飛行機で移動する際にパソコンって使えるのかって気になりますよね。
長時間のフライトとなると、仕事をしたり、息抜きにPCを使いたいと思いますもんね。
飛行機でパソコンを使う事ができるのか、持込み台数に制限があるのかや、パソコンを飛行機に持ち込む際の注意点などをお伝えしていきます。
Contents
飛行機でパソコンって使えるの?気を付けることは?
「そもそも、飛行機内でパソコンって使っていいの?」
車や電車よりも、何かと制限の多い飛行機。フライト中にパソコンを使えるのかどうかが、そもそもの問題点になりますよね。
パソコンが使えないと仕事が何もできない方もいらっしゃるかと思います。
でも、大丈夫です。
機内でパソコンは、使えます!
離着陸時に電波を発していない状態であれば、座席に座ったまま作業することが可能です。
また、離着陸時以外の時間でも、電波を必要としない作業ならば進めることができます。
「インターネットに接続しないと仕事できないんだけど…」
とはいえ、ネット環境が無いのは不便に感じてしまいますよね。
機内でネットにつなぎたい時は?!
そんな時には、Wi-Fiを提供している航空会社を選んでおきましょう。
機内Wi-Fiを提供している航空会社は以下の通りです。
- ANA
- JAL
ANAは有料、JALは無料のようです。
機内でポケットWi-Fiは使用できませんので注意しておきましょう。
機内にコンセントやUSB電源を設置しているのは?!
また、コンセントやUSB電源の設置をしている航空会社もあります。
- ANA(プレミアムクラス)
- スターフライヤー
- スカイマーク
充電を気にせずに作業が出来るのは嬉しいですね!
ちなみに、パソコンのバッテリーやモバイルバッテリーの種類によっても持ち込めない場合があります。
- 国内線では160Wh以下
- 国際線では100Wh以下
が、主に持ち込むことができないバッテリーの種類です。
「持ち込めないなら、預け荷物に入れよう!」
そう思いますよね。
ですが、残念なことに、電子機器に内蔵されている物以外のリチウムイオンバッテリーは、預け荷物に入れることが禁止されています。
近年、リチウムイオンバッテリーが原因で、機内の出火事故が相次いだためです。
各航空会社によって規定などが様々なので、自分が利用する航空会社の規約をしっかりと確認しておきましょう。
飛行機にパソコンを持込みできる台数に決まりはある?
「仕事用PCと、私用PCをどっちも持ち込みたい!」
長時間のフライトだったら、ずっと仕事も疲れてしまいますよね。
やることも無くなってしまうので、私用PCを使いたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「パソコンを1台ならまだ分かるけど、2台はどうなんだろう…」
そんな疑問はここで解決しちゃいましょう!
結論から言うと、パソコンは何台でも持ち込めます。
ですが、注意するべきなのは、持ち込み荷物は、「重さ・大きさ」で決まりがあるということです。
代表としてJALの規定を挙げると、
- お手回り品と合計で重さ10kg以内
- キャリーケースやバッグなどの縦、横、奥行の合計が115cm以内
となっています。
持ち込み荷物としては、「ハンドバッグなどのお手回り品」と「上記をクリアしている荷物」の2点が持ち込み可能です。
つまり、持ち込み手荷物の合計が10kg以内でサイズがクリアしているのであれば、パソコンを何台でも持ち込むことは可能ということです!
- 保安検査場を通る際にはパソコンの提示を求められることがあるので、パソコンをバッグなどから出しておきましょう。
- 大きめの荷物は頭上の収納スペースに入れておくことが求められます。そこからパソコンを取り出したりするのは、他の乗客の迷惑になるかもしれないので、パッキングする際に気をつけておきましょう。
飛行機でパソコンを預けるときの注意点は?
これまではパソコンを機内に持ち込む場合についてお話させていただきました。
ですが、ラップトップでも結構な重さになってしまいますよね。
パソコンは預け荷物にまとめて、機内には持ち込みたくない!という方は、持ち込む時よりも注意が必要となります。
なぜなら、預け荷物は「破損・盗難の可能性」があるからです。
日本国内ではあまり無い事例かもしれませんが、海外では頻繁に起こっている様子も…。
キャリーケースを漁られたり壊されたり、なんていうことがよく起こっているようです。
また、キャリーケースを乱雑に扱われるのは当たり前。なんてことも…。
考えられませんよね!
各航空会社でも、預ける荷物によって破損や紛失した際の責任は負いかねると明記してあります。壊れても失くしても、文句は言えないということですね…。
高価な物や本当に大切な物は出来る限り機内に持ち込んでおいた方が安全です。
リチウム電池内蔵の危機は要注意!
また、先述した通り、リチウム電池が内蔵されている機器は注意が必要です。
主に、以下のように指示されています。
- 本体の電源をオフにすること
- 本体を衣類やタオル等で保護し、頑丈なスーツケースなどで梱包
リチウム電池は危険物とされているので、こういった細かい注意が必要とされるようです。
「仕事の為に向かった先で、パソコンが使えない!」
「飛行機に預けてもらえなかった…」
なんてことにならないよう、万が一を頭に入れて準備をしておきましょう。
まとめ
今回は、飛行機内にパソコンを持ち込む時・預ける時についてお伝えしました。
持ち込む時は、
- 電波を発さない状態にしておく(電波を使いたいなら機内Wi-Fiを使う)
- リチウム電池を内蔵する機器、バッテリーについては各航空会社の規約を確認しておく
預ける時は
- 破損しても紛失しても文句は言えないという覚悟
- リチウム電池が内蔵されている機器は確実に梱包しておく
ということが大切なようです。
フライト時間も有効に使って、スマートなビジネスパーソンになりましょう!