から、マイケル・ジョーダンとプレーを比較されるほどの
スーパースター
です。

レブロン・ジェームズ

1984年12月30日生まれの34歳。
身長203センチ。体重113キロ。
アメリカオハイオ州出身でロサンゼルス・レイカーズに所属しています。
愛称は「キング」。
NBAチャンピオンに3回、シーズンMVPに4回、ファイナルMVPに3回、オールスターMVPに3回選ばれるなど、数々の歴代記録をもつ選手です。

そんなレブロン・ジェームズですがフロップ行為が多く、またその大きな体格から大げさに見えることから一部のNBAファンから批判されることもしばしばあるようです。

一時期アメリカでは若者の間でレブロン・ジェームズをもじった
「#LeBroning(レブロニング)」とタグ付けされた動画が多数投稿され、流行しました。
「#LeBroning」とは、レブロン・ジェームズが試合でみせるフロップをネタにした一般人による動画につけられたタグです。

学校やショッピングモールやスーパーで通行人にわざとぶつかったふりをして、大袈裟に倒れ込むという遊びです。
周囲の人の迷惑にもなるので真似しないでほしい動画ですね。

しかしレブロン・ジェームズはフロップの代表格としてハッシュタグに使われてしまうほどフロップ行為が多いということでしょう。

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バスケを楽しむために知っておきたい用語は?

バスケに興味をもってテレビで見ていても、解説を聞いていると知らない用語がたくさん出てきます。
そこでここでは、バスケ観戦をより楽しめるようにいくつかの用語をご紹介します。

ティップオフ

試合が始まるときのジャンプボールのことです。

転じて、「ティップオフは13時からです」というように
試合開始時間の意味でも使われます。

スクリーン

壁を作る人とその壁を利用して攻撃を行う人の2人以上の選手で、ディフェンスの動きを遮断し、身長差や時間差による攻撃のチャンスを作ることです。

このスクリーンに対するディフェンス側の策の1つとして、それぞれのマークの相手を交換することはスイッチと呼ばれます。

ムービングスクリーン

動きながらスクリーンをすることです。

オフェンス時に頻繁に使うスクリーンは、オフェンスが静止した状況で行わなければなりません。
動きながらだとオフェンスファールになるのですが、それをムービングスクリーンといいます。

タフショット

ディフェンスに負かされている状態や体勢を崩してしまっている状態で決めることが難しいシュートのことです。

これと反対に、ノーマークなど簡単に決めることができるシュートのことをイージーショットといいます。

どのタイミングや状況でシュートを打つかの選択をシュートセレクションといいます。
このシュートセレクションが得点のカギとなります。

まとめ

バスケ経験者ではない人からすると、日本ではまだあまりバスケが普及していないこともあり、観戦していてもわからない用語が多く出てくるかと思います。

特にNBAの場合、日本人からすると、現地の実況や解説者が何を言っているのかちんぷんかんぷんです。

でも今はネットで調べると大体の用語は解説が出てくるので、ぜひ調べながら楽しくバスケを観戦してみてください。

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