生活

洗濯物が乾きやすい方角は?気温や湿度はどのくらいがベスト?

洗濯物はお日様にあてて乾かすと気持ち良いし、早く乾きますよね。

でも冬の寒い日や曇りの日は外に干しても、なかなか乾いてくれないですよね。
完全に乾いてなくてもずっと外に出しっぱなしという訳にはいかない。できるだけ早くすっきり乾くと良いですよね。

そこで今回は、洗濯物には乾きやすい方角とかあるのか。乾きやすい気温や乾きや
すい湿度などはあるのかについてご紹介します。

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洗濯物が乾きやすい方角ってあるの?

洗濯物が乾きやすい方角ですが、やっぱり日当たりの良い南向きのベランダが一番洗濯物が乾きやすいです。

季節にもよりますが、午前中に干せば12時〜14時くらいにはもう取り込めます。
ただ、日当たりが良い南向きのベランダで良く乾くのは、南風が影響しているとも言われています。

つまり、日当たりが良くても、風が無い日だと乾くのは若干遅くなります。なので、方角だけでなく良い風が吹く日は洗濯物が早く乾く日と思ってくださいね。

そして、南向きの次に乾きやすいのは西向きの方角が乾きやすいです。
西側に洗濯物を干しておけば、長い時間をかけてゆっくりと日差しが入るので、夕方くらいまでには乾きます。

西向きの次は東向きです。東向きも日が入らない訳ではないですが、日が入る時間が主に午前中でかなり短い間だけです。

しかも、午前中だと空気が冷えてるので日差しがあっても太陽だけで乾かすのは厳しいものがあります。

さらに、冬の曇りだったら絶対乾かないので部屋干しか、乾燥機に任せてしまった方が早く乾きます。

ただ、風があればわからなくもないですが、東向きの風も稀なので東向きのベランダがある人は日差しで乾かすのは厳しいと思った方が良いですね。

北向きに洗濯物は干さない方が良い?

最後に、北向きですが北向きに干して乾かないわけではないですが、昔から北向きのベランダには洗濯物を干してはいけないと言われています。

それにはちゃんと理由があるんですよ。

故人の死装束を北の方角に向けて干していたからだそうです。
結構、土地柄で違いはありますが、干した着物の袖口をわらで竿に止めて、乾かないように毎日裾に水をかけたりする風習も存在します。

亡くなった故人が、三途の川を渡る時に困らないようにする為にやるんですね。

なので、洗濯物を北向きに干してしまうと亡くなった人と同じ扱いになってしまいます。
この風習などを未だに気にする人もいるので、北向きの方角に洗濯物を干すのは、極力止めておいた方が良いですね。

ちなみに、方角には「鬼門」が存在しています。

その方角は、北東になります。
鬼門というのは、読んで字のごとく「鬼が来る方角」です。

今は、気にする人もいないと思いますが、昔の人は北や東に洗濯物を干さない理由には、鬼が来るからと言う人も居たんです。

洗濯物が乾きやすい気温は?

