赤ちゃんとずっと家にいると、退屈じゃないかな?散歩に出かけてみようかな?どこに行こう?そもそも赤ちゃんにとって散歩って必要なの?と悩むパパやママもいるのではないでしょうか。
生後1ヶ月経ち、1ヶ月検診で異常がなければ基本的には外出しても大丈夫です。
この記事では、赤ちゃんとのお散歩におすすめの場所や時間帯をお話します。
Contents
赤ちゃんの散歩の必要性は?その効果は?
赤ちゃんには散歩って必要って言われています。
散歩が赤ちゃんにもたらす効果は結構たくさんありあます。
- 五感が養われる
- 気分転換になる
- 皮膚が鍛えられ、風邪をひきにくい丈夫な体になる
- 生活リズムが整う
- 寝つきが良くなる
- 親子のコミュニケーション
具体的にどんな効果があるのか見ていきますね。
■五感が養われる
赤ちゃんは散歩の時に見えるもの、聞こえる音、匂いなどなど全てが新しく、五感をたくさん使うので良い刺激になります。
- 周りの景色を見る
- 外の空気や草木の匂い
- 車の走る音
- 風が冷たい
- 日光が暖かい
などなど、これらすべてが赤ちゃんに良い効果があるんです( ´艸`)
■気分転換になる
赤ちゃんの機嫌が悪く何をしても泣き止まないときってありますよね。
抱っこしたり音楽をかけたりおもちゃを与えてみたり・・・そういうときは一度外に出てみましょう。
そうするとピタッと泣き止むこと、結構ありますよ。
ずっと同じ場所で同じ景色を見ていて飽きてしまったのかもしれません。
大人でも気分転換に外の空気を吸いたいときありますから、赤ちゃんも同じなんですね。
言葉で伝えられないから、泣くことでいろんなことを訴えてきているので、あれこれ試して赤ちゃんの気持ちをくみ取ってあげましょう。
■皮膚が鍛えられ、風邪をひきにくい丈夫な体になる
家ではエアコンや空気清浄機をつけて赤ちゃんにとって心地の良い温度・湿度を保つようにしている人が多いかと思います。
これもとっても大事なことですが、外の気候を感じることは丈夫な体をつくるためにはとても大切です。
昔の人のことを考えてみて下さい。
まだエアコンや空気清浄機のなかった時代でも子どもは丈夫に育っていますよね。
暑さや寒さ、ある程度の細菌に接することで赤ちゃんは免疫力を高め、風邪に負けない体をつくります。
■生活リズムが整う
月例の低い赤ちゃんは特に、昼夜関係なく寝たり起きたりを繰り返します。
日光の光は、人間にとって生活リズムを整える大切な役割を果たします。
外に出て日光を浴びることで今は起きる時間帯ということを体が覚えていき、お昼に起きている時間が少しずつ長くなっていきます。
■寝つきが良くなる
外に出ていろんなことを見て聞いて感じることは、赤ちゃんにとって立派な運動です。
抱っこ紐やベビーカーに乗っているだけでもいろんなことを感じ、体を十分に使っているので程よく疲れて寝てくれるようになります。
これはママたちにとってもすごくうれしい効果ですよね!
■親子のコミュニケーション
外の景色を見ながら赤ちゃんに話しかけることで自然とコミュニケーションがとれます。
「あたたかいね」「お花が咲いているよ」「雲が浮かんでいるよ」など何でも良いので話しかけてあげましょう。
家にいると隙を見てついつい家事をしたり、泣き止まない赤ちゃんにイライラしてしまったりすることもあるかもしれませんが、散歩に出かけるだけでママも赤ちゃんもゆったりとした時間を過ごすことができます。
赤ちゃんとの散歩はどこに行くのがおすすめ?
赤ちゃんとお散歩といってもどこに行けば良いの?って悩みますよね。
赤ちゃんの成長に合わせて、行動範囲を広げていけばいいんです。
- 1ヶ月検診を終えたばかりの月例の低い赤ちゃんであれば、家の周りを散歩する程度で十分です。(※ただし交通量の多い場所は避けましょう。)
ベランダに出て景色を見ながら風を感じるだけでも赤ちゃんにとっては良い刺激になります。 - 生後3ヶ月を過ぎたころから、近くの公園の敷地内を一周まわってみるのもおすすめです。
- 生後半年頃になると、首や腰が据わって安定してきます。電車でのお出かけに挑戦してみても良い頃です。ちょっと遠出をしてママも気分転換しましょう。
- 生後9ヶ月あたりになると体力がついてきて、視野も広がりますます好奇心旺盛な時期です。
季節にもよりますが、9か月ごろを過ぎたら積極的にお出かけをしていろんなものを見せてあげましょう。
ハイハイやつかまり立ちをする頃なので、支援センターデビューもしやすい時期です。
のびのびと体を動かすことが出来るので良い運動になります。
他の赤ちゃんの存在も、とても良い刺激になりますよ。
赤ちゃんの散歩時間てどのくらいが良いの?
お腹の中にいたときから今まで、ずっと快適な環境で寝てばかりだった赤ちゃんにとって長時間の外出は負担がかかってしまいます。
- 月例の低い赤ちゃんの場合は、最初は5分10分で十分です。
最初は5分からはじめ、少しずつ時間を延ばしてみましょう。 - 生後4ヶ月から6ヶ月なら2~30分
- 生後7ヶ月〜1歳頃なら30分~1時間
赤ちゃんにとってはこのぐらいで十分です。
ただし、特に真夏や真冬などは無理して外出する必要は全くありません。
夏は日差しが強く熱中症が心配ですし、冬は風邪をひいてしまったりインフルエンザなどのウイルスにかかってしまう可能性もあります。
赤ちゃんとの散歩は無理のない範囲で行くようにしましょう。
赤ちゃんとのお散歩に適した時間帯は?!
夏や冬など季節によってはお出かけをしないという選択肢もあるといいましたが、それでも少しでも外に出たい場合は、出かける時間を調節しましょう。
- 夏なら8時や9時の朝の時間帯や、日が落ちてきた17時以降の暗くなる前の時間に散歩をしましょう。
- 冬なら1日の中でもっとも気温が高い12時〜15時がおすすめです。
毎日する必要もないので、天気が悪い日や赤ちゃんやママの体調が良くない日は散歩は控えましょう。
まとめ
赤ちゃんとのお散歩は長時間でなくていいんです。場所だって安全な場所ならどこでも良いです。
家の近くに公園がなくても、家の回りをぶらぶら歩くだけでも赤ちゃんにとっては十分な散歩コースです。
外出が難しい場合は、家のベランダに出てあげるだけでも気分転換になります。
車や自転車には注意しながら、ゆったり赤ちゃんとの散歩の時間を楽しんでくださいね。