発見したおねしょ布団をそのまま干すことだけはまず止めた方が良いでしょう。
シミや臭いはほとんど落ちないどころか、おねしょ跡がくっきりっと、また、おしっこ独特の不快な臭いもお布団に残ってしまうと思います。
特に初めてのおねしょに対面した時は、何から手を付けていいかが分からないと思いますがまずは、落ち着いてください。
きちんとしたステップを踏めばお布団はきっと大丈夫です。
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おねしょした布団は干すだけで良い?注意点は?
おしっこがしみ込んでしまっている場所はお湯で洗い流しましょう!
お湯と言っても70度以上の熱湯だとおしっこにわずかながら含まれるたんぱく質が凝固してしまい逆に洗い流しにくくなってしまいます。
ですので、40度ぐらいのぬるめのお湯でやさしく洗い流してください。
布団を濡らす行為に抵抗があれば百均などで売られているスプレーボトルにお湯を入れて吹きかけると良いかもしれませんね!!
洗い流したら乾いたタオルで濡れている場所に押し当てるようにして水気を取って下さい。
2~3回繰り返すと安心ですね!!
大体の水気を取ったら布団を干して乾かしましょう!
※和布団やシルク生地、キュプラ、レーヨンといった素材があしらわれている製品やお布団の中にウレタン素材が入っている製品は水に弱く、しわになったり縮んでしまったりしますのでご注意ください。
布団についたおねしょの染みを抜く簡単な方法は?
先ほどの方法でもシミは大分抜けると思いますが、残ってしまっていた場合の簡単なシミ抜きをここでは書きたいと思います。
- 台所用洗剤
- 柄物OKの漂白剤
- お酢
布団についたおねしょの染み抜きは台所用洗剤で落とす!
まずは、シミになっている部分に「台所用洗剤」を付けて歯ブラシや綿棒でやさしく叩いてみましょう。
これで大体のシミは落ちると思いますが、まだ落ちない!!という頑固なシミには次のことを試してみましょう!!
頑固なおねしょのシミは漂白剤で落とすべし!
柄物用OKの漂白剤を塗る!もうほんとに最終手段って感じですね。
こちらも台所用洗剤の時と同じように歯ブラシや綿棒でやさしくシミ部分を叩きます。
漂白剤を馴染ませたら、濡れたタオルで漂白剤を拭き取っていきます。
拭き取り終わったら干して終了です。
漂白剤は使いたくない人はお酢で落とすべし!
私は漂白剤と聞くといくら柄物大丈夫と言われても「本当に大丈夫なのか?!」と毎回疑います・・・(結果大丈夫なんですけどね)
同じような心境のあなた!お酢の力に頼るのもいいかもしれませんよ?
お酢の力を利用しておしっこのシミを落とすことが可能なのです!
お酢と水を1:1の割合で割ってシミをやさしく叩きます。
そのあとは漂白剤の時と同じやり方でOKです。
様々な方法がありますがすべての落とし方に共通していえるのは熱湯がNGな事です!!
布団についたおねしょの臭いを消す簡単な方法は?
おしっこの臭いって結構独特で気になりますよね。
シミは落ちても臭いが・・ということあると思います!
おしっこの臭いはほとんどの場合がアンモニア臭です。
アンモニア臭はアルカリ性なので酸性のクエン酸で撃退しましょう!!
小学校で習った中和反応というやつですね!(笑)
ファブリーズなどを多めにふっておいても良いかと思いますが、逆に失敗してしますこともありますよね?
何かのCMみたになりますが、香りでごまかす前にクエン酸を使ってみましょう!
★クエン酸を使った臭い撃退方法★
粉状のクエン酸を水に溶かして作っていきます。
作り方はスプレーボトルなどにクエン酸25gと水500mgを入れとよく混ぜて完成!
簡単ですね!
最近ではスプレーボトルも粉状のクエン酸もなんだったらクエン酸液なんてものも百均に売ってあります。百均ありがたいですね!
クエン酸液ができたら臭いの気になる部分によく振り掛けてタオルなどで水気を拭き取り干しましょう。
しっかりと干してお布団を乾燥させるのがポイント!
半渇きのままだと今度はおねしょとはまた違うイヤーな臭いがしてしまいますよ。
クエン酸を先に紹介しましたがクエン酸と同じ効果のある重曹でもおしっこの臭いを中和することができます。
重曹の場合は100~120mlの水で5~8gの重曹をとかして使用してください。
まとめ
上記で紹介したシミの対策方法も臭いの対策方法も最終的には天日干しさせますので。
まとめて一緒に対策をしてしまうのが時短になりますね!
順序としては、
- 40度位のお湯でおねしょ部分をやさしく洗い流す。
- 乾いたタオルで叩くようにしながら水気を拭き取る。
- シミになっている部分やシミになりそうな部分に台所用洗剤を塗り込んで落とす。
- クエン酸液を吹きかける!
- 乾いたタオルで水気を拭き取る。
- 天日干しをしてお布団を乾かす!
対策を知っておけば子供の初めてのおねしょもきっと落ち着いて対応できるとはずです!
最後に、どうしても水洗い等をすることができないお布団場合は、自分で対応することは不可能に近いと思いますのでクリーニングに持っていくことをお勧めします。