日中は気にしているけど寝ている時は無防備…でも。実は寝てる間に熱中症になることってあるんです。
えっ寝てる間って何すればいいの?って思う人も多いと思います。
ここでは、寝ている間に熱中症になるのか、その症状は?予防はどうすればいいかお伝えしていきます。
Contents
寝ている間に熱中症ってなるの?
熱中症って暑い炎天下に出かけたときに気を付ければいいって思っていたりはしませんか?
よく高齢者の方なんかが家の中で熱中症になって搬送されたなんてニュースを見かけたりしますよね。
そう、熱中症って外出時に気を付ける事ではなくて暑い時期には野外でも室内でも気をつけなくちゃいけないんです。
そして寝ている間に熱中症になってしまう事だってあります。
これ考えたら怖いですよね。
寝ている間に熱中症になるのはなぜ?
なんで寝ている間に熱中症になってしまうのでしょうか?
寝ている間にはコップ1杯~2杯の汗をかいているというのは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
夏など暑い時期にはもっとかいていてもおかしくないですよね。
寝ているだけで人はかなりの量の汗をかいています。
特に寝ているときには人の生体反応としてただ寝ているだけなのに汗をかきやすくなっているんです。
そして汗をかいても風などもなく、布団の上に寝ているだけで動きも少ないので体に熱がこもりやすくなっています。
暑くて寝苦しい夜には寝返りが多くなったりしますが、こもった熱を逃がすために無意識に体がと思うと妙に納得できますね。
寝返りにもちゃんと意味があるんですね~
そんなわけで寝ているときって意外と熱中症になりやすい要素持っているんですよ。
目ている間は、汗をかきやすくなっていて体の水分が不足しがち。
布団など密着していて動かない(風が通らない)から体に熱がこもりやすい。
特に室温が高く、湿度も高いと通常の睡眠中より多くの汗をかくので注意が必要ですね。
熱中症の睡眠中の症状はどんな?
寝ている間にも熱中症にかかる可能性があるというのはわかってもらえたと思います。
夜の間にかかる熱中症を「夜間熱中症」という言い方をすることがありますが夜間熱中症で亡くなる方は結構多いんです。
(寝ている間に限定ではなく夜の間17:00~5:00)
熱中症は体温の調節機能がうまく機能しなくなったり、汗などにより体の中の水分や塩分のバランスが崩れた時に起こる健康障害の1つと言われています。
睡眠中に汗を多くかくことで、体の中の水分、塩分などのミネラル分が多く失われることで体が脱水状態になるのが夜間熱中症の原因と考えられます。
いい汗は体に必要な塩分やミネラル分が含まれていない汗って言われていますので、汗の質をよくすることでも熱中症にかかりにくくなりますよ。
⇒いい汗と悪い汗の違いって?サラサラ汗にする食べ物や運動は?!
寝ている間に熱中症になってしまったらどうなるのでしょう?
熱中症になったときに「起きる?起きない?」って気になりますよね。
だって起きないとなると熱中症だと気づかずに放置って事になっちゃうので悪化するリスクがあがりますもんね(・_・;)
寝ている間に熱中症になったときも、体の不調はおきているのでその不快さで目が覚めることが多いようです。
ただ、熱中症だと思わずそのままちょっと具合が悪いと思ってしまい、寝てれば治ると思ってしまうと悪化して動けなくなるって事もあります。
熱中症が気になるこの季節、
- 寝ていたけど具合が悪くて目が覚めた
- 頭痛や発熱
- 吐き気
これらの症状を感じたら熱中症かもと疑ってみる必要がありますね。
特に寝汗がひどいなと思ったら水分の補給するとか、アイスのンなどを使って体を冷やすなど対処をした方が良いです。
気付いた時には体がフラフラしちゃってて動けなかったなんて事も聞くので、熱中症の気になる時期には枕元に水の入ったペットボトルなどを常備しておくのがおすすめですよ。
OS-1とか置いておくとなおよいですね。
熱中症の処置として点滴を打ってもらうなんて聞いたことがあるかと思いますが、OS-1は飲む点滴と思ってもらえば良いのかな~という感じです。
応急対策としてはおすすめです。
熱中症はなんか具合が悪いなと思っているうちに悪化してしまう事もあるので、応急処置(OS-1など水分を補給する、体を冷やす)で症状がおさまっても病院を受診しておくと安心です。
なんらかの不調がある場合は熱中症にもかかりやすくなっていますし、睡眠の質が落ちたことで睡眠不足になり、睡眠不足がまた熱中症にかかりやすくするという負のスパイラルに入ってしまう事があります。
自己判断ではなく医療機関を受診しておくと安心できますよ。
熱中症の睡眠中の予防はどうする?
寝ている間にも熱中症にかかるなんて言われたら安心して寝られないじゃなん…どうすればいいの?と不安になった人も居るのではないでしょうか。
でも睡眠中に熱中症にかからないように予防措置を行う事は出来ます。
だから安心してくださいね。
寝ている間の熱中症の予防① 寝る前の水分補給
まずは寝る前に水分をしっかり摂りましょう。
寝る前にコップ1杯の常温の水を飲む習慣をつけておくと良いです。
ただ、日中に水分が足りていないとそれだけでは足りないなんて事もありますので、日中から水分をしっかり摂る事を心がけましょう。
1度に多くの水を飲んでも体が摂取できる量は決まっているので、今日は水分摂るの忘れてたから寝る前にコップ2~3杯飲んどけばよいかなんて事は効果がないので、こまめに水分補給をしましょう。
寝ている間の熱中症予防② エアコン、扇風機を利用
エアコンのドライ機能や扇風機を使うのも有効です。
熱中症は室温が高く、湿度も高い場合に起こりやすいです。
ただし部屋を冷やし過ぎるのも体によくないので気を付けましょうね。
エアコンが苦手なんて人も居るかもしれませんが、室温28~29℃設定にしておけばそれほど冷えるという事もないですし、風が直接当たらないようにするなどすれば意外と大丈夫かなと思ったりします。
実は私もエアコンが苦手であまりつけていなかったのですが、子供が産まれてエアコンをつける事も増えました。
自分は調節すれば良いですが、子供が熱中症になったら困りますからね。
子供がいると冷やしすぎも気になるので自然と設定温度も高くなって快適に過ごせてるのかもしれません。
決して涼しいと感じるほどまで温度を下げる必要はないので、エアコンも上手に利用してみてくださいね。
扇風機も体に直接あたるようにではなく、天井の方に向けるなどして部屋の空気を循環させてあげるだけでも、空気の流れがあるので熱中症になりにくくなります。
暑いのを我慢して寝るを続けていると睡眠の質が下がって熱中症にかかりやすくなりますので、睡眠の質が落ちないような対策をすることが重要です。
快眠のためにひんやり敷きパッドなんかを利用するのもお勧めです。
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まとめ
暑い時期になってくると外出時には熱中症対策って気にしている人は多いと思います。
でも実際は部屋の中に居ても、寝ているときにも熱中症になるんです。
私は暑い中外出しないから大丈夫ではなくこの季節熱中症には十分気を付けましょうね。