ポリエステルのシミ抜き　血や油も落ちる? 醤油やケチャップはどう?

ポリエステル素材の洋服にシミが付くと、その箇所が目立ってしまうのがイヤですよね。

シミシミしみここでは、ポリエステルに付いたシミを落とす応急処置と洗濯方法を、シミの種類別にお話します。
落ちにくいシミも、落とし方次第できれいに落とせるので、ぜひ試してみてくださいね。

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ポリエステルのシミ抜き　血を落とす方法は?

ポリエステル素材に血液のシミが付いてしまった時の落とし方をご紹介していきます。

ポリエステルに血液のシミが付いてしまった場合は、シミの箇所を一旦、冷たい水で洗ってます。
※このひと手間で、少しだけですが、シミが薄くなって、その後落としやすくなりますよ。
次に、血のシミが付いてしまった箇所に、台所用の中性洗剤を2～3滴くらいたらしてください。
その後、3～5分間くらい放置し、シミの部分を、水で軽くもみ洗いしてみてください。
シミがなかなか落ちない場合は、柔らかめの歯ブラシで叩くようにこするといいですよ。
そして最後は、できるだけ温度の低い水で洗剤を十分にすすげば完了です。

台所洗剤の代わりに、液体タイプの洗濯洗剤を使ってもOKですよ。
但し、弱アルカリ性の洗剤は、色落ちにつながる可能性があるので、使わないようにしてくださいね。

血のシミは、お湯・ぬるま湯で洗ってしまうと、固まることもあるので気をつけてくださいね。

私は1度ぬるま湯で洗ってしまったのですが、見事なまでに落ちにくくなってしまいました…。

上記の方法で正しく染み抜きをしてもらうと、ほとんどの場合は血液のシミが綺麗に落とせます。

が…どうしても落ちないって時もあるんですよね。
そんな時は、シミが付いた部分に酸素系漂白剤を少したらしてみてください。

その後の方法は、台所洗剤・液体洗濯洗剤を使った方法③～⑤と同じ流れです。

但し、漂白剤は成分が強いので、かなりしっかり水洗いをしてすすぐことが大切です。

次に、ポリエステルに油のシミが付いてしまった場合の落とし方をお話します。

まずは油のシミの周りに、固形物が付着していたら、これをきれいに取り除いておいてください。（乾いたタオルやティシュを使って取り除く形でOKですよ。）
次に、乾いた柔らかめの布に、台所用の中性洗剤をしみ込ませてください。
その布を使って、油のシミの箇所を、こすらずに、軽く何度も叩いてみましょう。
この時、シミが付いた箇所の裏側に、もう1枚乾いたタオルやガーゼをあてることが必要です。
台所洗剤で応急処置的なシミ落としをしたら、通常通りに洗濯してOKです。

それぞれの作業のポイントもお伝えしておきます。

①の作業ですが、固形物が付いたままだと、シミ抜きも洗濯もしづらくなってしまうからです。

③の作業では油のシミを叩き出し、裏にあてているタオル・ガーゼにしみ込ませていくことのですね。

また、洗濯をする前の時点（③の作業終了時）でシミが完全に落ちていなければ、洗濯用の固形石鹸でシミの箇所を手洗いします。