洗濯物が乾きやすい気温は、高ければ乾くのも早くなります。

25℃以上あれば十分です。
その為、やっぱり夏だと早く乾きます。

ただ暑いだけじゃなく、風も加わったら最強ですね。

洗濯物を乾かすのに関係してくるのが、気温・湿度・風の3つです。

まず温度は、夏の暑い日は乾きやすく、冬の寒い日には乾きが遅くなるという、何とも分かりやすい結果です。

夏の日差しと冬の日差しだと全然違うので、仕方ありません。
冬場は、外よりも部屋の中のが気温が高いので、外に干すより室内干しのが早く乾いてくれます。

次に、湿度ですが、湿気が無く乾燥している方が早く乾きます。
湿度が高いと空気にも水分を含んでいるので、その空気の中では乾きません。

夏のカラッとしている日は洗濯物が早く乾くのは、湿度が低いからで逆に、湿度の高い梅雨は乾くのは遅いですよね。

気温や湿度は分かりますが、それらと同じくらい大事な要素として「風」も大切になってきます。

洗濯物は干すことによって、回りの空気中の湿度も上げてしまいます。
その空気が滞ってしまうと周りの空気も湿ってしまうので、空気を動かす為に風が必要になるんです。

外でも室内でも、気温・湿度・風を意識すれば、なるべく早く洗濯物を乾かす事も可能になります。

ちなみに、良く晴れて空気も乾燥している時に洗濯物を干した場合、夏だと2〜3時間、冬だと5〜6時間と言われています。

天気によって日差しは変わりますが、天気がよければ絶対に外に出して干した方が良いですね。
太陽には、殺菌効果もありますからね。

もし、除湿機や乾燥機などを使わないで部屋に吊るして置くだけとなると、天気の良い日の倍はかかります。

つまり、夏は5〜6時間、冬は10〜12時間となります。
部屋干しは、天気が悪くても干せますが、ずっと部屋に洗濯物が干してあるってかなり邪魔ですからね。

ただ、花粉が付かないなどの良い点もあるので、外と室内で使い分けて干すのも良いかもしれません。

もちろん、除湿機や乾燥機がある場合は別です。
外で干すのと変わりない時間で乾かしてくれます。

洗濯物の乾く時間には素材による差も…

そして洗濯物を早く乾かすには、素材も重要になってきます。
大まかに分類すると、化学的に作られた合成素材(ポリエステルなど)は乾くのが早いです。

反対に、天然由来の素材(ウールなど)は乾くのが遅い傾向にありす。
後は、生地の厚さなどによっても違ってきます。

なので、夏物は薄い為早く乾き、冬物は厚く乾くのが遅くなります。
できるだけ厚手のものは、風通しの良い場所に干すと良いですよ。

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洗濯物が乾きやすい湿度は?

湿度は、低ければ低いほど乾きやすくなります。

理想的なのは20%〜30%と言われています。
空気の乾燥に、日差しもあって風もあれば尚良いですね。

しかし、こんなに条件が整う日はあまりないですよね。

天気がイマイチでも早く乾いてくれたら嬉しくなります。
洗濯物も乾かし方を少し工夫すれば、どんな天気の時でも早く乾かす事ができます。

洗濯物を干すときに気を付けるポイント!

洗濯物を早く乾かすには、気温・湿度・風がちょうど良い事が一番ですが、これはコントロールできませんよね。

干す側が出来る洗濯物を干すときに気を付けるポイントもご紹介します。

一度にたくさん干さない

基本的な事ですが、洗濯物を一度にたくさん干さない事は大切です。
特に、部屋の中で干す場合は肝心な事ですよ。

大量の洗濯物はかなりの水分を放出します。
その為、空気中の湿度も高くなってなかなか乾いてくれなくなります。

部屋干しする時には分けて干すと、乾きも早くなり干し場の回転も早くります。

干すときには風が通る道を考える

次に工夫するのは、干し方です。

洗濯物が早く乾く為には、「風」の力が大事です。
その、風をうまく利用するには、風通しを良くして洗濯物に風が良く当たる様に干します。

厚手のタオルと薄手のタオルを交互にしたり、大きさの異なる洗濯物を互い違いに干せば、風の通り道ができます。

そして、洗濯物が早く乾きやすい場所を見つけて干すのも大事です。

冬場の外干しは晴れていても、完全に乾かすのは難しいです。
なので、早めに諦めて室内干しに切り替えるなどすると早く乾きます。

その際には、エアコンの近くや除湿機などの近くに干した方が良いですね。

まとめ

天気の良い日に洗濯物を取り込んだ時の、お日様の匂いってたまらないですよね。

夏の太陽の下で乾かした洗濯物なんて触ると暑いくらいですよね。
乾燥機が発達してきた今でも、外に出して乾かしたいですよね。

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