季節の変わり目に役に立つ圧縮袋ですが、圧縮袋から取り出した羽毛布団の臭いが気になったり、せっかく収納したのに翌日には膨らんでしまっている、圧縮袋から出したときの羽毛布団がなかなかふんわりしない、そんな困った経験をしたことはありませんか?
この記事では、そんなお悩みの原因、解決方法を教えます!圧縮袋でお困りの人はぜひ参考にしてみて下さい。
羽毛布団を圧縮袋に入れて臭いが気になるときの対処法は?
しばらく使わない厚手の布団や毛布、衣類やぬいぐるみを保管するのに便利な圧縮袋。
袋の中の空気を最大限に抜いて圧縮することで、厚みが3分の1ほどまで薄くなり、押し入れなどの収納スペーがすっきりと有効的に使えるのが魅力ですよね。
使っている家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、圧縮した袋をいざ開けてみると独特な臭いがする・・・きれいな状態で圧縮したはずなのに・・・そんな困った経験をした人は多いのではないでしょうか。
圧縮袋を使用して臭いが気になる原因は?
この臭いはどこからきているの?原因は何?臭いの原因は2通りあると考えられます。
原因その1 湿気を含んだまま圧縮していたから
圧縮袋に収納した布団や衣類に湿気が残っていて、袋の中で湿度が高まり知らない間に雑菌が繁殖していたことが考えられます。
圧縮袋は密封されていて通気性はゼロ。
中の湿気は乾くことなく雑菌の原因になってしまうのです。
- 圧縮する前にはかならず天気のいい日に天日干しをする
- 衣類の場合は部屋干し後は避ける
原因その2 圧縮するときに使用した掃除機の中の空気が袋の中に含まれていた
圧縮するときに必要なものといえば掃除機ですよね。
掃除機で袋の中の空気を吸いだす時に途中で掃除機を止めたり弱めたりして吸引力が少なくなると、掃除機内の空気が逆流し、空気に乗って小さなゴミやダニなどが入り込んでしまったのかもしれません。
これでは、布団と雑菌を一緒に保存しているようなもの・・・これが袋を開けたときの不快な臭いの原因になってしまうのです。
- 圧縮する前に、掃除機の中のごみは捨てて、ノズルもきれいにする
- 吸引中は掃除機の吸引の強さは変えず、掃除機のパワーをオフにするのは必ずノズルを抜いた後で!
布団圧縮袋が膨らむのを防ぐ方法は?
ふとん圧縮袋に関する悩みのひとつに「圧縮した袋が翌日にはふくらんでしまっていた」ということがあります。
圧縮袋が不良品?劣化してる?なんて思うかもしれませんが、意外と見落としている原因があるかもしれません。
圧縮袋が膨らむのを防ぐチェックポイント!
この注意点をしっかり意識すれば、長期間圧縮した状態を保てますよ。
使用する前にチャック式圧縮袋のチャック部分を乾いた布で拭く
チャックに細かいごみやホコリなどがついたまま口を閉じてしまうと、そのわずかな隙間から少しずつ空気が入って膨らんでしまうかもしれません。
濡れた布で拭くのはNG。
水分が残ったまま圧縮すると雑菌の原因になってしまいます。
必ず乾いたきれいな布で拭きましょう。
チャックがしっかりしまっているか確認する
パッと見ちゃんとしまっているように見えても、わずかな隙間が空いてるかもしれません。
一番注意したい部分はチャックの両端。
密閉したつもりでもできていないことがあります。しっかり確認してください。
圧縮袋に小さな穴や破れなどないか確認する
圧縮袋のチャックをしっかり閉めているはずなのになぜか空気が入ってしまうというときは、袋のどこかに小さな穴や破れがあるのかもしれません。
数年使っているものだと劣化してしまっている可能性も考えられます。
全体を目視したり手で触って引っかかる部分がないか確認してみましょう。
値段の安い圧縮袋を使わない
あまり安すぎる圧縮袋は、作り自体が良くなく圧縮状態をうまく保てないかもしれません。
もし、安いものを使ってどうがんばっても空気が入って膨らんでしまう場合は他のメーカーのものやもう少し値段の高いものを使ってみるとうまくいくかもしれません。
布団圧縮袋から出した布団の上手な戻し方は?ふかふかに戻る?
圧縮袋から出したふとんをもとのふかふかの状態に戻すには、ちょっとしたコツがあります。
圧縮袋から出した布団はすぐに天日干しする。これだけです。
天気が良くない日は布団乾燥機がおすすめ。
乾燥器がない場合は、天気のいい日に圧縮袋から出すのがいいですね。
その後、寝る前までは風通しのいいところに干しておくとなお良し!寝る頃にはふかふかの布団に戻るはずですよ!
まとめ
布団圧縮袋を開けた時の臭いは、湿気や掃除機内から逆流した雑菌が原因だったんです。
雑菌と一緒に大切な布団を保管していたなんて考えるだけでゾッとしますね。
今回は臭いの対処法、圧縮する際のコツ、戻し方を紹介しました。
圧縮袋は清潔に保つよう心がけましょう!