ペットボトルは手軽に持ち運べるし、横にしても、逆さにしても、中の飲み物がこぼれないので便利ですね。
空になれば別の飲み物を入れて、再利用する方も多いと思います。
ペットボトルを再利用する時、ちゃんときれいに洗えていますか?
雑菌の残ったペットボトルを使うのは、健康被害につながることもあります。
使い捨てが基本ですが、どうしても飲み物を入れて再利用したい方に、ペットボトルの洗い方をお伝えします。
Contents
ペットボトルをきれいに洗う方法は?臭いが気になるときは?
ペットボトルをきれいに洗う方法はいろいろあります。
- 食器用の洗剤で洗う
- キッチン用の漂白剤や酢を使う
- ペットボトル用の便利グッズを使う
食器用の洗剤と水を入れて、上下に振り洗いするのは一般的です。
中身が水や炭酸水だったならば、見た目はきれいになります。
けれども、ペットボトルに直接口をつけて飲んだ場合は、まだ雑菌が残っていることもありますので、特に飲み口とキャップは丁寧に洗いましょう。
底の汚れは、菜箸の先に小さく切ったスポンジを付けて洗います。
またスーパーや100均のお店にはペットボトル用の柄のついたスポンジや、ペットボトルの中に入れ振って洗う、小さくて可愛いおもりの付いたスポンジがあります。これらを使って洗うのも良いですね。
ペットボトルの臭いが気になるときの洗い方!
ジュースやコーヒーなどの香りや色のついた飲み物を入れたペットボトルは、洗剤だけだと香りや色が残る場合もあります。
キッチン用の漂白剤にしばらく浸け置きしておくと、においも色も取れ、殺菌効果もあるので良いですね。
もちろん漂白した後は、水で十分に洗い流してくださいね。
酢には消臭や殺菌作用があるので、酢で洗うのも良いですね。
酢は砂糖が入っている合わせ酢などではなく、普通の食酢を使います。
酢と水を1対4ぐらいの割合で、ペットボトルに入れて振り洗いします。
洗った後は、また水で洗い流しましょう。
それでも酢のにおいが残ることもありますので、気になる方にはおすすめできません。
ペットボトルに重曹を使う洗い方は?
ペットボトルは重曹で洗うのも良いですね。
重曹はお料理だけでなく、お掃除などいろいろなことに使えます。
重曹にも消臭や殺菌作用があります、そして何より人にとって安全です。
重曹を使うときは、ぬるま湯を使います。
- ペットボトルにぬるま湯を入れて、小さじ1杯から2杯の重曹を入れます。
- そのまま一晩置いておきましょう。
- 後は、振り洗いして、水で洗い流します。
重曹には薬品用と、料理などに使う食品用のものと、掃除になどに使う工業用の物があります。
普通家庭で使うのは、食品用と工業用ですね。
食品用の重曹は工業用よりきめが細かく、サラサラしています。
工業用は、食品用より純度が低く、製造工程の衛生管理などの基準がゆるくなっています。
ペットボトルを洗う時は、食品用の重曹を使った方が良いですね。
直接口に入れるわけではないので、もし工業用を使うならば、後に重曹が残らないように、十分に水で洗い流しましょう。
食品用の重曹は料理だけでなく、掃除や消臭剤としても使えます、食用の重曹を備えておくとなんにでも使えるので便利です。
ペットボトルは卵の殻でも洗えるの?
ではペットボトルを卵の殻で洗う方法というのもあります。
- 卵の殻は内側の薄い膜を取り除き、小さく砕きます。
- 砕いた卵の殻と少量の水を一緒にペットボトルに入れます。
- 後は卵の殻がペットボトルの内側にまんべんなく当たるように、シャカシャカと振り洗いします。
- 卵の殻がペットボトルの底やくぼみに着いた汚れやくすみなどを、きれいに取ってくれます。
- きれいになったら、中の殻を取り出します。
ただし、卵の殻に雑菌があるかもしれませんので、卵の殻で洗った後は、水で洗い流すだけでははなく洗剤でもう一度洗うことをお勧めします。
卵の殻でペットボトルを洗った後を見てみると、きれいになっていますが、なんとなく曇っているように感じます。
卵の殻で内側に小さな傷が入ったのかもしれません。
まだ調味料のほとんどがガラス瓶で売られていたころ、卵の殻は大活躍でした。
卵の殻を砕いて、水と一緒にガラス瓶に入れます。
シャカシャカと振っていると、ガラス瓶の内側の汚れが、驚くほどきれいに落ちました。
ガラスのコップも底に着いた汚れや、コップ自体のくすみもきれいに落ちて、すっきりしました。
卵の殻で洗うのは、ペットボトルより傷つきにくい、ガラス製品の方が向いているようです。
まとめ
ペットボトルは水筒代わりや、作り置きしたお茶などを入れる容器としても何度も再利用できます。
ペットボトルは、基本は再利用するようにできていません。
お茶やコーヒーなどを入れて何度も使っていると、ペットボトルの底に織などが溜まってどんなに洗っても、汚れが取れづらくなってきますね。
こうなるともう再利用はあきらめて、廃棄しましょう。